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【ミニグランプリ優勝!】K赤桃GS☆

どーも、こんにちは!
マンゾクテクニカルのカマクラルです。
 
 
本日、千葉県のカードショップにけ様にて開催されたゲートルーラーのミニグランプリで優勝してきました!
 
 
7名のシングル戦トーナメントでしたが、第一弾環境終盤のタイミングで優勝できてとても嬉しいです!
今期は公認大会、まいさんのリモート大会、ミニグランプリと3つの優勝を飾ることができました!
今回もガチのデッキ解説をしていきたいと思います!

 
▼目次
1.構築
2.赤桃を選択した理由
3.環境考察
4.カード採用理由
5.カード配分のバランスについて
6.採用を見送ったカード
7.最後に


1.構築

デッキ名:K赤桃GS(グッドスタッフ)
プレイヤー:カマクラル


2.赤桃を選択した理由

正直、あーちゃんさんが主催する#もぎせんの影響が大きいです!

ただ、あーちゃんさんとはTwitter上でほんの少しだけ絡んだことがある程度で、面識はほぼありません!笑

「#もぎせん」とTwitterやnoteで検索いただければ、参加者の方がどんな取り組みなのかということを説明してくださっているのでここでの説明は割愛しますが、大量の対戦結果に基づいた分析データから第一弾環境の理解を深めることができました。

本当は僕も#もぎせんに参加したかったのですが、仕事が繁忙期に入り、年明けからほとんどカードは触れていません(T ^ T)

しかし、とてもありがたいことに#もぎせんの結果は参加者の方が公開しており、不参加者も流れを追うことができます!

そのため、過去3回(執筆時点)にわたる膨大な対戦結果の中から、第一弾環境は"赤桃"が最も勝率が高いことが分かりました。

主観ではなく、データに基づく内容ですので信憑性は高いのですが、それでも自分で一通り試してから決めたい気持ちがありました。

「ZAPZAPZAP!」、「ブラスターキャノン」、「太陽系バックパッカー」、「エーテルフィールド」という強カードてんこ盛りの桃は必須で間違いないため、赤桃・青桃・黄桃を試すことにしました。

【K赤桃GS】


【K青桃GS】



【K黄桃GS】

・高火力
・低コスト高STKユニット
という基本コンセプトは統一しています。
 

実際の使用感は
【赤】
「鬼the島隊長」最強!
「方違え」は守りはもちろん、相手の火力カードへの防御にも使えて◎
0コスト2STKの「ゆきんこ牡丹」「迅雷」が偉すぎる!
 

【青】
「リバティー」最強!
アリスやベッキーによってセット割の効かない防御が可能。特に後攻1ターン目のアタックをアリスで守れるのは青だけ。
ただ、全体的にユニットがパワー不足。
「ウィン・ウィン」はナイト相手だと裏目になることも。
 

【黄】
「マグヴァリウス」が序盤に仕事しない。
ザハールの貫通は偉いがややパワー不足。
守り重視でジリ貧になりがち。
 
 
上記の使用感から、青桃と黄桃は赤桃の下位互換だと判断し、赤桃を握ることに決めました。
※ただし、青と黄に関しては時間があればもっと練れたかもしれません。
 
 
3.環境考察
 
ミニグランプリに参加するにあたり、特定のデッキをメタる構築ということはしませんでした。

というのも、始まったばかりのカードゲームであり、大会開催もほとんど行われていない状況の中では「環境」と呼べるほど下地ができていないと考えたからです。
 
それは緊急事態宣言前の公認大会に参加した時にも感じたことで、環境とか関係なく各自が好きなデッキを握ってくる印象でした。
 
そのため、"赤桃"が多いだろうからそれをメタった…と考えるよりは、単純なデッキパワーが高くて、どんなデッキとも戦えるようなデッキを選ぶべきだと思いました。

このデッキは高火力カードと低コスト高STKユニットで組んでおり、イベントカードはほとんど火力カードです。

攻める時は壁ユニットの除去
守る時は攻撃ユニットの除去
という風に攻守にわたって発動するタイミングが多く、使えない場面がほぼ無いです。

ただナイトである以上、相手の攻撃ユニットに火力カードを当てるだけのエナジーは確保しなければいけません。
そのため、1ターンにつき基本2エナジーで動けるような構築を意識しました。
攻守にわたって活躍する火力カードにコストを割き、低コストユニットでダメージをとりに行く戦法はこうして生まれました。
 
