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■KAKUTA’s!2021年9月号 ■

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※こちらは、2021年9月10日(金)に、ご登録頂きました皆様にメール配信されたKAKUTAのメールマガジン「KAKUTA's!」を数日後にこちらの【note】でもご覧頂ける記事で、ほぼ同じ内容となっております。

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KAKUTAメルマガ・ワンワン!ワオー!号
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「平和でいこうよ」

皆様、こんにちは!お元気ですか?
隔月の奇数月10日にお届けしております
KAKUTAのメールマガジン
「KAKUTA's!」です。
突然ですが、皆様に2011年に僕が発表した格言をお届けいたします。

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我ながら先読みが素晴らしいですね。今日の時点で、明日も面倒くさいのが分かってる。そしてまた明日も同じことを思う。
2014年からアメーバブログを更新していない、好きな言葉は「後回し」
三代目メルマガ編集長・若狭勝也です。

皆様ご存知かと思いますが、只今、KAKUTA新作公演『或る、ノライヌ』の稽古の真っ只中でございます。

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チケット先行予約ではご予約頂きました皆様、あらためて本当にありがとうございました。先行予約のお知らせ動画でご参加頂いた、「MURATANIさん」もお礼を言っておりました。
(※MURATANIさんとは:KAKUTA親善大使・先行予約応援サポーター、シンガーソングライター。劇団員も出演している先行予約のお知らせ動画はコチラから→https://www.youtube.com/channel/UCqVl5g0YM9yrupO00WOWdcA/videos)

このメルマガを書いているのは、9月6日。今日は稽古が休みなのですが、家では集中出来ないと思い、一人で稽古場に来てこのメルマガを書いております。静かにしてると、昨日までの賑やかな熱気、みんなの声が「ワンワン!ワオー!」と言っているように聞こえてきます。

バラちゃん(桑原)が精魂込めて書いたこの新作は、KAKUTAらしさもあり、今までにはない新しさがあり、劇団員のメンバーにも新たな魅力を感じれる、毎日の稽古場も楽しく、そしてドキッとさせられ心を掴まれる作品。

あのですね。
僕、『或る、ノライヌ』好きです。
これは、見て。
ほんとに。

約15年ぶりの、KAKUTA劇団員のみでの公演。KAKUTA100パーセントです。
メッシや、クリスティアーノ・ロナウド、各国のスタープレイヤーを集めたサッカーチームも勿論強いだろうけど、個人プレーだけでは出来ない事もある。
馴染みのメンバー全員で一丸となって戦術を把握してボールを回していく。誰かがボールを取られそうなら、誰かがすぐにカバーに入る。あいつが進みやすいように、敵を近づけないようにしてディフェンスする。あいつがボールを取りやすいようなパスを出す。スペースを空ける。空いたスペースには誰かがすぐに入る。
キャスト&スタッフ一丸となってボールを回して、あいつが最後にゴールする。

ゴールを決めたのはあいつじゃない、チームで決めたんだ。

そんな作品になると思います。
「はっ?」と思われたあなたさま。大正解です。訳が分からなくなってきましたね。一言でまとめると、みんなで頑張ってまーす!
観に来てちょちょちょの、ちょーー!!
いつもながらの僕の持ち味で、ふざけてしまいました。申し訳ございません。。。
チケットは絶賛発売中です!
まだまだご予約可能ですのでお日にちをご確認頂き、是非いらしてくださいませ。

梨がおいしい季節になり涼しくなってまいりましたね。風邪など引いていないでしょうか。秋の夜長に聞こえるスズムシやマツムシ、コオロギの風流な虫の音で秋を実感するとともになんとなく寂しい感じもしているかもしれないあなた様に、KAKUTAは傍に居るよ!と遠吠えを上げ、あなたさまのご自宅まで駆けつけるようにメールでお届けする、
ウーバーイーツ系メルマガ・「ワンワン!ワオー!」号!
まずは、『或る、ノライヌ』の公演情報から、そして飛び出す絵本のように稽古場の熱気をお届けするバラちゃん(桑原裕子)のエッセイ「バラメル吐露」、KAKUTA情報が続きますが、また編集後記でお会い致しましょう。
(P.S. 先月47歳になりました。ガッツリ中年です。)


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□■ 公演情報 ■□

KAKUTA第30回公演
『或る、ノライヌ』
作・演出:桑原裕子

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彼は人知れず、消失した
いつからか分からない、話題にもならない
彼女は忘れられ、消失した
影もなく、濡れた甘い匂いを残して
けれどほんとうは、近くにいるはず
街の片すみで、さまよっているはず
骨張った背を夜気にさらして
木枯らしのような声で泣く
或る、ノライヌとなって

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およそ15年ぶりに、劇団員のみで贈る、挑戦、新作公演
渾身で、満身創痍の、野良犬群像、悲喜哀劇

感染症対策も徹底し、キャスト&スタッフ一丸となってお届けいたします。ご期待くださいませ。
ご予約お待ちしております!

