キャンプ場でテント泊=住宅地で建売を買うようなもの
どうもこんにちはハンモック屋の店主でございます。
今日も
企画です。
まず、前提として建売住宅も、キャンプ場もどちらもメリットがあり一概に否定しませんし、する気も有りません。
森を切り開いて開拓したキャンプ場オーナーの努力と忍耐力は尊敬に値します。
あくまで個人の「趣向」と一部の理解のある人にとってはそのように感じるな。
と自己弁護しておきます。
さて、やっと本題ですが
キャンプ場=住宅地
ですが言わずもがな、なんとなく言いたいことは伝わっている気がしますが、わかりやすく共通点を上げると
・家の中の話し声が聞こえる距離に家(テント)がある
・住む(設置)場所が固定
・蛇口をひねると水が出る、コンセントが有る、トイレが有る
・子供が怪我しない「安全な空間(公園)」がある
といったところでしょうか。
繰り返しになりますが上はインフラを整備している方の不断の努力でもたらされたものです。住む場所が固定なのは排水まで計算して快適に地面を整備しているからですし、洗い場、トイレも設置するには水道管引かねばなりませんし、遊び場のメンテナンスも定期的に行わないと安全は保たれません。そして話し声の件ですが9割の人間は周りに人がいないと静寂の中の自然の音に耐えきれず満足に寝ることも出来ないと思いますので騒音に感じるかもしれませんが知らずしらずのうちに「安心感」を得ています。
ですがー
私はこれを「はいそうですか」とはうけとりません。
基本的に上に上げたようなものはあくまで「レジャー」要素であり
本来ならば「無い」ほうがより
キャンプの本質、語源に近づいていると思われます。
さらに抜粋すると
キャンプは特に自然の中で活動するからこそ大きな効能がもたらされると考えられている。人為的、作為的な空間であり、一種の保護装置と化してしまった都市から離れた大自然の中での生活は、都市での日常行動を打ち破る創造的行動が要求され、また自然と接する内に、その美しさや厳しさを知ることも出来る[1]。またキャンプの一連の活動の中で登山、釣り、水泳などの活動をする内に、身体を鍛えることも出来る[1]。
ここから大事な部分だけさらに抽出
人為的、作為的な空間であり、一種の保護装置と化してしまった都市から離れた大自然の中での生活は、都市での日常行動を打ち破る創造的行動が要求され、また自然と接する内に、その美しさや厳しさを知ることも出来る[1]。
ということから
キャンプは
「無」
であればあるほど本質に近づくのです。
ですので上記の「安心感」をつるしで提供してくれるキャンプ場は実はキャンプの本質から遠ざかった存在なのです。
でも
「本当のキャンプなんかしたらサバイバル知識のある特別な人しかできないじゃないか!」
はい、たしかにそのとおりだと思います。
しかし、繰り返しになりますが私がおもうにキャンプの本質は
日常行動を打ち破る創造的行動
であると思いますので
つねに準備して「有る」と思っている水、電気、住居を自分で
見つける体験
をしてほしいのです。
で、それはどうしたいいか。かんたんです。
・林道
・登山
・海
にいってキャンプ場「以外」の場所に泊まればいいのです。
テント持っていってもらっても構いません。
は?そんな簡単なことでいいの?
いやいや、あなた、今まで水は捻れば出てくるし、電気はコンセントにさせば流れる、トイレはウォシュレットでケツを洗ってくれる、テントを貼る為の地面の整備も他人任せだった人がいきなり自然のフィールドにいって本当に一泊泊まれますか?
河原で泊まる?→自然の川は「岩」ばっかりで幻想です。都合よくほどよい平地があっても石をならす、砂や土を盛る必要があります
森なんて適当に空き地あるでしょ?→山の形状理解できてる?頂上に向かって勾配が常にあり、かつ良さげな場所には木が絶対にある。
と今まで経験してきた中でキャンプに適した土地探しというのはそれなりに「苦労」が必要になりますでもそれこそが
日常行動を打ち破る創造的行動
に他なりません。
適した土地が見つからないなら自分で土地を整備する。
水がないなら川に降りて汲んでくる
電気は計画して消費する
普段なら絶対にしない行動ですよね?
これこそがキャンプであり、本質であると思いますので
皆さん一度
してみませんか?
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