【社労士試験】「自分ルール」で学習計画の効率を上げよう!
はじめに
みなさんこんにちは。(ë)です。
前回の記事に引き続き、
「スケジュール・学習計画」について、書いていきます。
前回の記事はコチラ▼
学習計画をパワーアップさせる「効率」について
さて、前回の記事では、学習計画を立てていく上で、
特に大切にしたい次の3つのポイントを提起しました。
「逆算」「効率」「忘却」でしたね。
前回の記事では「逆算」について書きました。
今回は「効率」について書いていきます。
なぜ効率よく学習する必要があるか?
社労士受験生に立ちはだかる障害物を打ち砕くため
なぜ効率が求められるか、おさらいです。
学習計画の効率を上げる「自分ルール」
私のオススメは、「自分ルール」を決めることです。
「自分ルール」と聞くと、何か難しいような印象がありますが、一切そんなことはありません。
言い換えると「自分なりの学習の進め方」です。
みなさんは学習を進めていく中で、「自分ルール」を決めて学習していますか?
以下では、私が実践した「自分ルール」を3つご紹介します。
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①テキストの線引きルール
1つ目は、テキストの線引きの色分けです。
皆さんは、テキスト学習の際に何か工夫していますか?
テキストは、受験生にとって最も身近なツールで、
勉強開始当初から、試験開始の直前まで付き合うものです。
(知識補完のため、合格後も使います)
何度も何度も見直すテキストであるからこそ、
注目すべき部分については色を区別して、
一目見て、何が書いてあるかを認識できるようにしていました。
具体的には、次のようにルールを決めていました。
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②解法ルール(択一式)
2つ目は、解法に関する自分ルールです。
択一式の問題を解くときは、常にこのルールで解いていました。
普段の問題集を解く時も、模試も、そして本番も同様です。
次からの説明は、例として↓の問題を使用していきます。
択一式問題では、3つ工夫しました。
1つ目は、「正しいものはどれか」「誤っているものはどれか」、
正誤どちらを聞かれているのか、一度書き出していることです。
例えば画像の問1では、「正しいものはどれか」を聞かれているので、「正」と書いています。
「なんだ、そんなこと?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
めちゃめちゃ大事です。正誤どちらを聞かれているのか、選択肢を読んでいるうちに忘れてしまうことが本当に多いんです。本番だと、焦りもあるので、なおさらです。
2つ目は、記号の活用です。
5肢択一式であっても、「一問一答」だと捉えて、
一肢ごとに正誤を判断していました。
選択肢の左側に記号を二つ書いています。
左側の記号は、その選択肢の正誤の判断を示しています。
そして、右側の記号は、その正誤の判断の自信の度合いを記しています。
これらを総合して判断し、最終的な解答を導く手順です。
例えば画像の場合、Cが曖昧だったため、右側を△としています。
他方、A、B、D、Eには自信があったため、解答をEとしています。
3つ目は、解答を導き出した後の工夫です。
画像例では「E」を解答としたため、問題番号の上に「E」と書きました。
Eを○で囲っているのは「自信あり」という意味です。
このようにしたのは、優先的に見直す問題を区別するためです。
画像のEは自信ありの回答なので、
「見直しは不要だよ」
と未来の自分へのメッセージを残しているわけです。
解答が曖昧な場合は「△」
自信がない(おそらく何回見直しても分からない問題)は「×」
としていました。
したがって、見直す優先順番は、△→×→○でした。
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③解法ルール(選択式)
最後は、選択式の解法です。
選択式の問題を解くときは、常にこのルールで解いていました。
模試も、本番も同様です。
説明は、例として↓の問題を使用していきます。
選択式は、次のように解いていました。
①選択肢を見ずに、問題を一読し、問題で問われている内容を把握する。
②選択肢を見ずに、当てはまりそうな語句を書いてみる。
あわせて、語句の隣に自信の度合いを書く。(○△×)
画像例の場合、ABCDEの右隣には予想の語句を書いています。(まだ選択肢を見ていません)
Eに「機構」と書いていますが、自信が微妙だったので△としています。
③選択肢を見て、当てはまる語句を数字を書く。
あわせて、語句の隣に自信の度合いを書く。(○△×)
画像例の場合、先ほどの手順で書いた語句の右側に番号を書きました。
Eは、一覧を見ても結局あまり自信が無かったため、△としています。
※右側にちょろっと書いているのは、自分なりに納得できるようにその場で選択した根拠をメモしています。本番以外では、見直しのときに「なぜ自分がこの選択肢を選んだか」を振り返ることができるので、役立ちます。
※番号の隣に、番号に対応する語句を書くとなお良いと思います。
自信の度合いを書いておくのは、
択一式同様、最後の見直しの優先順位を区別するためです。
グループ化して解答を考える方法もあります。
結構時間もかかるので、見直しの最終手段として活用していました。
(本試験では時間が無かったため、使用しませんでした)
「自分ルール」は基礎の徹底にも役立つ!
自分ルールを決めて学習を行う理由は、
上記に書いたように「広範な試験範囲に対応すること」はもちろん、
「基本の徹底」にもつながります。
基本の徹底についての記事はコチラ▼
おわりに
今回は、前回に引き続き「学習計画」に関連することとして、
「効率」の視点で「自分ルール」について書きました。
まだ実践できていなかった方は、ぜひ自分ルールを作ってみてください!
簡単なものからで良いと思います。
また、択一式と選択式それぞれの解法のご紹介をしました。
自分なりの解法を見つけたら、普段の問題演習のときから実践しておくことを強くおすすめします。
(本番はとても焦るので、普段と違うことをするとかなり混乱します。)
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は計画のポイントの最後の一つである、「忘却」について注目して書いていきたいと思います。
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