見出し画像

#自己紹介をゲームで語る:ブラウン管テレビが健在する理由

ゲーム経歴:学生時代

ゲーム大好き人間ですが、子供の頃から慣れ親しんできたわけではありません。一番最初の記憶はゲーム&ウォッチのドンキーコング、そしてアラレちゃんですが、勉強に影響を及ぼすと親に没収されたことは覚えています。そんな家庭環境なのであの1983年ファミコンブームには全く乗れずその後しばらくゲームとは無縁状態でした。

渡豪後にPCが普及し始め我が家にも物凄い重たいIBMが来たときポンとかマインスイーパーがインストールされていて楽しみでしたが、PCをいじっていた兄が「ゲームを隠す」という意地悪をし(多分ショートカットを消していた?)十分に遊べなかった思い出があります。又、通っていた高校のPCに「カルメン サンディエゴ」があり、勉強のためにゲームを遊ぶというのが
斬新でした。

(こちらは日本捜査版)

大学は5年間親元を離れ大学寮生活でしたが奨学金を頂いた時にマイPC購入を決意。れっきとした店ではなく新聞広告で見た個人業者で「ゲームパックインストールしとくよ」とゲームが沢山付いてきて、寮に住んでいた人たちとの交流に役立ちました。そんなゲームの一つがWindowsではお馴染みの「エイジオブエンパイア」。未だに遊びたい衝動にかられ後々Steamを始めるきっかけになりました。

お久しぶり、日本ゲーム機

PCゲームに触れてきた学生時代も終わり就職、そして自分でお金を稼ぎ好きなものが買える!と遅咲き反抗期というか自由への進撃というか。時すでに2001年、親から禁止されていた日本のゲーム機に久しぶりに目を向けPlaystationの最終型番 PS Oneを手に入れました。

ゲーム機は買えどソフトは?PCゲームでは攻略系というか考えながら時間をかけて進んでいく事に慣れていたので、画面の状況に合わせて素早くコントローラーを操作する「リアクション系(?)」には当初戸惑いばかりでした。又コントローラー自身もどのボタン押すんだ?と四苦八苦。正直「好き!」と言えるゲームは最初は見つかりませんでした。

高額なゲームを購入しても好きになれないのはなあ、とあまりゲームは買い揃えませんでしたが幸い近所のレンタルビデオ屋はゲームもレンタルしていてお試し可能でした。(注 日本は著作権法でレンタル禁止ですが海外では実施されてました)。そして劇的な出会いがあったのです。

「ガンバレット」。英語版はPoint Blankです。

一番の魅力は「ガンコン」、拳銃型コントローラで遊ぶこと。射撃ミニゲームをバンバンとトリガー引いて遊んでいくのが斬新でした。お試しして気に入り、続編の「ガンバァール」「ガンバリィーナ」、ガンコン2丁を購入、そしてテレビもフラット画面のブラウン管テレビに新調。

ガンバレットシリーズはいわゆる対人戦闘射撃ゲームではなく祭りの屋台射撃ゲームのように楽しく遊べます。連撃、一発仕留め、頭脳ゲームなど目標も様々。

一発仕留め系はやや苦手。
好きなのは頭脳ゲームで長年ゲーマーの友人に唯一圧勝できたのが「デジタル時計と同じ時間を示すアナログ時計を撃て」ゲーム。正直生徒にもプレイしてもらいたいくらいです。

その後のPS2でもガンコン2を購入して遊びました。思えばPS2では「太鼓の達人」にもハマり、いわゆる普通のコントローラは全然使いませんでした。

再起動

当時は好きなゲームが出来たら満足でしたがPS3 (2007年発売)を2012年にやっと購入したらブラウン管テレビの映りが悪い事極まりなくテレビも新調。祖国を思い(?)ソニーのブラビアを我が家にお迎え…

そこで気付くのでした。「あれ、ガンコン使えない…」

詳しい説明はWikipediaを引用:「ガンコンおよびガンコン2は走査線タイミング方式を用いていたため、ハイビジョンテレビ、プラズマディスプレイ、液晶ディスプレイ、プロジェクタでは使用できない」だそうです。しかもブラウン管テレビはブラビアに新調した際引き取ってもらい、もう手元にない状態… PS3にも一応ガンコン3はありましたが, あまり好きになれなかったタイムクライシス用にのみ発売、後はPlaystation Moveへとシフトチェンジしているようでした。

ここでガンバレットの様な射撃ゲームと永遠におさらばなのか。足掻いた私はライバルの任天堂に目を向けてみました。

う〜ん、違う。違うんだよ…

こうなればブラウン管テレビをもう一度買い直す!そして設置もガンバレット仕様に!今更売ってないかなと新聞広告に目を走らせやっと納得できるテレビを購入し直したあと、次はこの岩の様に重いテレビを目の高さで保つには?出来れば移動もさせたいなあと膨らむ構想に父が応えてくれました。さすが元エンジニア、古いダイニングテーブルを再利用してマイ射撃場が誕生しました。

あと、PS Oneも壊れたのでセコハンで前代のSCPH-9002を15ドル(現在で1240円程度)で購入、現在に至ります。久しぶりに腕試しで激ムズモードの時計チャレンジもクリア。ガンコン構えるポーズも醍醐味です。

ソシャゲやゲームアプリがどんどん開発され、新世代スマホが毎年のように登場し買い換えられるこのご時世。そんな中、古くても大好きなゲームは壊れてしまったり買い替えできない不安を持ちつつ何としてでも続けてプレイしていきたいです。

…願わくは、PS5用にガンコン開発おねがいしたいです。


#自己紹介をゲームで語る

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?