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気にするなというのも難しいだろうが

きっとぐちゃぐちゃなnoteでしょう。
わたしはファンでいることを諦めないという話。

#今日のむに描いた

2/22に投稿されたこの漫画を読んでは泣いている。何度も読んで、何度も泣いている。
とにかく、読んでほしい。

わたしが「絵を描く」オタクだから余計にぶっ刺さっているとは思うが、オチだって綺麗な話ではないが、愛だなぁと思った。

「こい君(主人公)から見た私ってこんな風なんだ…って」
「すごく綺麗に見えてるんだって思えて嬉しかった」

あぁ、そうなんだよ。
FAも写真も、目にこびりついて離れないわたしの記憶で。
わたしにとってはその画が全てで。
歌声、表情、踊り、汗、熱気、熱狂、そういうものが全て詰まってて。
もっともっとかわいいしかっこいいし美しくてぐしゃぐしゃで大切なんだよ!!!!と思いながら描くこと・撮ることをやめられない。

ありがたいことにわたしが好きな人たちは「イラストも写真も嬉しい」というスタンスでいてくれて、実際に喜んでくれているのが話していて伝わるのであまり思い悩んだことはないです。
そしてそれを知っているので、名前を明記して投稿などをしています。

ただやっぱり「カメコかぁ」とか、絵も「美化しすぎ」とか「目立ちたいだけ」とかまぁあるのよ。ちょっと辛くなることもたくさんあって。そんなときは

「あなたが思ってる500倍、嬉しいんだよ」

そう、とあるトークライブの後の特典会で言われたあの言葉をずっと大事にお守りにして投稿をしています。
(実はそのトークライブに『今日のむに描いた』の作者さんの推しさんも出ていて、「ファンアートってすっごく嬉しいよね」というお話しを演者さんたちがしていたんだよな。)

あと最近はフラスタの絵を描かせていただく機会があって、そのときに描いた絵を簡単に動かしてみたら「このキャラデザでアニメ化してくれ」って他のオタクからコメントついたのずっと嬉しい。


やなやつ

以下、ちゃんと読んでもらわないと、あるいは読み手がわたしのことをある程度知っていないと、本意ではない伝わり方になってしまいそうな内容です。こんなとこまで読んでくれるあなたの優しさに甘えてごめんなさい。でももうこの日からずっと心がぐちゃぐちゃでめちゃくちゃです。出さないようにしようって思ったら余計にダメになっちゃったので、ごめんね、これ書いたら前を向くから。

念を押しておきます。そうしないと挫けてしまうかもしれない。

わたしは女の子のアイドルであろうが男性の芸人であろうが、好きな人のファンであることを諦めるつもりはありません。

それと同時に、特に地下アイドルのライブに女の子のお客さんが増えて欲しい、もっと見に来てほしいと切に願っています。



ある程度女性客の集客が見込める場合やギュウギュウに詰め込むような場合など、女性限定エリアを設けているグループやライブがある。
わたしが普段行くようなライブは全体で5人も女性がいれば多い方、みたいな状態なのもあって実はまだ入ったことがない。

なんで急にこんなことを言い出したのかというと、ライブ中のフロアで嫌な思いをしたからです。

京都であったフェス 1日目の主催アイドルグループのバンドセットステージ。その日のトリでした。
1つ前のグループが終わって、90°横にある最後のステージに移動した。
すでに整列していた人もいたのでそれほど前ではなかったけど、真ん中くらいに場所を取れた。右隣は女性で、視界に映る範囲には顔を知っている(話したことはない)オタクがいて、まぁここらへんかね~と思った。

ライブが始まるまでインターバルが10分近くあって、水分補給をしつつ、暑かったのでカーディガンを脱いだ。
撮影不可なのでカメラをリュックにしまいたいな、でもカーディガン入れたらもうスペースないな、とか考えてたら。

斜め前の人って立ち位置こんなに後ろだったっけ?

