先天性耳瘻孔摘出手術の体験談〜入院生活について〜

「先天性耳瘻孔摘出術」を受けてきました!
そのときの入院生活の様子についてまとめています。


入院1日目

病室は4人部屋。
耳鼻科と眼科の病棟のようで、周りは白内障手術の方ばかりでした。
比較的新しい病院だったので、院内はとてもきれいで満足です。
トイレ・洗面台も各病室に1つ付いてました。

1日目は看護師さん・薬剤師さん・主治医・麻酔医師から色々な説明を受けました。
・24時以降は絶食、翌日6時から絶飲食
との指示があったので、就寝してからは何も口にしていません。

また、手術後は病室で安静&絶食継続とのことで、事前にゼリーなどの柔らかい食べ物の購入を勧められました。
院内売店でゼリーやプリンを3つ確保。テレビカードでチャージする冷蔵庫がベッド脇にあったので、そこに保管。

どこでも寝れるタイプの人間ですが、夜中に3回起きてしまいました。
看護師さんの見回りや他の患者さんの物音が気になる….

入院2日目


病院の朝は早く、6時起床で体温測定があります。
本来は7時に朝食ですが、手術前のため食べられず。

そして、手術室へ。
車椅子で看護師さんが運んでくれました。
全身麻酔のため、親に立ち会ってもらいました。
(といっても、コロナ問題でほとんど会うことはできず、親は待合室待機)

全身麻酔の感想ですが、本当にあっという間でした。
手の甲に針が刺され、そこから麻酔薬を注入されましたが、そこから記憶がありません。
麻酔を流し始めたときにズキズキとした痛みを感じたことは覚えています。
気付いたら、リカバリールームのベッドの上でした。

全身麻酔の際に喉に管を入れられてたようで、喉に不快感がありました。
風邪を引いたような感覚でしょうか。乾燥&痰によってほとんど声が出ませんでした。
患部はガチガチに固定。
マスクは耳にかけることができないので、後ろで結びました。

手術後は、ベッドごと病棟に運ばれ、手の甲に点滴が繋がれたまま、ベッドで安静です。
点滴が刺さっている手はあまり動かせないので、辛かった….
入院中の暇つぶしにスマホ版のマイクラ(ゲーム)をやっていたのですが、点滴が刺さっている間はうまくできそうにありませんでした。
TV見るしかやることがなかったです。

夜はズキズキとしたような痛みがあり、痛み止めをもらうか悩みました。
0時に点滴が終了し、就寝しました。

入院3日目

朝はまだ絶食です。
朝から先生の診察を受け、ガーゼを外してもらいました。
特に新しいガーゼなどは貼られず、患部は露出したままとなりました。

手術前より耳が立っておサルさんみたいになっていました。
一生このままなのか?!
とドギマギしましたが、1週間ぐらいかけて徐々に落ち着いていきました。

この日に退院もできるようなのですが、不安だったので明日まで様子を見てもらうことに。

入院4日目

先生に確認してもらった後、朝9時には退院しました。

次は1週間後に外来で抜糸となりました。

治療費について

3泊4日の入院にかかった医療費は、96,310円でした。
(事前に限度額認定証の申請をしておけば、区分によって減額されます)

内訳は下記の通りです。

両耳の先天性耳瘻孔摘出術と全身麻酔2時間半でおよそ5万円。
あとは、DPC(入院関係の費用)で1日1万円ぐらいかかっているという感じでした。

入院する医療機関の設備等によって、金額は多少変動があるかと思います。

まとめ

無事、手術が終了しました。
結構お金がかかってしまいましたが、ついに耳瘻孔とお別れできました。
ちょっと寂しい。

質問や気になることなどありましたら、気軽にコメントください。
先天性耳瘻孔の手術を検討されている方のお役に立てれば幸いです。

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