【愛知公演】
会場:穂の国とよはし芸術劇場PLAT アートスペース
日程:2021年9月17日(金)~19日(日)
◆愛知公演の詳細&ご予約はコチラから!
穂の国とよはし芸術劇場PLAT
https://www.toyohashi-at.jp/event/performance.php?id=989

(※終了いたしました。)

【東京公演】
会場:すみだパークシアター倉
2021年9月25日(土)~10月5日(火)
◆東京公演の詳細&ご予約はコチラから!
KAKUTA『或る、ノライヌ』特設ページ
https://www.kakuta.tv/norainu/

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『或る、ノライヌ』特設ページでは、特別WEB企画も実施しております!

1・稽古場日記
アツアツの稽古場の様子を劇団員が持ち回りでレポートします!

2・パンフレットット制作過程大公開!
製作チーム、プロジェクトFumikuraが、皆さまのお手元に届くまでの公演パンフレットの製作過程をお知らせします!

3・劇場への道!
東京公演の劇場、すみだパークシアター倉までの道のりをKAKUTAメンバーがご案内!絵増で確認するもよし、オミミで聞きながらでもよし!開演前のひと時、時間つぶしに使うもよし!ぜひご活用ください。

4・森崎健康が好かれるために
第28回公演『らぶゆ』のWEB特別企画が再び!一部の方々に好評を得たこちらの企画。健康は2年越し愛を知ることができるのか。ご期待ください。

以上4つの企画を特設ページにて掲載しております!
開幕まで待ちきれないあなた様、コチラでどうぞお楽しみに!!!

◆KAKUTA『或る、ノライヌ』特設ページ
https://www.kakuta.tv/norainu/

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□■ バラメル吐露 ■□

メルマガ限定の、KAKUTA桑原裕子のメルマガ特別エッセイです。
いつも楽しいバラちゃんのエッセイ。今回は『或る、ノライヌ』の稽古場から出てきたてホヤホヤの、ラーメン屋「天下一品」のように濃厚なエッセイです。
僕はこのエッセイ、大事に保存しました。
そんな桑原さんの登場です。

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バラメル吐露

皆さんこんにちは、桑原です。
いつものダラダラとした前置きナシに始めます今回の吐露部屋。なぜならそれくらい余裕がないのです、もう豊橋出発は間近に迫っているのですから……。
そこで、直近の稽古における私の中のテーマについて今回は触れたいと思います。
そのテーマとは「私たちは板の上で大人でいられるのか?」です。

若さというのはたいてい有り難がられます。
なぜなら、いずれ失われていくものだと皆が分かっているものだからです。老いは日々を漫然と重ねても勝手にドンドン手に入りますが、若さは意識して保たないとドンドン減っていく。そんな思いがあるからこそ、残り僅かな駄菓子のラムネをちびりちびりとなめ続けるように若さを有り難がります。
私とて、もちろん、普段はそうです。しわやシミは要らない(しわはともかくたるみは要らんなあ)、白髪も要らない、肉体的衰えを感じたくないなどもそうですし、台本を素早く憶える脳みそであり続けたい、などという即物的な願いもありますが、たとえば、いつまでもくだらないことで大笑いしていたいとか、無茶なことが出来る心の体力を持ち続けていたいとか、失敗しても大丈夫と思える未来への余裕が欲しいという意味でも、若さというものを欲することはあります。

でも私は今回、「或る、ノライヌ」の稽古場において、「ちょっとみんな、大人になってみないかい?」と問いかけていることが非常に多いように思います。
他のジャンルに関しては分かりませんが、演劇においては、必ずしも若さや少年少女性みたいなものが武器になるとはかぎらん、という考えがふつふつと湧いているからです。

