見出し画像

【ほぼ無料】ハガネールVについて考えた日々

こんばんは。れんぼといいます。

ここ3週間ぐらい、ハガネールVを使ったデッキについてずっと考えていました。

画像2

イラストはめちゃくちゃかっこいいんだよな。でかいモンスターボールが隕石みたいに降り注いできてそっから飛び出してきたみたいな構図がめちゃくちゃにかっこいい。堅そう感と強そう感がすごい出てて最高の1枚です。

ちなみにSRもめっちゃかっこいい。カードショップでRが30円。SRが70円で売ってました。悲しい。


備忘録としてハガネールVの考察をここに残そうと思います。有料部分に組んだデッキレシピをドカッと置いておきますので興味あればぜひ。

思い出

最初は実際のハガネールをとにかく弄ってました。目を瞑って触感を確認したり。何枚何千枚も写生したり、舐めてみたり、音を聞いたり、嗅いでみたり、ポケッターリ、モンスターリ。

とりあえず既存のデッキの一部をハガネールVと交換して使用感を試してみました。とりあえず同じ鋼のたねのVポケモンということで

画像1

最強の名を欲しいままにした剣加えたワンちゃんのデッキに入れてみました。とりあえず手元にあった三神ザシアンデッキを三神ハガネールVにしてみました。これで強いならそれはそれでいいじゃないと思ってました。

結果からいうと強くありませんでした。アルティメットレイを打てなかった場合に打てる技がレイジングハンマーしかなく、三神デッキでアイアンタックルを打つことがそもそもザシアンの完全劣化としか思えませんでした。
アイアンタックルは自身に30ダメージはいっちゃう技なので、打つとザシアンVと同じHPになるんですよね。さすがにそうなったらもう剣を捥がれたザシアンVなので、しかも5エネかかってるしダメじゃんと思いました。
既存のザシアンVデッキ(コンボザシアン、ルカメタザシアン等)はすべて構築の候補から外し、新たな形を作ることにしました。

ザシアンVとの差別化

とりあえずザシアンVとの差別化を図らなければ「ザシアンVでよくね?」と結論言えばかっこいいと思ってる口癖がQEDの脳内クソキモオタクがウザいのでそこをまず意識していきます。

ザシアンVの強いところ
特性でドローできて先行1で強い
火力が申し分ない
ふうせんで逃げれる
メタルソーサーが強い

ハガネールVの強いところ
HPが高い
エネルギーの色要求が緩い
技が二個ある

とりあえず漠然とこんなことを思ってました。ザシアンVにあってハガネールにない部分はほかのカードで補えばいい。強みはあるからそれは出していこう。そんなことを思ってデッキ作成をシコシコやってました。
まず色の要求が緩いので溶接工がある炎で組んでみました。ボルケニオンを採用することで先行の安定感のあるザシアンに対し後攻の加速があるボルケニオンは良い差別化かなぁと思いました。しかし色々と新たな発見があり、さらにデッキ構築案が沸いて出てきました。

エネルギー操作とハガネール

画像3

画像4

まず思ったのが、「アイアンタックル打ってからじゃないとレイジングハンマー弱くね?」でした。自身にダメカンが乗ってから火力の出るレイジングハンマーは、相手がギリギリ死なないダメージで殴ってくれるか、アイアンタックルを打つか、能動的にダメカンを乗せるかをしないと使える技ではありません。しかしそのためにアイアンタックルを打つとエネルギーがとても効率が悪いです。2エネ技のために5エネの技を打つのはもったいないオバケが出ちゃいます。

そうしてこうしてマニューラGXとヌオーに注目しました。
HPが高いのでエネタンクに向いている。
技の切り替え時にエネルギーのロスがある。
この二つの点からエネルギー付け替えを無限に行える特性はハガネールVとめちゃくちゃ相性が良いと思いました。

悪軸ハガネールV(ダークネスメタルドラゴン)と水軸ハガネールV(アクアメタルドラゴン)が誕生しました。
どちらも感触は良かったですが、エネルギーが足りないことが多く安定感にも不安がありました。

悪軸はタッグコールからレッド&グリーンでの加速をするデッキです。ルカメタにアクセスしやすい点もよかったのですが、レッド&グリーンで悪エネと鋼エネを持ってきて結局つけかえでハガネールVに移したくなっちゃったりしてわけわからんデッキになりました。でも結構強かったです。

