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【右手に剣を】スイパラザシアン デッキ紹介【左手に傘を】

みなさんこんばんは。クソデッキ最優秀賞を取った男、れんぼです。

今日は僕の友人のタクローくん(@azucatakuro)が使用しているザシアンVデッキの紹介です。

タクローくんはめちゃくちゃデッキ作るのがうまくておもろいデッキをたくさん作ってるすごいやつです。あとたまにご飯を奢ってくれます。
今日はそんなタクローくんに頼み込んで記事を書いてもらうことになりました。

■スイパラザシアン デッキ紹介

全国1000万のれんぼのデッキファンの皆様こんばんは。大晦日にクリスマスケーキを食べるヲタクこと、タクローです。
今回は、僕がシティリーグ2021シーズン2で使用したザシアンVデッキを紹介します。
シーズン1でもほぼ同じデッキを使用しました。シーズン1,2ともにシャイニースター環境になります。シーズン1では、このデッキの共同作成者であり、シティリーグ2020シーズン3優勝者のkirinoさんとデッキ共有して臨みました。

■環境考察

発表された情報にもありましたが、やはり
【ムゲンダイナVMaxデッキ】
【アルセウス&ディアルガ&パルキアGX/ザシアンVデッキ】
の2強で割合も相当数いると考え、この2つのデッキに対して主に対策できるようデッキ構築しました。また、
【ジュナイパー(みつりんめいさい)デッキ】
【マッドパーティ】
のような非GX、非Vデッキも一定数いると考えて採用カードを選択しました。

炎タイプのデッキもそれなりにいるとは考えましたが、対策をしたところで不利対面なのは変わりなく、いっそのこと、当たっても予選で1回だけだろうということで切りました。お祈りマリィゲームです。

■デッキレシピ

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【スイパラザシアン】の「スイパラ」ってなんやねんってところからですが、
[スイレンのつりざお]と[ビッグパラソル]を採用しただけです。それだけです。他のデッキでも採用頻度の低いこの2枚から名付けました。
あとは俗に言う【ザシアン/ザマゼンタ】の構築ですが、詳細は■採用カード紹介にて説明します。
実カードレシピは以下の通りです。

画像2

右の女の子はまねきケチャの宮内凛ちゃんです。くそかわいいです。あとラフレシアが好きなポケモンなので知り合いにGXマーカー作ってもらったので一緒に並べてます。このデッキGXポケモンがいないので一生表のまま可愛さを感じられます。「スイ」・「パラ」が目立つようにURを使用しています。

■採用カード紹介

〇ザシアンV-4枚
このデッキのメインアタッカーであり、ドローソースでもあります。
ボール系カードが[クイックボール]のみのため、安定して1ターン目から触れるよう4枚採用です。
なつき度が低いとふとうのつるぎでエネはつきません。注意してください。

〇ザマゼンタV-2枚
対Vmaxに対して無敵の強さを誇る[ザマゼンタV]は2枚です。サイド落ち考慮や、1体目が無理やり倒されたときのために2枚採用です。

〇ギルガルドV-1枚
[ジュナイパー(みつりんめいさい)]や[ガラルタチフサグマ(あらくれシャウト)]のデッキが一定数存在すると考え、メタカードとして1枚採用しております。ソニックエッジは130ダメージで貫通できます。2エネ50ダメージのきりさくも、【マッドパーティ】相手に使用するタイミングがあるかもしれません。
ちなみにこいつバトル場で対戦スタートするとめちゃくちゃ萎えます。相手が【ムゲンダイナVMaxデッキ】相手とかだと「負けでいいです」って帰りたくなります。

〇ジラーチ(ねがいぼし)-3枚
スタンダードレギュレーションではそろそろ使えなくなる最強のカードです。場合によっては出さないこともありますが、基本的にはスタートしてほしいカードです。なつき度が低いと全然スタートしません。
[ポケモンいれかえ]や[回収ネット]を使いながら1ターン2枚使いで盤面を整えることも多く、また攻撃できないターンの壁役としても重宝します。3枚採用としました。