これにはちょっと説明が必要です。
もちろん、若さゆえの輝き、というものが確かに存在することは重々承知しています。こればかりはある一定の年齢期間にのみ存在する打ち上げ花火のような力があります。つい一年前にキランキランに輝いていた若者が、あっという間に普通の成人になったな、と思う瞬間は多々見てきたし、おそらく自分もそう思われた経験があるはずです。
でも、精神的な若さ、永遠の少年少女性というものは、肉体年齢に限らず俳優であるならば皆おそらく一定量持っているのではないか。というか、俳優にとってはいわゆるひとつのスキルと言えるものじゃないかと思ったりします。だって俳優って、何歳になっても本気で鬼ごっことかしますし、全力でごっこ遊びをしますからね。
だから、板の上で子どもになることは、俳優にとってそこまで難易度の高いものじゃないと個人的には思います。お客さんがそれをみて素敵と思うかキモいと思うかは別として。
でも、実は実は、板の上でちゃんと大人であることは、凄く難しいのではないか……と稽古を見ていると思うのです。

今日は稽古の終わり、劇団員にこういう問いかけをしてみました。
「あなたが今日の演技を自己評価したとき、その芝居を見るお客さんの対象年齢は何歳でしたか?」
悩んだ末、ポツポツと答えが聞こえました。「50代くらいまで」と答えた人も居ましたが、「20代~30代」「自分の年齢くらい(つまり30代)」と答えるメンバーも多かったです。
私も、もしパッとそう問われて思い浮かべたら、等身大に演じることを対象年齢と捉えたときに、「40代くらい」と答えたかも知れません。
胸を張って「全年齢対象!」と言った人はいませんでした。うがってあえて「高齢者向け」と答えた人もいません。素直に大体は「等身大」なのでした。

でも、そこで疑問が湧くわけです。
疑問その1は、それってつまり、対象年齢以上の人は楽しめないものを作っていると言うことになりませんか?ということ。
疑問その2は、40半ばの私が作ったものが、演じ手によって対象年齢を下げられてしまうのか?ということ。
また、若い人が対象年齢以上のものを愉しむことは可能でも、上の世代が対象年齢を遙かに下回るものを愉しむことはどのくらい可能なのか?
ううむ、考えてしまいました。

では逆に、とても率直にその対象年齢に照らして演技を評価した場合、その演技は本当に「等身大」だったか。そんなところに話は発展しました。
なぜかというと、今日の通し稽古は、おしなべてティーンエイジャー向け、という印象だったからです。
誤解しないで欲しいのですが、ティーンエイジャーを下に見ているという意味ではありません。老人だろうと子ども心を持つことが可能であることと同様に、若者であっても成熟した精神を持つのは至極可能なこと。
ここで私が思った「ティーンエイジャー向け」とは、実際にティーンが喜びそうだね、という意味ではなく、端的に言えば、本人たちの想定以上に幼い演技になっていたよ、ということです。KAKUTAに10代の俳優はいませんし、登場人物に10代も出てきませんから。

今回のKAKUTAは、というか今回の私は、俳優が実年齢を下回る感覚で板の上に立ってしまう現象について真剣に考えてみたいという思いがあります。
というのも、今回のKAKUTAは久々の抽象舞台で、設定や背景が美術であらかじめ提示されておらず、劇団結成当初、若かりし頃に多くやった場面転換によって世界を構成していくスタイルだからです。その手法は原点回帰といえるものですが、やってる本人たちはすっかり大人。書いてる人は40半ば。
この転換スタイルに没頭してしまい、演技もラフになりすぎると、戯曲の世界を表現できず、お金がなかった劇団時代の「若々しさ」だけを押し出しただけの舞台になってしまいます。
そして久々の劇団員のみの公演。作品の質を自然と引き上げてくれていたベテランの俳優さんはおらず、座組の平均年齢が普段より低いため、そこに基準を合わせると、40半ばの私の等身大と剥離し、書いている世界より確実に「青く」仕上がってしまう。
また先述の通り、その「青さ」は劇団員たちの「等身大」でもなく、更に青いものになってしまう可能性がある。
そしてもうひとつ、これは本編を見て頂ければすぐ分かると思いますが、今回は少々ファンタジーな要素がある作品です。
だから、私たちは今回、いつも以上に「板の上で大人にならねば」。これが私はとても肝要なテーマだと思っています。
背伸びして無理しろではなく、若者であっても成熟した精神を持っているはずと言う前提に置いての、「等身大」。
今までうっすらごまかしてきた稚拙さと若さの混合、そこを脱し、子どもごころ礼賛を卒業して、普通の大人ごころを手に入れること。
はてさてKAKUTA。この航海を私たちは乗り越えられるでしょうか。
劇団の力が試されている今です。

……ねえ。
ひとつだけ言って良いですか?
私……、
今日……。
めっっっちゃくっっっそまじめなこと書いてない?!
ぜんっぜん面白くないよね?!

