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土地家屋調査士試験(④択一式学習方法)

<択一試験内容>
5肢択一で20問。そのうち最初の3問が民法、最後の1問が土地家屋調査士法に関する問題。その間の16問が不動産登記法に関する問題です。
当然できるだけ高得点を目指す必要がありますが、合格最低ラインとして私が推奨するのは17問以上正解です。この点数は下記の内容で学習を進めていけば十分に可能です。

<択一試験対策>
できるだけ多くの過去問を入手し、何回転も解いていくことが重要です。この方法はどの資格試験でも通用する方法です。
解いていくうちに簡単に覚えれる箇所と長文だったりして意味がよくわからない箇所がでてきますが、あまり気にせず何回転もしていきましょう。理解できなかった箇所もそのうち突然わかるようになります。

<学習のポイント>
①過去20年分ぐらいを20回転ぐらい学習する。
②六法を使用して条文をチェックする。
 →条文チェックをしなくても合格する方もいるようですが、条文をチェックし、蛍光ペンで引いていく作業をすると理解が進み暗記が定着します。
③民法は深入りせず、過去問、答練レベルをしっかりやる
 →民法は改正があって、最新の問題は少ないです。マスターするのはかなり難しいので深入りせず3問中2問を正解する作戦でOKです。
④5肢すべてを解いていく。
 →5肢すべてを読まなくても正解がわかる場合がありますが、学習時にはすべての肢を検討し理解を深めることが大事です。
⑤直前期までは「解答時間」を気にせずに理解することが重要です。私は時間を計測しての学習は一度もしないで本番に突入しました。その時間があれば過去問をやる回数を増やした方がいいです。
⑥過去問と答練、予想問題はレベルが違うので、点数には一喜一憂しない。
⑦まとめノートを作成する必要はないが、代位原因(48条、52条)や保存期間は暗記する為にノートに記載しておく。

<本番対策>
本番では時間制限があるので、学習時と違った解き方をする必要があります。学習の進捗具合にもよりますが、仕上がってきたら本番を意識して時間を計りながら対策するのもいいです。
①正解の組み合わせなのか、不正解の組み合わせなのか?
急いで選択していくので、この勘違いが発生しやすいです。わかっているのに点数にならないので、これは絶対対策すべきです。
 私は問題文を読んで〇を探すのか、✖を探すのかがわかった時点で、問題文のところに大きく〇か✖を記載して勘違いをなくす対策をしていました。

②短い肢から読む
 時間との闘いなので、1番最初は短い文章の肢を検討して〇か✖かを確かめよう。

③絶対に自信のある肢(鉄板肢)を探す
 2問を探すことが多いので、鉄板肢がわかると解答の組み合わせから次に検討する肢がわかります。

④最後の2つで迷った場合は何度も検討しない。
 2回ぐらい読んでみてそれでも迷う場合にはそれ以上読んでも正答率はあがらないので、どちらかを選択し、次の問題に行くのが正解です。

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