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2021年不動産関わりまとめ ②土地家屋調査士編

1.土地家屋調査士へ依頼した仕事


 ①建物表題登記→→→共同住宅・木造アパート
 ②建物表題登記→→→園舎・教習所・S造3F
 ③附属建物表題登記→→→居宅・平屋
 ④建物表題登記→→→事務所・平屋
 ⑤建物表題登記→→→共同住宅・RC13F
 ⑥土地合筆登記数件→→→共同住宅の敷地
 ⑦土地分筆登記及び地目変更→→→農地から雑種地(市街化区域内でも農転に苦戦)
 ⑧境界確定測量→一部不調(90歳じいちゃんが道路課と奮闘)

 今年は建物の表題登記が多くありました。調査士報告方式(実際の業務)の場合、登記する建物の図面を作成するだけでなく、詳細に測量をする必要があります。確認申請図面などに記載されている数量はほとんどが壁芯の距離の為、実際は柱や外壁がある為、現地で測れる数量は壁の外側~壁の外側の距離。そこから、図面数量と一致しているか確認する作業を黙々と実施する必要があるのです。私は試験勉強の結果、知識だけはあるものの、土地家屋調査士事務所に所属しているわけではないので、この差をうめるべく依頼した業務については、基本的に同行し実際の業務を体験させてもらってます。
 

2.業界レジェンド土地家屋調査士(77歳)の教え


 私は5,6年前からレジェンドとお付き合いしているのですが、土地家屋調査士の業務について教わったことはほとんどありません。教わっているのは「経営者として」もしくは「土地について」だと私なりに解釈しています。今までたくさんのことを聞いてきたのですが、心に残っているのは次の2点です。
 ①大事なのは「土地勘と人間勘」である。
 ②土地はその場所での適した使い方がある。
例えば、なぜかこの辺りに来るとご飯が食べたくなる→「飲食店が最適用途」など。
 これは不動産鑑定の「最有効使用」と近しい感覚。最有効使用は経済的価値を合理的に考えているのに対してレジェンドは感覚でとらえている違いがあるのですが・・・

 土地家屋調査士の仕事は70歳、80歳でもできるところが長所でもありますね。業界で長くやっているほど知り合いも増える為、仕事がやりやすくなるところもあるようです。補助者をたくさんかかえていると辞められないという面もありますが。
 
 土地家屋調査士を目指して頑張っている皆さん、資格をとれば長く仕事ができますので、あきらめずに頑張りましょう。

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