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-社内選考が終わりました-【今は亡きあの人へ伝えたい言葉プロジェクト│活動報告】

皆さん、ごきげんよう(審査員の文学YouTuberベルさんにあやかって)。
今は亡きあの人へ伝えたい言葉実行委員会のシライです(※広報のシライと同一人物です)。

体温よりも空気が暑い日々が続いておりますが変わらずお過ごしでいらっしゃいますか?
水分をしっかりとって、体調崩さぬようご自愛ください😌

本日は、5月末日をもって応募が締め切られた「第9回今は亡きあの人へ伝えたい言葉コンテスト」の進捗状況についてご報告いたします。
ぜひご覧ください🙇

▼参考


1.応募総数は2000通超え?!募集期間のこと

今年の応募総数はなんと……2000通を超えました👏👏

郵送のお手紙もたくさんいただきました。

北海道の高校生から48通のお手紙をご応募いただきました。ありがとうございました。

毎日皆さまからの熱い想いが詰まった手紙が次々と届き、実行委員会一同とても嬉しく思っておりました。

この大きな反響の背景の1つには、今年の審査員としてフリーアナウンサーの堀井美香さんと文学YouTuberのベルさんにご参加いただいたことが大きく影響しています。8月に行われる最終審査会でお二人にお会いできることを、審査員一同、心より楽しみにしております!

▼参考プレスリリース


さらに、今年はX(旧Twitter)でキャンペーンを実施し、その影響もあって応募が大幅に増加しました。

お盆に実施したキャンペーンのバナー画像

キャンペーンでは「年末年始」、「卒業シーズン」、「母の日」などのイベントに合わせて、亡き人に向けた短いメッセージを投稿していただきました。この取り組みによって今亡きの活動を知ってもらい、多くの心温まるメッセージが集まる結果となりました。

卒業シーズン、恩師・先生などに宛てた手紙キャンペーン
お写真つきでご応募いただいた方も
2月22日に実施のペットに宛てたお手紙のキャンペーン

さみー様、なっちゅ888☆様、しろくま🐻🌸🧸様、ポスト画像のご提供ありがとうございます。

募集期間中、毎日届くお手紙を見つめながら、このコンテストが、多くの方々にとって大切な思い出を形にする機会となっていることを感じ、改めてその意義を実感しました。


2.なかなか(涙で)進まなかった1次審査

1次審査は、実行委員メンバー5人ですべての手紙を読み、2次審査に選出する約120通を選びます。

どのお手紙も皆さまの想いが伝わり、涙なくしては読むことができないお手紙ばかりでした。
メンバー一同、その想いに応えるべく、真剣に心を込めて審査を進めました。

以下は、実行委員のメンバーの声です。


今泉さん

今泉さん:
個人的な話で恐縮ですが、第9回の募集期間中、長きにわたりパーキンソン病を患った父の死、少し後に叔母とも急な別れがあり、今回は遺族の一人としてみなさまのお手紙と向き合う日々となりました。故人への様々な思いが溢れる時、みなさまのお手紙の中にある様々な言葉が向き合ってくださるようになっておりまして、今亡きの言葉の力を実感しているところでございます。
審査の際はお手紙の一通一通に感謝の念を抱きながら拝読させていただき、気が付くとほとんどの作品に金賞級の印をつけておりました。これでは審査が進まない!と再読を繰り返し、金賞級の中からさらに作品を絞り込み、ようやく確定とさせていただきました。


松原さん

松原さん:
担当分だった500通近い手紙を前にして正直言うと最初は不安な気持ちになりました。第8回の受賞作品100通をまとめた書籍を作った時も泣きながら作業していたので、目と体力が持つか……と心配でしたが、読み始めるとそんなことはすぐに忘れました。応募してくださったみなさんと今は亡きあの人との大切な思い出やまるで小説のようなエピソード、人には軽々しく言えない秘めた気持ちなど、本当にご遺族の数だけ死への向き合い方や悲しみの癒え方がありました。この宝物のようなお手紙を私が審査してもいいのだろうか?と迷うこともありましたが、自分が経験したことから共感できるお手紙やみなさんに読んでほしいと強く思ったものを選ばせていただきました。審査中は唐突に涙が溢れ出してしまうので、会社で読んでいる時はすぐにメンバーのところに行って話を聞いてもらえたのもよかったです。メンバーの選んだ手紙を読んでさらにまた泣き、語り合うそんな1次審査でした。


