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私は姉と妹がいる、三姉妹の真ん中っ子である。
現在、姉は新幹線でないといけないような場所に住んでおり
一方、妹は電車で1時間強のところに住んでいる。

先日久しぶりに妹と二人で時間を過ごして、
妹の立ち位置が昔とは大きく変わったなぁと感じたので
そのことについて書いてみようと思う。

妹とは3つ年が離れており、
小さい頃は年が近いこともあってよくケンカした。
おもちゃの取り合いとか子供らしいケンカが多く、
妹の方が強く、泣かされることも多々あった。
でも、住んでいる地区に妹と同い年の子が少なかったため、
私の友達と一緒に登下校したり、遊んだり、
面倒を見る機会も一緒にいる時間も姉と比べると多かった。
そういう場所ではやはり、妹はかわいがられる立ち位置
なので、すごく妹らしい妹という印象が強かった。
末っ子らしい、のほうがしっくりくるかもしれない。

私の大学入学を期に、妹とは離れて暮らすようになる。
妹の大学入学を期に、また一緒に1年間だけ暮らし、
私の就職を期に、また離れて暮らすようになる。
大人になってからは、たまに2人で出かけたり、
ご飯を食べたり、頻度は多くないものの
仕事の話から友達の話、恋愛の話まで、
両親や姉に話せないことも、妹には話せた。

あんなに喧嘩をたくさんしてきた中だし、
私が面倒を見ることが多かったのに、
成人してからの妹は、
私の気持ちに寄り添う能力が抜群に高くて
何か私に辛いことがあると、それはひどい、とか
そういうことされたらこう思うじゃんね、とか
なんだかんだ味方になってくれることがすごく多い。
だから話せることが一番多い家族になっている。
大人になってからは喧嘩もしたことない。

あと、妹は海外留学を経ているからか
人間関係に関してすごくオープンなところがあり
私が、今の恋人と付き合った時も会わせてほしいと、
自分の恋人と4人で会う機会を積極的に作ってくれた。
ちなみに、決して恋人を品定めするとかではなく、
会ってみたいな~という軽いノリで誘ってくれる。
だから先日も、夕方からは妹の恋人も合流し、
3人でケーキを食べ、近況を2人に共有した。
妹の恋人は、私より3つ上なのだが
彼も私に対してフラットに接してくれる。
(私のことを呼び捨てにするし、
私も彼のことを呼び捨てにする笑)

その、寄り添ってくれるというところと、
オープンにさらけ出してくれるというところが、
私に安心感を与えてくれるのだと感じた。

きっと、小さなころからたくさん喧嘩をして
お互いがどういう人間かをよく分かり合えてるのだろう。
私も妹も、おしゃべりが好きで
一緒にいる間もあまり沈黙の時間はない。
お互いの気持ちを言語化することが得意な方で
どういうときにどう思うかを話してきたから
妹は私に寄り添ってくれるのかもしれない。
なにより、妹は素直である。
だから居心地がよく、安心して色々話せるのだろう。
たくさん話して、いろんな部分をさらけ出しあうという
過程があったから今このような関係を築けてるのかもしれない。
真相はわからないけれど、そう思った。

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