水軸はモスノウヌオー型のオーロラエネルギーとドサイドンVを入れた怪獣バレットを作りました。枠とベンチの圧迫でハガネールV以外のポケモンをうまく扱えず、モスノウを抜くとエネルギーがやっぱりしんどかったです。そもそもエネルギーを自在に動かせるデッキは豊富なアタッカーがあって真価を発揮する気がしたのでハガネールVのためだけに導入するのはパワー不足を感じました。

そうこうして結局炎軸に戻ってきました。溶接工はベンチの圧迫がなく、エネルギー付け替えとヒードランGXを採用することでアタッカーのスイッチができるようにしました。

ルカメタ使うのか問題とタフネスフライパン問題

画像5

画像6

何度か炎軸ハガネールV(フレアメタルドラゴン)を試運転した結果、ルカメタのフルメタルウォールを打たなければ勝っていた場面やフライパンを貼らなければ勝っていた場面に遭遇しました。鋼タイプだからとあまり深く考えずに採用していたこれらのカードですが、食らうダメージを下げることはレイジングハンマーのダメージを下げてしまうことにつながり。特にザシアン対面で相手がブレイブキャリバーを打った返しにレイジングハンマーで倒せなくなるシーンがありました。
溶接工から1ターンで起動できるフルメタルウォールはルカメタザシアンよりも容易に感じましたし、こうてつのこぶしから自身につけた鋼エネルギーをつかえかえでハガネールVに移すことで疑似サーチを行う動きはとても便利でした。しかしヒードランGXのためにGX技を残しておくことも試合によっては重要で、相手に合わせて選択するプレイングが必要になりました。ハガネールはワンパンされない前提のスペックなので弱点を突かれなくなるフライパンはとても強力なのですが、新弾バトルしか出るつもりがなかったので伝説の鼓動に炎タイプがいないからタフネスマントを採用しました。
タフネスマントはヒードランGXには意味がないものの、ボルケニオンに貼ることも案外強く、もう一つのアタッカーにバイウールーVを採用するきっかけにもなりました。

結局そうして組んだ炎軸ハガネールVデッキ(フレアメタルドラゴン)で新弾バトルで優勝することができました。

強さを見せると最高の壁になる

画像7

ハガネールVが強いことを世界に知らしめた後、試合中何度もあったシーンを思い出します。それは
返しのレイジングハンマーが怖いから殴らない
相手からすれば殴らなければ30点しか飛んでこないから殴らないほうがいい時も結構あるようです。これってもしかしてハガネールVを壁にするのって結構いけるんじゃないか?そうして思いついたのが雷軸ハガネールV(エレキメタルドラゴン)です。

画像8

モルペコVのエレキホイールでピッピ人形を壁にする「モルペコドール」なるデッキ。実は剣盾環境で一番最初に組んだデッキでもあります。
当時はこれ組んでるの俺だけだと思っていてしあわせたまごを採用したデッキで「しあわせモルピッピ」と名付けて使っていました。そのすぐ後になんかでかめの大会で結果を残したみたいで「モルペコドール」が主流になってしまいました。できれば俺が結果を残して「モルピッピ」デッキをスタンダードにしたかった。

モルペコVからワンパンされなそうならハガネールVを、されそうならピッピ人形を出すエレキメタルドラゴンはピッピ人形の節約からハガネールのレイジングハンマーの火力まで相互にかみ合ったデッキになっていました。最初にエネルギーをモルペコにつける1,2ターンをハガネールで凌げることもできたり、タフネスマントがどちらに貼っても強いこともかみ合っていました。
マホイップMMでアーゴヨンGXのベノムシュートが飛んできてもモルペコが耐えれるのはとても安心感があります。でも負けちゃいました。くやし~~~~~!!!

そうしてこうしてハガネールVについて考えて今に至ります。シールド戦では強いみたいですが、優勝構築はドッスンフォールの弾以外に使われてなかったハガネールVと結果を残せて嬉しかったです。
タネVでHP250は普通に頼りになるし、色の要求の緩さからいろんなデッキに採用できる手軽さもあります。なにより30円で買えて大変リーズナブルでした。

以上で記事を終わります。有料部分には
ダークネスメタルドラゴン、アクアメタルドラゴン、フレアメタルドラゴン、エレキメタルドラゴンのレシピを乗せておきますが、僕のツイッターアカウントで普アクアメタルドラゴン以外は公開してますので買うかフォローするか選んでください。あとRTお願いします。有名になってななっぷるとポケカしたいので。
ここまで見て頂いてありがとうございました。


ここから先は

611字 / 5画像

¥ 100

あなたのサポートで新弾のカードが買えます。