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知ると解る

知っている事と解かっていること。

知っているという表現と、解かっている表現の違いを、明確にいている方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。

端的に言うと、知るという事は知識を得るということです。

解るというのは理解はするということです。

私は常々知っている事と解っていることは違うなぁと思っています。

これは私自身に思っていることなのですが、
私自身は雑学が豊富で色々なことを知っていると思っています。

その雑学の知識を経験しているのかというと正直そうではありません。

色々な法則を外から見ては知っているけれども、体験 経験していないことが 多く法則として知っているだけなのです。

ここ数年は ただ知識を集めるのではなく、体験し経験値として積み重ねていくことを意識してはいるのですが、いかんせん知識を集める方が楽しいと思ってしまう 悪い癖がいつも出てしまいます。

前回 人は歴史に学ばないのか?
という記事を書きましたが、私は歴史からも学べていないし 経験からも学べていないという 何とも愚かな話です。

ただ 賢者が歴史の学び 愚者は経験に学ぶという言葉は、どちらからも学ぶべきだという風に 私は捉えています。

歴史を紐解き 自分の体験 経験と重ね合わせて意味を深めていくことが大切なのかなと思っています。

知っていることによって経験が深まるというのは当然のことで、
知らなければ体験することができないからです。

自分の中にあるものしか見ることができず 体験することができないのが人間です。

何かの熟練者の話を聞いて、見ている世界が違うというのはそういうことです。

人生 長老が短かろうが様々なことを学んできていらっしゃると思うので、それも知識として取るのではなく、智慧として自分の中に積み上げていきたいなと私は思いました。

今日もお付き合いいただきありがとうございました。

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