ごめんなさい。だって稽古佳境だから。
こういうときにハナモゲラーとか、ウンチョロピーみたいな、ふざけたこと書いてられないんですハナモゲラー。
あと深夜だから。今日5時起きだったのに今日付変わって1時半だから。もう脳みそが半分レム睡眠だから。
明日になったらひたすら恥ずかしくて消去しそうなこの文章を、今日はもう修正せずに送ります。
そう、それが吐露部屋だから。

ああ皆さん、こんな時期ではありますが、どうか劇場で逢えますように。
ちょっと確かめに行ってやるか、みたいなノリで、私たちの船に乗船してくれませんか。


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□■ KAKUTAショップ ■□

KAKUTA物販商品ラインナップ!
新作『或る、ノライヌ』の公演グッズも発売中です!

★NEW!!
・『或る、ノライヌ』公演パンフレット!
・『或る、ノライヌ』Tシャツ!
・『或る、ノライヌ』クリアファイル!
・KAKUTA第29回公演『ひとよ』DVD!

詳細は、KAKUTAホームページのKAKUTASHOPでご確認下さいませ!


【その他】
・桑原裕子 作『甘い丘』戯曲本1,500円(税込)
・書籍『ご来場いただきまして誠にありがとうございます』1,500円(税込)
劇団公演の歩みとともに桑原裕子がしたためてきた、お客さまへのごあいさつ文をまとめた、桑原裕子初めてのエッセイ集!
・『ひとよ』公演パンフレット2,000円(税込)
・『ひとよ』オリジナルTシャツ3,000円(税込)
・『ひとよ』クリアファイル
・『往転(オウテン)』DVD4,500円(税込)
・『往転』公演パンフレット&クリアファイル
・KAKUTAオリジナルTシャツは、「大人デザイン」と「よこがおデザイン」がございます!
・KAKUTAオリジナル手ぬぐい1,300円(税込)
・劇団結成20周年記念パンフレット。

などなど!盛り沢山!!
(あら?めっちゃあるなあ!こんなにあったっけ、、、?笑)

◆KAKUTA・SHOPはコチラから
https://kakuta-official.stores.jp/


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□■ 劇団員活動情報 ■□

ギャーー!文学座で『痕跡《あとあと》』が小林勝也さんの演出で上演されます!観たいーー!!けど、KAKUTAメンバーは本番で被ってて見に行けないのです、、、残念。
(私、若狭も文学座の37期生で、1年だけお世話になりました。もう、24年前?くらいの話ですが、、、笑)

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【桑原裕子 作『痕跡《あとあと》』文学座附属演劇研究所 研修科で上演!】
第18回鶴屋南北戯曲賞受賞、第59回岸田國士戯曲賞の最終候補、KAKUTA桑原裕子 作『痕跡《あとあと》』が、文学座附属演劇研究所の研修科で上演されます。演出は、小林勝也 氏。
9月30日から10月3日まで東京・文学座アトリエで上演されます。
ご期待くださいませ。
http://www.bungakuza.com/newinstitute/performance.html

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【谷恭輔・TVドラマレギュラー出演中!(スピンオフドラマにも出演!)】
フジテレビ系「木曜劇場」
『推しの王子様』
毎週夜10時から放送!

FODオリジナルドラマ
『ぼくの推しは王子様』FODで配信!

※KAKUTA 谷恭輔が、毎週木曜10時から放送のフジテレビ系ドラマ『推しの王子様』に織野洋一郎役でレギュラー出演しております!
そして、スピンオフドラマとして『ぼくの推しは王子様』も、FODで配信されています!
谷 恭輔演じる織野洋一郎はじめ、ドラマの舞台となる乙女ゲームを手がけるベンチャー企業『ペガサス・インク』の面々の物語にもご注目下さいませ!
どうぞお楽しみに!
https://www.fujitv.co.jp/oshinooujisama/