左斜め前の人が、もうもはや「ただの左隣の人」になりつつあることに気づいた。そういえば左隣はもともとちょっと空間があいていた気がする。上手側にいたから本来は左に詰めるんだけど、斜め前の人が大きい人だったから。
まぁ別にそれだけなら移動したんだなってだけなんだけど。

近づいてきている。

足を組み替えている風を装って、着実にこちらへ寄って来ている。

ゾッと鳥肌を立てながらも「バスケだったらトラベリング取られるぞ…」とか訳のわからんことを思っている間にどんどん近づいてくる。
え?って顔して少し逆に逃げてもお構いなしに。
あっという間に体の側面がくっつくくらい、ほぼ気を付けの姿勢で立っているわたしの足が踏まれそうなくらいの距離まで詰められていた。

こわいな。いやだな。
立ち位置変えるか?でも今からじゃあもっと後ろになっちゃう。もうこれ以上右にも寄れない。どうしたらいい?この人の分あいた左斜め前に入れてもらう?それこそ怖いし、まず言葉を交わしたくないな。
それに周りに助けを求めるにも、何かをされたわけじゃない。これだけ前にいれば人と体がぶつかるのは当たり前だし覚悟のうえだろ。でも、この人ステージから離れてく動きだよな?「なんとなく嫌な感じがする」って、それはアリなのかな?厄介な女オタさんって思われない?

そんなことをぐるぐると、でも一瞬のうちに考えた。
結果としてはわたしは立ち位置を変えず、その人にどこかを触られるとかもなく、途中で演者がフロアに降りてきた混乱に乗じてしれっと逃げることに成功しました。
(ほんとにお前はステージ上のアイドルを見てんのか?ってくらい横揺れしてきたけど。)

でも、何事もなく済んだけど、いやだった。
嫌だったし、なによりもショックだった。
こんなにも一日が最高だったのにこんな思いをしないといけないのか。
それはわたしが女だからか。
このフェスを主催しているグループは、これから大きくなっていくぞ!という熱量がこんなにもあるのに?そんな現場でもこんなことがあるのか?
すでに比較的女性のファンが多いし、規模が大きくなるには女性客も増やす必要があるはずなのに?
それともジャンル問わないフェスだからそもそもこの人はドルオタではないのかもしれないな?だったらもうどんだけ良いステージでも近くにいる女の子ってだけで価値が上がっちゃうかもしれないじゃん。どうしろってんだよ。

そりゃあ油断はあったと思う。
・いつもより女性客の総数が多い(隣も女性だし)
・何回か見ているグループでモッシュやダイブの心配はなかった
・一日中のフェスだったので連れとずっと一緒にいるというのも非現実的
・すでにほとんどの時間を一人で見ていた
・アイドル現場も1年くらい通って慣れがあった
などなどの理由で、数人の知り合いや連れと別行動をしなければきっと自衛はできた。

確かに思い返してみれば積極的に前に行くようなグループのときって、周りに絶対知り合いがいたんだ。
そしてその人たちはとびきり優しくて、前を譲ってくれたり、体が当たらないように配慮したり、さりげなく気を使ってくれていたし、何より推しに全力で向かっていたから多少ぶつかったってわたしも嫌なんかじゃなかったの。最前真ん中を譲って頂くことが多いので「皆さん推しのときはわたしを押しのけてください!」って先に伝えてるくらいで。

そういえば少し前にあるバンドのライブで痴漢があったって話を見たな。
「ライブを止めていいから助けを求めてくれ!」って言ってたっけ。
とはいえあれは痴漢まではいかないだろうし。
でも、痴漢まではいかないがライブのフロアだという状況を抜きにしたら明らかにおかしい距離まで女の子に近づけるんだって思うような人を野放しにもできてしまうわけで。
わかんない。どうしたらいいのか。
普段行くようなライブで女性限定エリアとか言われたらもはや隔離でしかないし、今回のフェスもステージが複数あってエリア分けとか無理だっただろう。

もうチケット取ってるし見たいライブがすでにライブハウス内ギチギチになることが確定していて、本当に行っていいのかなって思っちゃったり。
これ以上気を使わせたくないよって思ったり。

うまくまとまらなかった。いつも通りか。
胸を張ってライブに行きたいし、友達を連れていきたいよ。