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奇跡

これは、9年前に書いた記事です。




ここから

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高校の時、野球の試合でのこと。

2ヶ月先に、相手チームとの試合。
なにがなんでも勝ちたかったので

かなりハードに追い込んで練習した。


寝る間も惜しみ

バットを振り続け、炎天下の中を走り

ノックを受けつづけ

身体の限界まで毎日、毎日



しかし、みんな下手くそだった。。。




なぜ、そこまで練習したかというと

自分は高2のとき補欠で

その時のチームは上手い人が

揃っていたが試合では負けて。。



次の年、自分は高3になり

補欠からキャプテンになって最後の年


勝てばユニフォームを新調するという

こともあって

とにかく、最後の年にみんなで

一つになれたっていう思い出を

つくりたかった。

どうしても。


その年のメンバーは上手い人は

みんな卒業していなくなり

本当にみんな自分も含め

下手なやつばかりだったが

最初に一番に


【勝つ】ことを決めた。



勝つために練習したが方法は自己流

ただハードな練習をすることしか

思いつかなかった。



それでも

ただただ【勝つ】と決めて

毎日毎日めちゃくちゃ練習した。



そして
試合の当日、初めて相手投手を生で見て。


なんじゃ、これ……!!
速い速すぎる。こんな速い球

練習で打ったことないし。。。


負けるのかぁ……


と瞬間的に思った。。


そして
チームメイトの顔を見た。


あー、自分と同じこと感じてる。


そうわかった瞬間

思いっきり悔しさが込み上げてきた!


みんなに言った。


「あれだけ、苦しい練習を勝つためにしてきたのに、負けるわけないやろ、勝つに決まっとーやないか!!」


「勝って笑うぞ!」


みんなの顔がひとつになった。


みんなの思いも僕と同じだった。



試合開始。




下手くそだったみんなが、練習の時には

絶対捕れなかったような打球を捕ってる。


ファインプレーの連発の嵐だった。


これは何かの冗談かと思った。


まじで。



そして、チャンスで僕の打席になった。


ビュン!


やっぱり速い。速すぎる。腰が引ける。


相手の監督がピッチャーに言った。


「バッター、びびっとるぞ。

内角投げちゃれ。」


僕は、瞬間的にあるイメージが浮かんだ。


え!


ていうことは、またストレートということ?


しかも、内角なら腰が引けたら、ど真ん中になるし?


打てるじゃん!



点、入るじゃん!


勝った?


勝った!


勝ったーーーーー!!!!!




やったあ!!




完全に勝った気分になった。


一瞬で。



結果は、思ったとおりの球がきたけど、ぼてぼての内野ゴロ。。。


しかし、相手守備のエラーで点は入った。



その後も、打撃に守備に信じられないようなプレーが連発し、僕たちは勝った。


夢のようだった。



練習でできなかったのに、本番でなんであんなに上手くできたのか、みんな不思議だった。



勝つためにあれだけやってきたんだから、勝つに決まってるていう気持ちだけがみんなにあった。



そして、25年たった今もその時の光景や感情も嬉しさもはっきり覚えてる。



今でも、あの時のことを思い出したら不可能はないんだって気持ちになる。



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ここまで




今でも、過去の人生で一番奇跡的だったと

思う出来事はやっぱりこのことです。




不可能を可能にするには。




【勝ちたい】

では負けていたと思います。




一番最初に

【勝つ】と決めた。




これがすべてだったと思います。





⭐いま、決めること⭐

⭐意識を変えること⭐





この凄さを体感しました。






すべては ”決めること” からはじまる







最後まで読んでくれてありがとー





みんなにも奇跡が

いっぱいいっぱい起こりますよーに😆

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