自我
雑文。
■分離脳で浮かぶ自我の所在に関する疑問
分離脳という状態がある。 簡単に言えば、右脳と左脳の繋がりを切ってしまうことだ。 右脳と左脳の繋がりを切ると、独立した二つの脳が生まれるということになるようだ。
https://www.youtube.com/watch?v=VqNkoiScY2E
当然疑問が生まれる。最たるものは「私」は果たしてどっちの脳にあるんだろうということだ。
■細胞の新陳代謝における自我の所存に関する疑問
私たちの細胞は全て細胞でできている。そしてその細胞は生まれ変わりを繰り返す。だとすれば私の自我は、細胞がどこまで死に、そして生まれ変わるまで、同一なのだろうか。 しかしどうやら私はどれだけ細胞が生まれ変わっても私であるように思う。
■国で考えてみる
日本という国は、日本としての自我を持つ。
日本を形成する国民は、毎日生まれ変わるが、全体の日本としての自我は保有するままである。
ドイツという国は、ドイツとしての自我を持つ。
ドイツは、東ドイツと、西ドイツに分断された際、繋がりが切られ二つの自我を持つことになった。
■微妙なまとめ
このような考え方をしていくと、以下のようにまとまるのかな。
①自我というのは、個別に存在する。
②個別の自我が複数つながった時点で、大きな新しい自我が生まれる
③大きな自我は、分割されれば当然、二つの中規模な自我となる
■結局
「私の自我」とは、私を形成する最小単位の自我が、全て結合された状態のことを言う。「私の自我」は、最小単位の自我が生まれ変わりを繰り返すことで、少しづつ変化している。
いやー微妙だ。駄文失礼。
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