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気が付いたらクレビ推しになっていた話①

 もう1年半ほどになるだろうか。
私が二次元のアイドルを推し始めて、彼らの新曲や新情報に一喜一憂したり推し概念を集めてみたりそういった生活を送るようになったのは。

きっかけはほんのちょっとしたことである。それなのになぜこうにも私の生活に影響を及ぼしているのか。なぜこんなにも大好きなのだろうか。

私が推している二次元のアイドルというのはアプリゲーム『あんさんぶるスターズ!!』通称『あんスタ!!』に登場する『Crazy:B』だ。


 そもそものインストールのきっかけは些細なことだった。
2021年3月。私はとにかく暇を持て余していた。
2020年からコロナ渦となり、やりたいことも何もできない。ただ仕事に行って真っすぐ帰るだけの毎日。
「やりたい!!」「出かけたい!!」と思ってもその欲求を無理やり押し殺していくうちに、自分が何をしたいのかわからない毎日。
何が楽しかったのか何が楽しいのかわからない毎日。

コロナ流行前はよく軽率に遠征に行くタイプのオタクだったために思い返してみれば少なくとも心理的ダメージは受けていたのだろう。
最初の1年間は自分の気持ちを誤魔化しながら過ごしていたが、さすがに2年目の春にはもうどうしていいのかわからなくなってしまった。
そんなときだった。たまたまTwitterに流れてきたツイートに目がとまったのは。


実を言うとあんスタ自体はリリース初期に一度だけインストールしたことがある。だが所謂ポチゲー仕様があまり合わずに脱落してしまったのだ。

「あ~アニメもあったんだ。しかもYouTubeで見れるんだ~。これなら気軽に見れるし見てみようかな」

…結論からいうと端折ってはあるんだろうな、と感じたがめちゃくちゃ面白かった。二次元のアイドルものというと『うたプリ』と『ラブライブ』しか履修してない私であったが、『あんスタ』は泥臭さも苦さもアイドルものなのか??という物騒さもあって新鮮に思えた。
さらに声優さんのトークがガチすぎて、声優さんの愛(ガチ度)が高い作品は間違いないんだろうなと…。
そして…

ちょうど斑さんのフィーチャースカウトがあってた頃
後の最推しとなるこはくくんを引く

気が付いたらインストールしてた。

 幸いなことに友人であんスタをプレイしている子がいたため、いろいろと教えてもらった。
現在(『!!』)になってからは従来のスタイルとは別にリズムゲームVerも実装されているということを。
(リズムゲームならまだ得意なほうだぞ……)と軽率にインストールをするのであった。

 さて、リズムゲームということはMVが存在するのである。
私が最初に惹かれたMVはこちら。


めっちゃくちゃかっこいい…。
この頃は『Double Face』がどういった経緯のユニットなのか理解はしていなかったのだが、刑事ドラマの主題歌でありそうな雰囲気に魅了されたのだ。
鳥海さんやっぱり声いいな~(斑さんのCVは鳥海さん)、この相方のピンクの子、声めちゃくちゃ好みだな~と。
高すぎず、低すぎず少年っぽい声なんだけど艶があるな~、あれ??でもこの子、ユニット紹介のページ?立ち絵?は千鳥格子のジャケット羽織ってなかったっけ??

気になると調べたくなってしまうのである。
(へぇ~本来は『Crazy:B』所属なんだ~。なんかチャラそうなユニットだな~。でもどんなんか気になるし、MV見てみるか~)

えっ…歌うっま……チャラいけど。
バチバチのネオンのステージ、歌唱力の高さ、ダンスもすごいし、どちらかと言えば日本のアイドルというより韓国のアイドルっぽい。
え~!!イマドキの二次元アイドルってここまで進化してたの??!!
衝撃を受け、他楽曲も探し始める私。


コーレス曲あるなんて聞いてないんだけど??!!

そう私はコーレス曲が大好きなのである。普段は『いきものがかり』や『ゆず』を聞く人間なのである。当然コーレス曲もあって、それがめちゃくちゃ楽しくて明るくハッピーになれるので大好きなのだ。

(バチバチのかっこいい曲も歌えて、そんでもってこんな明るく楽しい曲も歌えるなんて……え、なんなの???)

飛び回る自由な
蜜蜂(ビー)

天城燐音が率いる、コズプロの新星、エモーショナルなパーティユニット。ファンと一緒に盛り上がるライブ感に特化したグループ。メディアの露出においては、バラエティ番組やトーク番組のゲスト、ラジオのパーソナリティー、CM出演にファッションモデルなど自身を発信する仕事が中心的。テーマカラーはイエロー。
あんさんぶるスターズ公式ユニット紹介

そっかぁ…ライブ感に特化したグループかぁ……そりゃ私の好みバッチリだからコロッと落ちるわな(秒である)
こはくくん経由で彼らに辿り着き、そして魅了された。自分でも何でなのかは未だにわからないが(普段ならばMaMや紅月のような楽曲が好きなはず。自分自身もそちらのユニットが好きなんじゃないのかなと思っていた)、好きになったのだ。
一目惚れ、ならぬ一聴き惚れである。

 彼らの楽曲を聞いていると鬱屈で嫌な気持ちが吹き飛ばされたような気がする。
まわりのことを考えすぎてしまうより、お前はどうしたいんだ?お前がやりたいようにやれよ。
…と。コロナ渦でコロナ前よりも消極的になって怖気ついてしまって、どこか引いてしまっていた私に勇気をたくさんくれたのだ。
もしかするとそういう落ち込んだときだったから。自分を押さえ込んでいたときだったからこそ、彼らの力強い歌声に自由気ままな歌詞に明るくてバチバチにかっこいい音楽に惹かれていったのかもしれない。
なぜなら彼らは「飛び回る自由な蜜蜂」なのだから。人を魅了するアイドルなのだから。

こうして『Crazy:B(以下略クレビ)』のMVを一通り見終えた頃にはすっかりクレビが気になる存在となっていた。


 あんスタはもちろんMVだけではない。ストーリーが主だ。
じゃあ私が気になっているクレビはメインストーリーではどんな活躍をしているんだろう?
結論から言うとクレビ推しになることになるが、それはまた次の機会に。

閲覧頂き、ありがとうございました。

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