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色紙

思いを贈る。

書き下ろしだったり、お名前ポエムだったり筆文字で書いたり、自分で書いたり、人に頼んだり色々あると思うし
渡すからには、それなりのクオリティの良いものをプレゼントしたいと思うのが人情だけど

僕が、一番大切にしてる色紙はこれです


大切にしてるといっても、ラップにくるんで身近にいつも置いてるんだけどね

学生時代に1年間、福祉系のサークルで部長を頑張ってて、すっごく楽しくて、みんなと別れるのも辛くて、卒業の時に後輩がサプライズで寄せ書きを書いた色紙をプレゼントしてくれました。

年月たってるので、ずいぶん消えかかってきてるけど、

当時は、何よりも、嬉しくて嬉しくて、卒業して数年間は仕事で辛かったときなんか、この色紙を見て、よし頑張ろう!っていうふうにいつもいつも自分を奮い立たせていました。

今でも、大切に直しこむことなく身近にポーンと30年近くずっとそうして置いています。

やはり、たまにみると、あの時の気持ちがよみがえってきて、初心じゃないけれど、純粋に楽しかったあの頃を思い出すことができます。

作品としては、みんながペンやマジックで書いてくれた、なにげない色紙だけど、これを見ると、あの頃の1年間を思い出すことができます。
僕にとっては、みんなの思いがいっぱいいっぱい詰まった大切な大切な、世界中に1枚しかない色紙です。

なので、手書きのものを誰かにプレゼントするっていうことは、上手い下手とかはまったく関係がありません。

渡す人と渡される人のなにげない一日一日の日常が、思う気持ちが、一番大切なんだと思うし
飾ることなく、その、いつものありのままの言葉を切りとって書いてくれたような文章が最高だと僕は思っています。

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