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【異儀田夏葉・YouTube 出演中!】
試作試演短編映像
『息するようにおしゃべりを』
YouTubeにて不定期更新中!
※KAKUTA異儀田夏葉が、女優の高野ゆらこさんとYouTubeでショートドラマ『息するようにおしゃべりを』を不定期配信しています!試作試演して奮闘しているようです。
チャンネル登録お願いします!
https://www.youtube.com/channel/UCd6jg1XWyEenLEbpgLjO-lw/featured


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■□ 稽古場で小道具にペンキ塗りの作業をしている細村雄志を見ながら、編集後記!□■

KAKUTA・メルマガ2021年9月号
「ワンワン!ワオー!」号!いかがでしたでしょうか?
今回は公演を控えておりますからどうしても『或る、ノライヌ』情報が多いですね。公演開始まで特設ページのWEB企画、新作の物販情報のお知らせ、劇団員の外部活動などもございますので、劇場でお会い出来るまではそちらでもお楽しみくださいませ!

毎月、劇団ミーティングというのをしているのですが、今回の『或る、ノライヌ』の稽古前にもミーティングがあり、公演に向けていろいろ話し合っていました。
ミーティングの終わり間際に「他に、何かある人居ますか?」と言われたので、僕は冗談交じりに、
「ねえ、今回の公演、怒るの禁止にしない?笑」
と提案しました。
会社でもどこの現場でも、問題があれば反省会で議題に挙げて、次回から同じ問題が出ないようなシステムを作り、どんどん改善されてルールが出来て、それによってどんどんみんなが快適に過ごせるようになっていく。
ですが、ルールでガチガチになってくると、ルールから外れるとちょっとしたミスでも大問題にしたり、時にはイラついたり怒ったり、場合によっては相手を信用できなくなったりしてしまう事もある。
でも、人間だからミスもある。疲れている時もある。普段は気をつけてるのに、ふと油断してしまう事もある。
そんな時に、怒らないで優しく声をかけて、謝ったら許そう。そしてすぐに忘れよう。みんなイライラしたりしないで、穏やかにいこうよ。
「平和でいこうよ!稽古に全力で挑むために!」
と言ったら、「また、若狭がつまらない事を言ってるなあ。」といった感じでみんな笑ってましたが、帰宅して別件で多田香織と連絡を取ってたら、
「若さんの今日の、平和の呼びかけ、ありがとうございます。素晴らしい世界、涙」
と、連絡をくれました。笑

まあ、いつも余計な事を口走ってしまう僕のしょうもない提案は、ミーテングでは失笑の中で流されてしまいましたが、僕は勝手に、明るく楽しく怒らないでいこう、せっかく劇団員のみでの公演なんだから、思いっきり楽しもうと思ってます。

その時のミーティングでの提案の時に、
「例えば、衣装とか脱ぎっぱなしで、片付けるの忘れてしまったとしても、忘れてますよ。と優しく声をかけて、怒らないで許そうよ。」と言ったら、
衣装担当の四浦麻希に、
「それは、怒ります!」
と、その場で速攻怒られました。。。笑

やっぱり、、、怒るの禁止というか、怒られるようなことをするのを禁止にすればいいのよね。。。
つまり、ルールは守りましょう!

『或る、ノライヌ』の稽古場は、いつも笑いに溢れ、そして全員でグッと集中してグングンと進んでおります。先日、稽古場全員でPCR検査も受けましたが、全員陰性!良かったあああ。僕は初めて検査を受けたのですが、結果が出るまでは緊張するもんですね。もうコロナではなくなってると言っても過言じゃない、デルタの脅威。皆様も、マスク手洗いうがい消毒換気睡眠栄養補給、思い付くことは全部気を付けてまいりましょうね。僕たちも東京公演の最後まで、いや、終わってからも引き続き気を付けてまいります。

そして、このKAKUTA渾身の自信作『或る、ノライヌ』を、皆様にお届けできるの事を楽しみにしております!
皆様の期待に応えるように、今日も明日も誠心誠意、全身全霊で稽古に取り組んでまいります!
ここまでご覧いただきました皆さま、いや、あなた様!お疲れ様でございました。
いつもありがとうございます。ようやく終わります。
KAKUTAのメールマガジン「KAKUTA's!」、次号は11月10日!
またKAKUTAの新情報をたくさんひっさげてお届け致します!
それでは!劇場で!お会い致しましょう!

三代目メルマガ編集長・若狭勝也でした!

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◇KAKUTAホームページ
http://www.kakuta.tv/
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