 
4.ナイト選択理由
  
僕が所属しているマンゾクテクニカルにおいて、満足さんがアプレンティス担当、カマクラルがナイト担当となっているため、ナイトしか使えないからです!笑

ただ、せっかくナイトを使うのであれば、アプレンティスとの違いを明確にして、その強みを生かさなければなりません。

ナイトの最大の特徴は、手札があること。
つまり、"カードの発動タイミングを自由に選べる点"です。

アプレンティスはカードのコストがかからない代わりに、毎ターン山札の上のカード2枚で戦わなくてはいけません。

加えて、デッキレベル上限が50のため、いくら強力だからと言って3コストのカードを大量投入してしまえば、0コストのカードの割合が増えてしまい、ムラのある構築になってしまいます。
これは「たたりじゃ〜!!」を搭載しても根本的な解決にはならず、運要素の強い構築であると言えます。

その点、ナイトは先攻時は手札3枚、後攻時は手札4枚を好きなタイミングでプレイできるため、アプレンティスに比べると取れる行動の選択肢が広いです。

もちろん、運要素もあるのですが、トップ勝負ではなくプレイングを絡めることができることは大きいです。
 

5.カード採用理由

総コスト50
●3コスト
鬼The島隊長 鬼ノ宮 鋼牙
好きなカウンターをデッキトップに用意できる最強のレジェンドカードです!
実質ダメージ2キャンセルとなるため、東妖軍を使うなら入れない理由が無いくらいの強カード。
素引きでもギリいけるため、採用しました。

ZAPZAPZAP!
第一弾環境で最強のカウンターイベントです。
デッキトップで捲れてくれればノーコストで使えることも強く、大型から複数の小型まで処理することが出来ます。
ゲートルーラーにて、1:複数交換できるカードはかなり希少です。
どのタイミングで引いても捲れても強いため、4枚フル投入!

●2コスト
ダブルエックスカリバー!
2コスト帯での最高火力カード。
1コストで3ダメージのマジック・ブラスターと悩みましたが、1ダメージ差で倒せるかどうか分かれるのであれば、少しでも倒せる範囲が広い方がいいと考えてこちらを優先。
太陽系バックパッカーの突破にも重宝したため、この判断は正しかったと思います。

●1コスト
100軾戦車
4/4/2の高スタッツバニラユニット。
攻めの起点として4枚フル投入!

太陽系バックパッカー
即時イベントカードをコストにすることで、実質タダで出せる高スタッツユニット!
カウンターを掘り進める役割も強く、4枚必須!

ホラー軍団 サメリアン
対アプレンティスに対して最強の1レベルユニット!
対ナイトでもビート系は手札所持の平均枚数が少ないため、活躍する機会が多くフル投入!

万能ロボ ポジム
ルーラーのアプレンティスや太陽系バックパッカー単体では突破されないHP5は優秀です。
その分ATKは2と低いですが、火力カードと合わせて壁を突破したり、そもそも火力カードによって相手の守備が居なかったりするのであまり気になりませんでした。

方違え
第一弾最強の盾カード。
ナイトでは発動時の1コストがネックとなるケースがあるのですが、この構築ではユニットが基本1か0にしているため、エナジーを使い切ってしまい打てないタイミングを減らしています。
自分にターンが回れば、だいたい7STK見込めるため、決着までの時間を引き伸ばしてくれるこのカードは優秀です。
また、相手が ZAPでこちらの攻撃ユニットを一掃しようとしてきた時に当てればダメージを全て無効化できるため、攻めの場面でも使えるところが良いです!

ブラスターキャノン
焼いて良し、相手に直接1ダメージを与えて良しの超万能なカウンターカード!
コスパが良過ぎるため4枚必須!

マジック・ブラスター
鬼The島隊長を採用する兼ね合いから、カウンター枠の都合で3枚採用。
ゆきんこ牡丹や雪女はもちろん、バスターコングも倒せるのは強力!
単体でのダメージは少なめでも、複数枚合わせれば大抵の壁は突破できることも大きいです。
 

●0コスト
ゆきんこ牡丹
0コストの2STKバニラユニット。
HP3はブラスターキャノンで死なないため優秀です。
高火力カードと相性がいいため4枚フル投入!