五島さん

五島さん:
手紙の審査に今回初めて携わりました。寄せられた500通の手紙には様々な想いがあり、感謝・後悔・悲痛な手紙と心が動かされ涙なしでは審査すらままならなかったです。選んだ手紙は、心が締め付けられるような手紙、故人への愛を感じる手紙などみんなに読んでもらいたい手紙を選びました。自分は昨年祖母を亡くして、もっと話ができたんじゃないか。一緒にお出かけしたらよかった。など私自身に後悔が残っています。もっとはやく『今は亡きあの人へ伝えたい言葉』に出会っていればよかった。これからの人生を歩む中で、大切な方とのお別れは必ずあります。それが、病気・事故・自殺と理由はわからないが、いざその時をむかえたときに後悔のないように人と関わりを持ちたいと感じました。
今回審査しましたが、気持ちとしてはすべての手紙に金賞を送りたい。


大切に一通一通読ませていただきました。

皆さんの想いが真摯に伝わってきたことが、私たちにとって何よりの励みとなり、1次審査を無事に終えることができました。この1次審査を通じて、多くの方々の大切な思い出や感謝の気持ちに触れることができ、メンバー一同、改めてこのコンテストの意義を深く感じることができました。


3.役員もほぼ全員参加!盛り上がった2次審査

そしていよいよ2次審査。1次審査で選ばれた120通超のお手紙から最終選考に進む20作品を選びます。
審査員は立候補式で募集し、なんと!33人の有志が手を挙げてくれました。
役員もほぼ全員が参加し、審査会は大いに盛り上がりました。

ここで有志の皆様の声を少し紹介します!

Aさん
「死別=永遠にお別れをすると思っていましたが、日々の生活で亡くなった人の気配を感じ、記憶の中で再会できる瞬間がきっと、生きている限りは続くんだなと感じました。
 あの時あの瞬間の伝えられなかった後悔は、大切な人が亡くなって初めて気づくものだけど、その経験があるからこそ、自分の生きる糧になったり、これから出会う人(パートナー、子ども、友人等)を大切にしたい気持ちを強めいくことをお手紙を読んで再確認することができました。
 お手紙に皆さん書かれていましたが、自分が亡くなった時に残された人に1つでもそんな気持ちを分け合えるよう、人生を過ごしていきたいと思います。」

審査コメントより

Tさん
「どのお手紙もご記入者様とお相手の方のストーリーが溢れていて心に染みました。大切な方への想い、自分に置き換えながら読ませて頂きました。ありがとうございました。」

審査コメントより

Sさん
「1番に選んだお手紙のばあばがパワフルで、素敵な方だったんだと感じました。
家族がこの人だったら、心配もあるけど楽しくあったのだと思えるそんなお手紙でした。」

審査コメントより

Sさん
「涙腺崩壊。家族を、友人を、周りのみんなを大切にと、改めて思う機会になりますね。」

審査コメントより

Uさん
「どれもいい作品ばかりでたくさん泣いてしまいました。お世話になっている人へ日頃から感謝の気持ちを伝えることの大切さを再確認しました。」

審査コメントより

Kさん
「涙もろいのもありますが、普通に泣いちゃいました...!実家に帰って両親と会話したくなりました。なんとなくですが、手書きの手紙ってすごいパワーを感じるなと。何か想いを伝えたいとき、手紙を書いて渡す良さもあるな〜と実感しました!審査の機会をいただきありがとうございました。」

審査コメントより

Aさん
「自分自身の体験を重ねながら、会議室で涙を堪えながら読み入ってしまいました。素敵な時間をありがとうございました。」

審査コメントより

審査員の皆さんの感動の声が示すように、選ばれたお手紙は、多くの皆さんの心を動かし、亡き人への想いが込められた手紙を読むことで新たな気づきや感動が生まれる場となりました。

そして、この2次審査を通して、最終審査に進んだ20作品が選ばれました。


最終選考の作品集

この20作品の中から、最終選考にて当社の清水会長、フリーアナウンサーの堀井美香さん、文学YouTuberのベルさんのお3方に審査いただいた受賞作品が決定いたします!

まとめ

今回、シライも審査に携わらせていただきましたが、全てのお手紙から感謝や愛、後悔や悲しみ、旧懐や尊敬といった様々な想いを受け取り「作者の皆さまが大切な方と過ごした宝物を大切にお預かりしている」と感じずにはいられない、そんな貴重な時間を過ごさせていただきました。

そして、かけがえのない家族や友人、仲間とこれからの時間を大切に過ごしたいとあらためて感じております。

ご応募いただいた全ての方に心から感謝を申し上げたいです。
この度は第9回のコンテストにご応募いただきありがとうございました!

最終結果はまた9月にお知らせ予定となります。皆様、ぜひお楽しみに!


実行委員会のメンバーたち


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