【シティS4準優勝】キャバクラフュージョンデッキの紹介【閉店間近！？】

初めまして。れんぼのデッキ初登場のさけ(@pnpntrchn)と言います。普段は主に神戸のカードショップで毎週開催されている新弾バトルでポケカを楽しんでいます。
この度11/7に行われた60人規模のシティリーグで準優勝という結果が残すことができ、このnoteの主のれんぼ氏(@Kakurenpokeka)からデッキを紹介する機会をいただいたので、当日使用した「キャバクラフュージョン」(タッグコール型ミュウvmax)デッキを紹介させていただきます。
デッキ紹介については全文無料となっていますので、ぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。

◆当日のデッキレシピ

まずは、当日使用したデッキレシピです。

「どこがキャバクラ？」
と思われた方が多いかもしれません。元々「キャバクラ〇〇」というデッキ名は「キャバクラレック」に代表されるようなバトルシャトレーヌを4種類採用したデッキが有名ですが、バトルシャトレーヌは既にスタン落ちしています。

では、何がキャバクラなのか？その答えはこれです。

上に怖いおじさんが見えているのは無視してください。
そうです、今回はこのカード達がミュウをサポートしてくれます。
まあどちらかと言うとキャバクラよりガールズバーかもしれませんが。

しょうもない話はここまでにして、ここからは構築経緯、採用カードの紹介に移ります。ちなみに僕はキャバクラに行ったことはありません。誰か連れてってください。

◆このデッキの構築経緯

元々シティの候補デッキにミュウvmaxはなかったのですが、10月に行われた「マグノリア杯」直前にとーしんさんが耐久型のジュラルドンvmaxでシティ優勝したという噂を聞き、彼のYouTubeのこの動画を思い出しました。

このデッキはカビゴンとピッピ人形で数ターン耐え、ムキムキに育てたセキタンザンを押し付けるというもので、ストーン闘エネルギー、ムキムキパッド、マオ&スイレンによりセキタンザンがえげつない耐久力で場に残り続けます。

一方フュージョンには味方のダメージを軽減する特性「ねっけつレッスン」を持つオドリドリがいるため、ミュウvmaxにおおきなおまもりを持たせてあげれば似たようなことが出来るのではないかと考えました。

例えば、ミュウvmaxのHP310におおきなおまもりのHP+30、オドリドリの特性の-20ダメージを重ねるとミュウvmaxが360より小さいダメージではワンパンされなくなります。ここにマオ&スイレンの120回復を絡めると、オドリドリの特性込みで2ターンで500ダメージ以上受けなければミュウvmaxが倒されない計算になります。

これだけだとセキタンザンの劣化になってしまいますが、ミュウvmaxの強みとして2エネで高火力の技が使え、早い段階から攻撃を始められる・後続を育てやすいという点ではセキタンザンと差別化出来るのではないかと思います。

また、マオ&スイレンを持って来るカードとしてタッグコールを採用することで、グズマ&ハラやシロナ&カトレアなどのタッグサポートも併せて採用することが出来ます。特にグズマ&ハラはどうぐ・スタジアム・特殊エネルギーを持ってこれるため、盤面の形成に非常に役立ちます。
さらにタッグサポートは手札コストが多いのが難点ですが、ゲノセクトvのフュージョンシステムで手札が補充できると言う点で非常に噛み合っているのではないかと考えました。この特性によるドローによってさらに次の展開に繋げることができるため、盤面の再現性は高い方ではないかと思います。

◆採用カード紹介

当日使用したレシピを再掲します。

◯ポケモン

特筆する部分はありません。前日にクワガノンにビビってベンチバリアのミュウを入れたくらいです。

◯グッズ

・ボール系(タッグコール 4、クイックボール 4、霧の水晶 4、しんかのおこう 2)
こんなもんかなと思います。タッグコールは本当に強い。初手見て「やべぇ〜」って思っててもトップのタッグコールに何度も助けられました。

・パワータブレット 2
正直ここは要検討枠です。使えると強い場面があったので入れていましたがシティ当日は使いませんでした。

・リセットスタンプ 2
ミュウvmaxが回復すると分かると相手は裏のゲノセクトでサイドを進めようとする場合が多いため、ゲノセクトを倒された後に足止めするために使います。

・ともだちてちょう 1
タッグサポートのコストで序盤に切ってしまったサポート等を回収できるので採用。このカードのおかげでボスを切らすことなく使えたりマオ＆スイレンを何回も使うことができます。

・リーリエのピッピ人形 1
このカードはベンチに置いておいて前のターンにテクノバスター使ったミュウvmaxを下げてピッピ人形を前に出し、ピッピ人形の効果で山の下に戻すことでもう一度テクノバスターを使うことができたり、1ターン欲しい時に前に出したりと色々な使い方が出来ます。
「入れ替え・あなぬけで良くない？」という意見もあると思いますが、自分はベンチに置いておける点、山に戻れば繰り返し使える点を評価しています。2枚入れていましたが当日は1枚ベンチバリアのミュウに替わりました。

・おおきなおまもり 2
このデッキの重要カードの１枚。対面によってミュウに貼ったり、ゲノセクトVに貼ったりします。

・げんきのハチマキ 1
このカードがあると無傷のザシアン、ガラルファイヤー等HP220のポケモンをテクノバスターでワンパン出来るようになります。

・ふうせん 1
前に出てしまったゲノセクトV等を逃がすために採用。

◯サポート

・マオ&スイレン 3
従業員その1。このデッキの最事重要カードの１枚。回復効果により相手の必要攻撃回数を増やすことができ、入れ替え効果によって、前に出てしまったゲノセクトVを下げたり、テクノバスターの効果でワザが使えない状態をリセットすることができます。