〇フーパ(あくのいましめ)-1枚
フーパは無色1エネで攻撃できる非V,GXとして採用しました。相手の[ジラーチ(ねがいぼし)]や【マッドパーティ】相手のポケモンを倒す際に活躍します。【ムゲンダイナVMaxデッキ】相手にもそれなりの火力を出すことができるため、使うことがあります。特に【マッドパーティ】に対して強く出ることができ、[スイレンのつりざお]で使いまわすこともできるため、一撃で倒されない序盤から展開していきたいカードです。

〇ガラルジグザグマ(かんしゃくヘッド)-1枚
打点調整カードです。主な採用理由としては、[アルセウス&ディアルガ&パルキアGX]に対して、回収ネットを使って20ダメージを与え、[くちたけん]をつけた[ザシアンV]のブレイブキャリバー260ダメージ1回できぜつさせるためです。他のTAGTEAM GXや、[鋼鉄のフライパン]や[ルカリオ&メルメタルGX]のフルメタルウォール後の耐久値の上がった[ザシアンV]に対しても使うことがあります。ブレイブキャリバーの打点調整として重要な役割を果たしています。

〇クイックボール-4枚
言わずと知れた現環境最強のボールです。このデッキはたねポケモンしかいなく、採用枚数も12枚のため他のボール系カードは採用していません。1ターンに安定して必要ポケモンを展開するため、4枚採用です。

〇ポケモンいれかえ-4枚
[ジラーチ(ねがいぼし)]やブレイブキャリバー後の[ザシアンV]をベンチに下げるための必須カードとして4枚採用です。序盤の使い過ぎや[博士の研究]でトラッシュすると後半しんどくなることがあるので注意しましょう。

〇メタルソーサー-4枚
鋼デッキを環境に押し上げた最強カードです。[トキワの森]や[クイックボール]、[博士の研究]でトラッシュした[基本鋼エネルギー]をアタッカーへつけてあげましょう。2ターン目から円滑にワザを使うため、4枚採用です。

〇回収ネット-3枚
ガラルジグザグマの再利用やジラーチの回収等に使います。特に[ガラルジグザグマ(かんしゃくヘッド)]の特性を2回使いたく、サイド落ちや[ジラーチ(ねがいぼし)]でも使用せざるを得なくなることを考え、3枚採用しました。

〇ツールスクラッパー-2枚
このカードを2枚入れる枠を作ることができるのが、【ザシアンVデッキ】のいいところだと思います。
[おおきなおまもり]や[エスケープボード]など、トラッシュしたいどうぐはたくさんあります。
むしろこのカードを2枚入れたくてこのデッキを使いました。このカードは他のカードで山札から確実に持ってこれる手段がなく、1枚だとどうしても必要なタイミングで手元に持ってこれない可能性が高いため2枚採用しています。また例として【ルカリオ&メルメタルGX/ザシアンVデッキ】相手だと、[鋼鉄のフライパン][メタルゴーグル]が3枚以上採用されていることもあり、2回使えるという場面もあります。

〇ぼうけんのカバン-1枚
[くちたけん][エスケープボード][ビッグパラソル]を対戦序盤から安定的に手札に加えるために採用しました。このカードと上記の[回収ネット]のおかげで、[エスケープボード]は1枚で済んでいます。また、対戦終盤だと[スイレンのつりざお]で山札に戻したどうぐをすぐに再利用できる点もいいところだと思います。

〇スイレンのつりざお-1枚
本デッキの注目カードの1枚目です。ポケモンとどうぐを1枚ずつ山札に戻すカードです。
戻したいポケモンは【マッドパーティ】相手の[フーパ(あくのいましめ)]や【ジュナイパー(みつりんめいさい)】相手の[ギルガルドV]、またなかなかそういう盤面にはなりませんが、VMaxデッキ相手に[ザマゼンタV]3体押しつけることもできます。他、仕方なく序盤にトラッシュした[ガラルジグザグマ(かんしゃくヘッド)]を戻すこともあります。
ほとんどのデッキに[ツールスクラッパー]が1枚採用されており、どうぐも使いまわしたいことが多く、[ふつうのつりざお]ではなくこちらを採用としました。

