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2022年6月11日の日記: 平家物語 (アニメ) 感想
こんばんは。6月も上旬が終わりましたね。皆さんのお住まいはもう梅雨入りしましたか。この時期は雨が多くて洗濯物も乾きにくい、気持ちも晴れない、そんな日々ですね。
雨が降ると出かけるのが億劫になりますが、こういう時ほど家でゆっくりするのもいいですよね。
最近はAmazonプライムでアニメの平家物語を見ました。これがもうすごく良くて。平家物語は皆さんご存じですよね。鎌倉時代の直前、平家の栄華と没落、や武士の活躍などを描いた軍記物語です。平氏・源氏の戦いから逸話まで描かれていますね。
皆さんご存じのように栄華を極めた平家も没落するわけです。そうして源氏がとって代わる。これをまぁネタバレとは言わないですよね。
NHKの大河ドラマもそうなんですけど、歴史ものってもう壮大なネタバレが先にあるわけです。そこでこのアニメでは未来を見ることのできる「びわ」という少女を語り部におくわけです。
未来の見えるびわが平家一門と暮らすうちに平家の人々に情を抱くわけですけど、アニメを見ている私もそのまま同じく情が移る。情が移るんですけど、私たちは知っているわけです、彼らが滅亡の道を歩むことを。
その感情の揺れ動きをすごく巧みにアニメで描いていると思います。ぜひ多くの人に見てほしいアニメでした。
主題歌は羊文学が担っています。歌のタイトルは「光るとき」
これがまたアニメの滅びゆく平家の姿とそれでもずっと歴史が続いてくその様子とうまくマッチしています。
滅亡に向かう平家の話ですから、もうストーリーは暗いんです。
「何回だって言うよ 世界は美しいよ
君がそれを諦めないからだよ」
この歌詞がね。未来が見えるのに何もできないと嘆く主人公びわの姿に重なるんです。
ストーリーがどんどん暗くなっていくんですけど,一方で主人公が自分の生き方を見つけて希望が見えてくるんです。
「最終回のストーリーは初めから決まっていたとしても」
という歌詞もまさに歴史物語そのもですよね。
ずっと歴史が今に続いてきていて、そして明日以降もずっと歴史が続いていくんだなと感じられました。自分の生活も歴史の中に息づいているんだなぁって。
明日も歴史の中で生きていくかぁ。生きていきましょうね、この時代で。
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