・シロナ&カトレア 1
従業員その2。タッグコールで持ってこれるドロソとして採用。余裕のある場面しか使わないので1枚。

・マリィ 1
従業員その3。「ドロソ入れないとキツい」というアドバイスをいただき苦肉の策で1枚採用。枠があればもう少し入れたい。

・グズマ&ハラ 2
常連客。このデッキの重要カードの１枚。いつもどうぐやスタジアム、エネルギーをプレゼントしてくれる優しいお客さんです。基本的に序盤の盤面形成のために使います。

・ボスの指令 3
このお店の恐いオーナー。耐久はしつつも攻める場面では攻めたいので3枚採用。

◯スタジアム

・混沌のうねり 2
雪道がキツいのでうねりは2枚。

◯エネルギー

・基本超 3、ホラー超 1
ジュラルドン・うねりの扇を嫌って超エネルギーは出来るだけ基本超にしたかったのですが、グズマ&ハラで持ってこれるため1枚だけホラー超に。カミツレのきらめき不採用のためフュージョンエネではなく反射ダメージのあるこちらを採用。

・ウィークガード 2
ファイヤー採用の三神は必ず当たると思ったので妥協出来ないと思い2枚。

・キャプチャー 3
できる限り初動を強くしたいと思ったので3枚。

◆このデッキの戦い方

序盤はボール系やキャプチャーエネルギーでポケモンを展開し、ミュウvmaxが育ったらどんどん殴っていきましょう。
この際対面によって貼るどうぐに気をつけましょう。相手のアタッカーによってはゲノセクトにおおきなおまもりを貼る場合もあります。

中盤以降はマオ&スイレンでミュウvmaxを回復させながらテクノバスターを撃ち続けましょう。
やることは比較的シンプルなデッキですが、マオ&スイレンを使う必要があるターンかどうかは、盤面の情報から的確に判断することが必要です。

また、ミュウvmaxがマオ&スイレンで耐久してくると分かると相手は裏のポケモンでサイドを進めようとするので、倒された返しにリセットスタンプで足止めし、毎ターン裏のポケモンを倒されないようにしながら戦いましょう。

◆対面相性について

基本的に連撃ウーラオスなどの中打点を刻んでくるタイプのデッキは苦にしませんが、
レックウザや黒馬に入っているマホイップなど、ミュウvmaxをワンパンする手段を持っているデッキには不利を取ってしまいます(この手のデッキはダイナバリアでお茶を濁している間にだいたい裏を狩られて負けます)。

また、技のダメージが250を超えてくる白馬やオルタージェネシス込みのザシアンに技を連発されると回復が追いつかないため、2体目を育てつつ戦うなどの工夫が必要になります。

◆当日のマッチング

正直な所、当日は目の前の対戦に必死で細かいことはあまり覚えていないので、マッチングと結果だけで許してください。

めっちゃ先行取れてますね。やっぱり先行は強い。
この日はじゃんけんでパー出してたらなぜかだいたい勝てました。
また、店員さん曰く苦手だなーと思っていた白馬やクワガノンは比較的少なかったそうです。環境的にも運に恵まれました。

◆おわりに

以上、僕がシティリーグで使用した「キャバクラフュージョン」デッキの紹介でした。
正直当日の結果はミラクルで、現環境tier1の白馬、黒馬バドレックスにはどちらかというと不利な構築だと思っているので勝つことを目的とした大会に持ち込むのはあまりおすすめ出来ません。こういう構築もあるんだなー程度に捉えてください。
とは言え、ある程度安定感も高く回していて楽しいデッキになったと思います。次のレギュレーション変更でタッグコール、タッグサポートが揃って使えなくなるため、もうすぐ＂閉店＂してしまう期間限定の構築ですが、興味のある方は今のうちにぜひ使ってみてください。

最後に、いつも僕が遊んでいる新弾バトルについて、このnoteの主のれんぼ氏が書いた記事を紹介しておきます。

ポケモンカードは毎弾非常にたくさんの種類のカードが増えていきますが、対戦環境で使われるのはごくごく一部のカードのみで、大多数のカードはストレージの肥やしになっていきます。
新弾バトルはそんな見過ごされていたカードにスポットライトを当てることが出来るかもしれないとても素敵なレギュレーションです。
この記事を書いている2021年11月時点ではポケモンカード自体が品薄のため、レギュレーションが少し変更されていますが、元に戻った時もぜひ参加してみてください。

以上、長々とまとまりのない文章でしたが、お付き合いいただきありがとうございました。

いかがでしたか？
れんぼです。僕が使っていた「マチスの実家デッキ」

新弾バトル
ピカチュウVユニオンデッキを使いました〜

格付けで使ったやつをちょっと改良しました

エースバーン　勝ち
ジュラルドンゲンガー　勝ち
フュージョン　負け pic.twitter.com/02L3N3EObl

— れんぼのデッキ (@Kakurenpokeka) October 26, 2021

こちらで敗北したフュージョンデッキがこのキャバクラフュージョンでした。

手札をさばけるサポートの多さからグッズロックが利きづらくとってもしんどかったです。みなさんも是非組んでみてください。

有料部分にはれんぼが組もうと思ってたけどお金なくて組めなった（ヨクバリスのSAをいっぱい買ってしまった）ためお蔵入りになったミュウVMAXのデッキレシピを５個載せておきます。

それでは