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百目柿

百目柿とは↓

甲州百目は釣鐘形をした大型の不完全渋柿で、通常のものでも350グラムから400グラムほどになり、大きいものになると500グラム以上になる。百目の名称は百匁(約375グラム)から付けられたと言われている。

ウィキペディア

●各地で土地土地の名称がつけられている
甲州百目は各地で作られてきたこともあり、その土地によって様々な名称で呼ばれています。代表的なものを挙げると、「蜂屋柿」「江戸柿」「代白柿」「富士柿」なども品種的には同じ甲州百目とされています。

旬の食材

10月になると、「富士柿」を探します。昨年は、台風で落ちてしまったものも多くて、手に入らずでした。
今年は、10/30に甲府へ出掛けた時に、甲州百目柿に出会いました。

干し柿

左は、普通の柿
右は、甲州百目柿
渋柿の特徴、釣鐘形です。
皮を剥いて、紐で2つ一組で結びます。
沸騰したお湯のお風呂へ
大きいので、20数えて上げます。
軒下へ、角ハンガーで吊るします。
重ならないようにします。

本来なら、竿にかけたいのですが、
我が家の付近、ハクビシンがいるのです。
夜は、家の中に移動させるために、角ハンガーです💦
夜、部屋に入れて、柿をモミモミ可愛がります。
1番熟れてた柿が、落ちてしまいました。
途中のお味見となりました。
美味しく出来てます。

干し始めて、一週間
カビどめに、毎朝ウイスキーを
霧吹きで吹いてます。
それぞれ個性が豊かです。
干す日数は、2週間〜3週間。
お好みの固さで、出来上がりです。
柔らかめが好きなので2週間で完成
ラップで包みます
冷凍庫で、保存します。
食べる時に、自然解凍します。

百目柿は、桐の箱に入れて贈答品としても有名です。
今回は10 個、子ども達と母にもお裾分けします。

入院中の母に、百目柿の干し柿ができた頃に、また来るねって約束してきました。
「百目柿の干し柿は、最高だよ」
そう言う母の笑顔でした。

毎週でも行きたいのですが、道中の心配をする母です。
当たり前ですよね。
入院してて自分も大変なのに、子を思う気持ちは、親心なんですよね。

干し柿苦手って言われる方もいますね。
夫も苦手でしたが、最近は、美味しいって☺️
自宅で作るようになったら、食べてくれるようになりました。
秋に収穫され、お日様の恵みをたっぷり受けて、冬に食べる。
保存食でもあり、効能も素晴らしいです。

渋柿を作るきっかけ

柿を半分に切ると、真ん中にふわふわっとしたスポンジみたいな部分、わかるかな?
「この部分は、身体を冷やすから、ちゃんと取り除くといいよ」
調理師をしていた義母が教えてくれました。
ご近所の方が、
「ヨツミゾという柿をご自宅で売ってて、渋柿をお風呂に一晩つけて、渋抜きしたものだよ」
渋抜きを教えてくださいました。

干し柿は、父の好物でもあって、父のうまい!
という言葉と、笑顔が見たくて✨
お正月の里帰り用に作るようになりました。
血圧が高い母には、干し柿の効能もピッタリ✨
そして、粘膜を強くするビタミンAも豊富。美白効果に、勿論、食物繊維、利尿作用もあるので、二日酔い予防にも効果あり。
ひと手間と、時間がかかりますが、作って満足感が高いです。
今回は、1袋に5個入ってました。
お値段も、600円。
2袋購入して作りました。

干し柿を食べる

1.そのまま食べる
シンプルで、干し柿を楽しみます。

2.クリームチーズと一緒に

混ざりやすく干し柿を刻み、
クリームチーズと一緒に✨

3.ぺーストにしました。

干し柿の中身を絞る
外側を刻む
ハチミツを少し入れて火にかけます。

器に入れて保存します。

しばらく楽しめそうです☺️

ぺーストにした干し柿は、次回にまたご紹介します。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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