〇ビッグパラソル-1枚
本デッキの注目カード2枚目です。よく対戦相手からテキスト確認されますが、このカードをつけたポケモンがバトル場にいる限り、ベンチ含めすべてのポケモンが相手のワザの効果を受けません。
以下のようなワザの対策として採用しています。
・バッドポイズン[ガラルマタドガス]
・デスカウントGX[イベルタルGX]
・ダイファントム[ドラパルトVmax]
・フルメタルウォールGX追加効果[ルカリオ&メルメタルGX]
・ペイルムーンGX[オーロット&ヨノワールGX]
・タンデムショックのマヒ[ライチュウ&アローラライチュウGX]

などです。主に【ムゲンダイナVMaxデッキ】相手に[ザマゼンタV]につけて使い、毒によるダメージ・気絶を狙う[ガラルマタドガス(かがくへんかガス)]や[イベルタルGX]の対策として、採用しています。もし[ツールスクラッパー]や[デンジャラスドリル]でトラッシュされて倒されてしまった場合は、[スイレンのつりざお]で回収し、2体目につけてあげましょう。嫌な顔されます。

〇エスケープボード-1枚
おなじみ[ジラーチ(ねがいぼし)]の相棒カード、[回収ネット]や[ポケモンいれかえ]、[ぼうけんのカバン]があることから1枚採用としています。

〇くちたけん-2枚
シャイニースター収録のザシアンV専用カードです。このカードにより[ガラルジグザグマ]と合わせることでTAGTEAM GXを一撃で葬り去ることができるようになりました。サイド落ちで使えないことにならないため、【ルカリオ&メルメタルGX/ザシアンVデッキ】に強くでることができるため、2枚採用としました。

〇マリィ-4枚
相手の手札に干渉しながら自分の手札もリフレッシュできるカードです。5枚は心もとないですが、後攻1ターン目に[マリィ]を使い、その後の[ザシアンV]のふとうのつるぎで自分の手札枚数だけ回復できるので相性もいいです。
このデッキは[リセットスタンプ]を採用していないため、終盤でも使うことが多く、4枚採用としました。

〇博士の研究-3枚
7枚ドローの最強ドローソースです。ただ、闇雲に捨てたくないカードも多く、[ヤレユータン(さるぢえ)]不採用のため、3枚としました。

〇ボスの指令-4枚
このカードを4枚採用できる点も強いところです。[マリィ]で流されてもまたたどり着けます。[ザシアンV][ザマゼンタV]どちらで戦う場合も、序盤から先にベンチポケモンから倒したい場面が多いです。

〇フウとラン-1枚
このデッキの最後に採用が決まったカードです。5枚目の[ポケモンいれかえ]として利用でき、また1ターン目にドローサポートが手札に来ないことが多かったため、両面での保険として採用しました。[とりつかい]と違い、ベンチにポケモンがいなくても使用できるため、こちらを採用しました。

〇トキワの森-2枚
[基本鋼エネルギー]の安定供給手段として採用しました。また、手札のエネルギーをトラッシュに送れるため、メタルソーサーとも相性よくスタジアム枠はこのカードに決定しました。

〇基本鋼エネルギー-11枚
11枚が最低必要枚数だと思います。10枚だと少なく感じます。12枚にする枠がありませんでした。

■先攻/後攻について

じゃんけんで勝ったら後攻を取ります。【スピードザシアン】は先行が基本だと思いますが、ボール系カードの採用が少ないため安定してザシアンV/ザマゼンタVを盤面に展開できない可能性があります。そんな状況で後攻1ターン目オルタージェネシスGXなんて言われたら終わります。安定性を重視してグッとこらえて後攻を取りましょう。

■立ち回り

■採用カード紹介にそれぞれ書いた通りですが、基本的には[ザシアンV]で戦います。相手がVMaxデッキでかつこちらの[ザシアンV]を一撃で倒せる状況の場合はすぐ[ザマゼンタV]に切り替えます。
相手がHP130以下の非GX/Vデッキの場合は[ザマゼンタV]のほうがベンチに下がることなくワザを使い続けることができるので[ザマゼンタV]優先です。

詳しく「〇〇デッキと対戦するときはどうする?」みたいな問い合わせがあれば追記します。

とりあえず以上です。[ザシアンV]が好きな人にとっては結構楽しいデッキです。シャイニースター発売で価格も安くなったので楽に組めると思います。遊んであげてください。

有料部分は今回採用を見送ったカードについて紹介しますが、お金が入るのはれんぼなので、別に買わなくていいです。れんぼに貢ぎたい人だけ買ってください。



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