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変化に強い多能工なプレーヤーになろう

前回、述べた暮らしのアートが生み出される「学びの場」では、変化に強い多能工なプレーヤーをたくさん輩出したいという狙いがあります。

私自身も変化に強い多能工なプレーヤーであり続けたいですし、そういう仲間を増やしていきたいんです。

①変化に強い=社会情勢や自然災害などの外部要因で起こる変化に柔軟。

②多能工=複数の工程ができる能力。

③プレーヤー=実践者であるということ。

まず、①はこれまでの環境による性格的な影響がかなり大きいですが、経験によって柔軟性は上がっていくんだと思います。実際、日々感じ取れないレベルで社会も自然も変化しているんですよね。

②の多能工の逆で、一つだけの工程だけするという単能工はかなりきつい。しかも仮にそれを極めたとしても、そのよりデキる人に代替されたら、またしんどいです。

多能工であるために、まず自分ひとりで全部やってみるということが大事だと思うんですね。子供のころって自分のやりたいことがあったら、全部自分でやりたがってませんでしたか?それが大人になるといきなり肩書きや身分が定まって、分業制になります。

例えば、私はオリーブオイルを輸入販売事業をほぼ全部を一人でやっています。業務のおおまか流れとしては、資金調達→オリーブオイルの生産者からの仕入れ→商品として生産(ボトリング、ラベル貼り)→出荷作業まで。

この要所で力を貸してくれるメンバーはいますが、事業責任は私が持ってやっていることです。目的の遂行のためには部分的に人の力に頼ることはいいのですが、責任を持たないとそういう発想も生まれません。


③は、実践してないとその人から習おうという気分になれないというのがあります。

よくテレビのコメンテーターさんとかに対して思ってしまうのですが、取り上げてる問題に対してこうしたらもっといいのにとか、これではうまくいかないみたいな評論じゃなくて、だったらやってみてから言ってよとか手伝ってよっていう話です。

実践し続けている人であれば、言語化が中々難しい問題にぶち当たった時の心情や嬉しいポイントが共感できて、とても楽しいです。

こんな仲間が増えていく環境づくりをしたら、個々の規模が小さいとしても、集まって一つのことをやる時の力は大きくなるはずだ!と思っています。

今日は以上です;)


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