【東京地検はGHQ主導で設立された!】「摘発される人・されない人」東京地検特捜部とCIAに支配され続けた日本政治~アメリカによる支配はなぜつづくのか?自民党安倍派系列政治家は多くが免れている~

■東京地検とは?

・特別捜査部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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特別捜査部(とくべつそうさぶ)とは、日本の検察庁の一部門。

東京・大阪・名古屋の各地方検察庁に設置されている。

特捜部(とくそうぶ)・特捜(とくそう)と略されることが多い。

【概説】

隠退蔵物資事件を契機にGHQ主導で設立された「隠匿退蔵物資事件捜査部」が前身。

独自の捜査権限を有している検察庁の中でも、大規模事件など、集中的に捜査を行う必要がある案件に取り組む機関として存在している。

検事(副検事)のほかに検察事務官により構成されている。

政治家汚職、大型脱税、経済事件を独自に捜査する。

一般的な刑事事件は警察による捜査および被疑者の逮捕が行われるが、この類の事件では最初から特捜部が捜査・摘発する場合が多い。

ただし、経済犯罪のうち独占禁止法違反の罪については、公正取引委員会に専属告発権限がある。

特捜部長は他の部長よりもランクが上で、地方検察庁ではナンバー1の検事正、ナンバー2の次席検事に次ぐ三席的存在とされる。

1947年に発生した旧日本軍と政界、財界の汚職事件を契機に東京地検特捜部が発足したのが最初。

1957年に大阪地検特捜部が発足し、東京・大阪の2特捜部態勢が続いていたが、1996年に名古屋地方検察庁にも特捜部が置かれ全国で3特捜部の態勢となっている。

また汚職の摘発については、入札談合等関与行為防止法(2002年)や不正競争防止法(2004年改正)、公益通報者保護法(2006年)、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(2008年)などの法制も整備されてきている。

なお、3地検以外の一部の地方検察庁には、特捜部と公安部の機能を兼ねた特別刑事部(特刑部)が、旧公安部を改編して設置されている。

特刑部は公安検察のテリトリーとなっている。

【歴史】

1947年(昭和22年):隠退蔵物資事件を契機に、東京地方検察庁で特捜部の前身「隠匿退蔵物資事件捜査部」、通称「隠退蔵事件捜査部」が発足。

1949年(昭和24年):隠匿退事件捜査部、特別捜査部に改称。

1957年(昭和32年):大阪地方検察庁に特別捜査部が発足。

1996年(平成 8年):名古屋地方検察庁に特別捜査部が発足。

【東京地方検察庁特別捜査部】

通称「東京地検特捜部」。

かつては中央合同庁舎第6号館A棟(東京高等検察庁、最高検察庁も入居しているので、B棟と共に通称「検察合同庁舎」)に入居していたが、現在は千代田区九段南の九段合同庁舎内にある東京地方検察庁九段庁舎に移転している。

東京地検特捜部は政治家汚職、脱税、経済事件などを独自に捜査し、大物政治家の立件・有罪などの結果を出していることから、「日本最強の捜査機関」とも呼ばれている。

以前は中央合同庁舎6号館A棟の8階にあったことから「8階が動いていると言われると永田町に戦慄が走る」と評された。

政治家の案件ではロッキード事件以降の捜査で完全無罪確定判決が出たことがない(一審無罪でも、控訴審有罪・上告棄却)ため、「不敗神話」といわれることがある。

一方、東京地検特捜部に批判的な立場からは、東京地検特捜部が連合国軍による占領下で、旧日本軍が貯蔵していた隠退蔵物資を摘発してGHQの管理下に置くことを目的に設置された「隠匿退蔵物資事件捜査部」としてスタートした経緯や特捜部エリートに駐米大使館の一等書記官経験者が多いことから、「アメリカの影響を受けている」とする見方がある。

また、捜査対象が歴史的に木曜クラブの流れを汲む平成研究会系列(田中派―竹下(登)派―小渕派―橋本派―津島派―額賀派―竹下(亘)派―茂木派)の政治家に集中する一方で、党風刷新連盟を興りとする清和政策研究会系列(福田派―安倍(晋太郎)派―森派―町村派―細田派―安倍(晋三)派)の政治家は多くが免れていることから、「捜査対象が偏っているのではないか?」という主張がある。

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特別捜査部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』





■CIAに支配され続けた日本政治の基本構造

「摘発される人・されない人」

植草一秀(2010年1月21日)

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拙著『知られざる真実-勾留地にて-』イプシロン出版企画

第一章「偽装」第7節「摘発される人・されない人」に日本の警察・検察の歪みを記述した。

田中真紀子氏、橋本龍太郎氏、青木幹雄氏、野中広務氏、村岡兼三氏、加藤紘一氏、鈴木宗男氏、辻元清美氏、西村眞悟氏などが検察勢力の毒牙にかけられたり、かけられようとした。

木村剛氏は日本振興銀行からの不正融資を指摘されたが、捜査の対象とされなかった。

森ビルは六本木ヒルズの回転ドアで多数の事故が発生していたにもかかわらず放置し、児童死亡事故を起こしたが、被疑者は逮捕もされなかった。

防衛医大教授は最高裁で逆転無罪とされた。

長銀粉飾決算事件で逆転無罪判決が示されたのは、同類の日債銀粉飾決算事件で大蔵省OBを無罪にすることを目的としたものであると考えられる。

私は拙著第一章第22節に小泉改革の本質を記述した。

小泉首相は「自民党をぶっこわす」と主張していたが、小泉氏が「ぶっこわした」のは、自民党の経世会支配の構造だった。

田中角栄元首相の派閥である旧田中派=平成研究会が支配する自民党の構造を破壊しようとしたのである。

旧田中派支配の構造を破壊して小泉元首相が構築したのは清和会による自民党支配だった。

岸信介氏の流れを汲む、自民党の保守本流が清和政策研究会=旧福田派である。

日本政治の対米隷属構造を確立したのは吉田茂元首相だが、その後、鳩山一郎内閣、石橋湛山内閣など、米国から一定の距離を置こうとした政権を排除し、対米隷属路線を日本政治に定着させたのが岸信介元首相であった。

山崎康彦氏の記事にも記されているように、米国はCIAを通じて日本の総選挙に介入し、選挙支援の資金提供を行ったことが明らかにされている。

明白な「内政干渉」である。

読売新聞の事実上の創設者である正力松太郎氏がCIAに操縦されていた事実も有馬哲夫氏などの研究によって明らかにされている。

名古屋大学教授の春名幹男氏は著書『秘密のファイル-CIAの対日工作-』でCIAの対日工作活動を詳細に解明された。必読の書である。

自民党清和政策研究会=旧福田派の牙城は財務省、警察庁、検察庁である。

「悪徳ペンタゴン」の中心に米国と自民党清和政策研究会が位置していると判断できるのだ。

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■CIAに支配され続けた日本政治の基本構造
植草一秀(2010年1月21日)





■孫崎享。戦後史の正体。東京地検特捜部とCIAの工作。小林興起。

孫崎享氏と小林興起氏のトーク

youtube





■安倍晋三首相が愛してやまない祖父、岸信介がA級戦犯を逃れるため米国と交わした裏取引きが!

「岸がアメリカから言われた最大のミッション」「アメリカの資金でつくられた首相」

exciteニュース 2015年8月17日 野尻民夫




■「アメリカによる支配」はなぜつづくのか?

原因は、安倍元首相祖父の岸信介がアメリカと結んだ3つの密約にあった!

PR TIMES 2018年12月26日 株式会社旭屋書店 矢部宏治


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