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「日本」を伝えるとは何なのか。陶芸家山田翔太さんを迎えつつ。

めちゃくちゃ眠くてもう目が半分閉じているのですが、毎日文章をアップすると決めて、そのことを友人にも誓っているので、書きます。早く寝たい😀

今日は、巨匠百鬼丸さんをルールマラン城へ車で送った後、マルセイユに到着した陶芸家の山田翔太さんをアフリカ料理のクスクス屋さんでお迎えしました。

この方も百鬼丸さんと同様、実際にお会いすると、とても優しい方なのですが、対面しているとすごいパワーが出ていて気を抜くと持っていかれそうな雰囲気が出ていました。この方はアスリート。学生時代はラグビーに明け暮れ、現在はトライアスロンをやっており、旅行先でも20km走るという超絶体力の持ち主であります。あのドラゴンボールのシュワシュワっていう気みたいなのが漲っているのでしょうね。トライアスロンをやる方には経営者など一流の方が多いそうです。やっぱこういう人たちって生まれながらの基礎体力が僕とは違うのかもと思いました。

でも話を続けていくにつれ、同じ小学校ということがわかり、同じ幼稚園ということがわかり、僕の幼少の頃住んでいたマンションを知っていることがわかり、大学所在地も隣駅、社会人になってからの生活圏も超近いということがわかり、目の前のスーパーサイヤ人が通常の黒髪の状態に戻ったかのように親しみを覚えられるようになりました。

山田さんからいろんな興味深い話を伺って全部整理したいのですが、いかんせん眠いので、一つだけ。

山田さんの「日本文化を海外に伝えたい」という想いに共感しました。
僕は以前の記事にも書きましたが、マルセイユ到着後ホームシックにかかり日本が恋しくなったことや、マルセイユの人たちが日本に興味を持ってくれていることを感じたことがきっかけで、日本の良さを再認識し、日本の良さをここマルセイユで伝えたいというモチベーションがあるからです。
でも、山田さんのその想いのモチベーションは何なのでしょうか。お金のためではないときっぱり言う山田さん。海外に販路を開きたいとか、アーティストとして海外で名を売りたいという野望なら、すぐに理解できるのですが、なぜ日本文化を海外に伝えたいと思っているのかわからなかったので聞いてみたのですが、それはどうやら陶芸や茶道というものに心酔しておられるからみたいです。

そして、山田さんの言う日本文化というもの。サブカルチャーやインダストリアルなものは理解がしやすく、外国人、特に若い人の目には止まりやすく、それはそれで良いのですが、もっともっと伝統として脈々として受け継がれてきた本物の日本文化を伝えていくことにこそ真の醍醐味があるのではないかという貴重なヒントをいただきました。

外国人に伝える云々の前に、僕自身が日本文化の本物を理解しているかというと全然ダメです。何にも知りません。「これからでも全然良いんですよ」と言ってくださるサイヤ人を信じてがんばってみようかなー。

山田さんの話に引き込まれ、少しワクワクしてしまった自分がいます。二日連続で頭をぶん殴られたような気分。一流の人と対峙した時に感じるこの衝撃。このような出会いに本当に感謝です。

一流のアーティスト達と過ごすルールマラン城での日本文化イベント。
とても楽しみです。

と書いてたら目が開いてきたけど、寝ます。

いや、僕にサポートだなんて...僕にお金渡されても楽器に使ってしまうので、、、あなたのお金はあなたのために使ってくださいw