スマホと脳
スマホのような脳
昨日、私は「スマホ脳」についての感想を記事に書きましたが、この書籍を読む前から考えていたことがあります。それは、人間の脳はスマホに似ているということです。
診断された安心感
多くの人が経験しているかもしれませんが、体調が悪く病院に行ったところ、ある病名を診断された後、頭がすっきりする感覚があります。
診断されただけで病気が治ったわけでも、症状が改善したわけでもありません。
一般的には安心したからだと言われますが、私はこの状態はスマホのアプリケーションを閉じた状態に似ていると考えています。
何か悩みがある時、その悩みのアプリケーションがバックグラウンドで常に動いているようなものです。
これは悩みだけでなく、さまざまなタスクにも言えることです。
やるべきことを放置すると、それがバックグラウンドでスリープモードで起動し続けます。
やるべきことが増えるほど、スリープモードで起動しているアプリケーションも増えます。
スマホのパフォーマンス低下
スマホで言うと、CPUが圧迫され、処理速度が落ちたり、バッテリーの消費が早くなったりします。
場合によっては、使用中のアプリケーションがフリーズすることもあります。
これらを考えると、やるべきことはなるべく早めに済ませるべきだということがわかります。
ジャッキー・チェンは「今日できることを明日に残すな」と言いました。
脳のリソースの限界
私たちの考える能力には限りがあります。必要のないことに脳のリソースを割くことは、自分の能力に制限をかけることになります。
やるべきことを放置すると、脳のリソースの一部をそれに割き続けることになります。
これは仕事の質に影響を及ぼすだけでなく、楽しいことをする際の感情にも制限をかける可能性があります。
まとめ
意識を切り替えることができる人には、今日の話はあまり関係ありませんが、私のようにメリハリが苦手な人は、意識的に早めに物事を終わらせることが重要だと改めて思いました。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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