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3月一般質問(後編)


みなさんこんにちは(^o^)

昨日の続きで、僕が一般質問で言いたかったことについてまとめます。

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②人権文化センターについて

まずは前提として。

奈良市には人権文化センターが4館あり、人権啓発の拠点として・文化や教育の場として・地区内外住民の交流と憩いの場として・市民に対する相談事業として、役割を果たしています。

また世の中の流れとしては、2016年に国において「部落差別解消推進法」が新たに制定され、それに伴い県でも奈良県条例ができました。
また国際情勢下ではSDGsが提唱され、人権問題は部落差別だけでないのはもちろん、高齢者、障碍者、在日外国人問題のようなマイノリティ問題を初め、格差社会の中で生まれる社会的弱者なども人権問題の枠で語られるようになっています。

21世紀は人権の世紀と言われる中、奈良市にも誇るべき「奈良市人権まちづくり条例」があり、それら理念に実行力を持たせるのが人権文化センターです。

しかし、3年前に出された奈良市の節約計画では、人権文化センターを指定管理しようという方針が示されています。

わずかなお金を節約するために、改革の名を借りて人権文化センターを外部委託しちゃうことの是非は議論されていますが、今回はそこを論点にしません。

さて、そういう流れの中で奈良市と地元自治会との話し合いが重ねられ、今年度の最初には1つのセンターが地元自治会に委託されました。

さらに、この4月から別の人権文化センターについても地元自治会に委託を受けてくれないかと協議が行われてきました。

最初は、大切な役割を持っている施設なので直営であるべきだと主張する地元自治会でしたが、市職員は何とか委託を受けてくれとお願いするため足を運び続けました。

市職員の熱心な姿、人権文化センターを大切なものだと理解した上での新たな提案に、徐々に地元自治会の意識も変わってきます。

それは決して平坦な道のりではなく、地元の人たち同士でも喧々諤々のやりとりが繰り返されてきたし、住民と市職員も時には口論しながら意見をぶつけ合ってきた結果です。

そして去年の10月ごろ、地元自治会は人権文化センターの委託を受けることを決意しました。

担当課も1年半の努力が実ったと、達成感と喜びに胸を撫で下ろしていました。

地元の人たちも委託を受けるからには素晴らしいものにしようと、それからも会議を重ね、前向きな努力を重ねてくれていました。

が、なんとそれから2ヶ月後の12月に市は、態度を変え、指定管理はしないと言い出したのです。

これまで議論しながらも信頼関係を築いてきたはずの市職員が、理由も言わずに「無理になりました」を繰り返す姿に地元の人たちは茫然としました。

怒りに震える住人、涙を流す者もいました。

だけど市長決済を待つばかりだった指定管理がここにきて暗礁に乗り上げるなんて、市長の心変わりしかあり得ません。

それでも職員は内部事情を漏らすわけにはいかず、住民に問い詰められながら顔を赤らめながら黙るばかりです。

住民たちは、この職員に騙されていたんだと腹を立て、憎むしか感情の持って行き場がありませんでした。

後日、事情を聞いた僕が話を聞くために、当該職員と面談しました。

事情を聞いても、肝心の部分は口籠もります。

そして、自分たちの1年半は何だったのかと、大の大人が大粒の涙をポロポロこぼして泣き出したのです。

本当に心の痛い光景でした。

市長の思いつき運営、心変わり運営に周りが振り回されるのは今に始まったことではありません。

この数年間、幾度となくこんなことが繰り返されてきているのです。

こんなことが続いたら、市職員のモチベーションが下がるのは当然です。

市民の奈良市に対する信頼が失われるのは当然です。

僕が市長のワンマン体制を批判するのはこのような背景があります。

今回も議場では、市長は質問に真っ直ぐ答えず言い訳に終始していました。

僕はもう現市長に何かを期待するのはやめました。

今さら市長に謝ってもらっても仕方ないし、責任を追求するつもりもありません。

だけど市職員が市民のためを思って真っ直ぐ仕事できる、自分の仕事に誇りを持てる奈良市には絶対したいと思います。

それが僕の率直な思いであり、そのことを僕の訴える柱の1つにしようと決めました。

以上、柿本の一般質問報告(解説?)でした。

写真はその日のパパご飯(o^^o)

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奈良市議会議員の柿本元気といいます。市政について報告するための文章をnoteに綴ることにしました(o^^o)