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こんにちは、「HEKICHI KAKINOKI 」です。

こんにちは。

以前からこちらのnoteでお知らせしていた、島根県・吉賀町「旧柿木中学校」の再生プロジェクト。その後、プロポーザル型の公募により、正式に譲渡が決定しました!

新たに生まれ変わる施設の名前は「HEKICHI KAKINOKI」。現在、事業の本格スタートに向け、インフラ整備や各所への手続きなど、準備を進めています。

ところで、この名前。”どうして「僻地」なんてネガティブな名前をつけるんだ”、と思われるかもしれません。でも、私たちが思い描く「僻地」のイメージはそれとは少し違います。この先の社会を考えたとき、日本の「僻地」は、ヒントと可能性を持つ、ポジティブな言葉になると考えています。

私たちの思いは、以下のご挨拶をご覧ください。

ご挨拶にかえて、HEKICHI KAKINOKIが目指す未来のはなし。

世界に先駆け高齢化と人口減少を経験する、課題先進国・日本。中でも早くから人口問題に向き合ってきたのが、島根県西部・石見地方。過疎発祥の地とも言われ中枢都市からも離れたこの場所は日本の僻地かもしれません。しかし、10年、20年、そして100年後、人の減った日本社会を考えれば、僻地と呼ばれる土地にこそ、未来の暮らしのモデルケースになる可能性があるはずです。

旧柿木中学校のある島根県吉賀町・柿木村(かきのきむら)地区は、人口1500人ほどの地域ながら、高度成長期から未来の社会を見据え、地域をあげて有機農法に取り組んできた、有機農の先進地として知られています。自然と共生する里山文化と自給ベースの暮らしを守り継いできたこの地には、これからの未来、私たちが創造的で豊かに生きるヒントが詰まっています。

<HEKICHI KAKINOKI>は、地域の可能性を掘り起こしシェアする場です。1階はカフェやショップ、食品加工場、イベントスペース。イベントやマルシェも行い、地域の食材を生かした創造的でおいしい食体験を広くシェアし、先人の知恵と次世代の感性が交流する場を生み出します。2階部分は地域内外の企業/個人が入居できるオフィススペースとして運営を行い、入居者とも協力しながら、地域の魅力を発見・発信していきます。

私たちが目指すのは地域資源を活用した小さな循環の仕組み。それは、おいしさと楽しさを共有しながら未来のヒントを見つける試みです。<HEKICHI KAKINOKI>に、お力添えをいただけると幸いです。


じゃあ、具体的に何するの?

すぐに動き出すのは2階部分。こちらは「HEKICHI NIKAI」として、地域内外の個人/法人が入居できるオフィススペース。シェアオフィス機能もつくるので、「今日は集中して作業したい」という日だけ、利用いただくこともできます。

そして1階部分は、来年の夏を目標に改装やイベント開催などオープン準備を進めていきます。カフェやショップ、シェア加工場、イベントスペースの機能を持たせ、食や暮らしをテーマに発見と体験の場を目指します。

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2階:HEKICHI NIKAI(オフィスエリア)  *入居者募集中
2階オフィス6室への入居者を募集します。詳細は募集要項をご覧ください。これから始ま るプロジェクトに賛同してくださる方、今ならトライしながら進められる条件での入居が可 能です。 
●2階入居・内見等のお問い合わせ:nrc114102000@gmail.com(担当:田村)

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1階:HEKICHI KAKINOKI *2022年夏オープン予定
カフェ、食品加工場、ショップ、イベントスペース、制作スタジオとして活用。2022 年夏のオープンまでを1階「HEKICHI KAKINOKI」の準備期間とし、イベント開催や発信を行いながら、準備を進めます。
●1階に関するお問い合せ:info.hekichikakinoki@gmail.com (担当:三浦 )

HEKICHI NIKAI 入居者募集中!

2階オフィススペースへの入居者を募集中です。詳しい募集要項は次の記事でお知らせします。また、8月21日(土)にはどなたでも参加いただける内見会も行います。校舎の中を実際にご覧いただける機会です。

■内覧会のご案内はこちらの記事へ


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