東妖軍機甲部隊"迅雷"
ゆきんこ牡丹に次ぐ0コストの2STKユニット。
ブラスターキャノンで倒されるHP2のラインが少し心許ないため2枚の採用。

海王星雪女
HP2の鎌鼬のジョーではなく、HP3あるこちらを優先。
HP5以上のユニット採用率はそこまで多くなく、バックパッカーを突破できる4ATKあれば大抵の場合は事足りるだろうという判断です。
高火力カードのエナジー消費と喧嘩しない0コストかつ4/3/1の高スタッツユニットなので4枚の採用。

エーテルフィールド
エナジーもカウンター枠も取らない使い勝手の良い盾カードです。
1ターン生き延びる毎に相手に7STKを叩き込めるため、このカードで寿命を伸ばせることには大きな意味があります。
いつでも打てるカードではありますが、発動タイミングは重要です。
相手の場にユニットがいる場合は打たずに、ダメージチェックのカウンターで火力カードが捲れることを祈ります。
基本はルーラーの攻撃に当てるカードですね。
 

6.カード配分のバランスについて

常に攻撃ゾーンに2STKのユニット2体を並べ、壁を火力で焼いて攻撃を通すのが理想の動きです。
そのため、デッキの約半分を2STKのユニットにしました。
これで毎ターン、高い確率でルーラーとSTK2ユニット2体の場を作れます。

1ターンにつきルーラー3、ユニット2、ユニット2の合計7STKで攻めれば、カウンター発動率は約1/3ですので、だいたい4〜5点ダメージ。
運が良ければ2ターン、よほど運が悪くなければ3ターンで相手のライフを削り切ることができます。

また、毎ターン極力エナジーと引いたカードを使い切るプレイングを実現するため、デッキの8割を1コスト以下で組みました。
 
3コストと2コストの火力カードは手札に温存しておき、エナジーの確保ができたら使ってもいいですし、エナジーが無いなら太陽系バックパッカーのコストに使うのもいいと思います。
 
これにより、手札で高コストカードがダブつく事故も軽減。

プレイングの再現性というのはやはり重要で、どこを引いても焼いて殴るというシンプルかつ強力な動きを取れることは大きな強みで安定感につながります。
 

7.採用を見送ったカード

●3コスト
侵略大帝
相手のユニットを一方的に奪える効果は超強力ですが、素引きしてしまうとセルフハンデスと同様なため採用を見送りました。
 

●2コスト
牛鬼 羅喉
2コスト帯のSTK3ユニットは超強力ですが、ユニットにエナジーを使うと火力カードとの併用が困難となるため不採用にしました。

特殊国民法(妖怪法)
回復ギミックは延命となり、カウンター発動率を高めてくれるので強力ですが、こちらも素引きした時に弱いと感じたため、回復よりも火力カードを優先しました。
 

●0コスト
鎌鼬のジョー
0コストATK5はかなり魅力的ではありますが、採用率の高いブラスターキャノンでやられてしまうHP2に脆さを感じました。
また、HP5以上のユニットは入っていても数枚だろうと判断し、不採用としました。


8.最後に

いかがでしたでしょうか?
K赤桃GSについて一部主観を交えながら説明させていただきました。
 
第一弾環境においては赤桃を選択することが一つの答えだったと思います。

第二弾では新規ルーラーの登場やアリス、ビーストといった各テーマの強化カードも登場するため、より複雑な環境になることが予想されます。

今までの戦略では通用しないでしょう。

緊急事態宣言も一旦は落ち着き、ミニグランプリをはじめ大会開催の頻度も増えると思いますので、これからも競技的にゲートルーラーに取り組んでいきたいと思います。

それでは、またお会いしましょう!
カマクラルでした。

 
 
カマクラルはTwitter及びYouTubeでゲートルーラーに関する情報を発信しております。
また、参加者170名を超える国内最大級のゲートルーラー非公式Discordサーバーの副管理人も務めております。
今回の記事を読んで興味を持たれた方や対戦相手をお探しの方は是非とも遊びに来てください!
 
 
・Twitter @yugiohbar
・youtube マンゾクテクニカルチャンネル(https://m.youtube.com/watch?v=0SrhO3yPOJA&t=12s)
・ゲートルーラー非公式Discordサーバー(https://discord.gg/TNmVa2Ta)
・個人note ゲラノート
(https://note.com/kamakural/n/nd76aca9181eb)

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