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有馬記念

今週は待ちに待った大日本帝国民の一大イベント有馬記念です。実は僕が12月23日生まれであることもあり、僕が人生で初めて購入したレースが昨年の有馬記念でした。トリガミでした。そんな少し思入れのある有馬記念を今年"も"的中させて、21歳幸先の良いスタートをきりたいです。

昨年の購入履歴


さて今年の有馬記念も非常に豪華なメンバーが揃っており、

○4歳牝馬2冠でJC3着のスターズオンアース
○宝塚2着凱旋門賞4着のスルーセブンシーズ
○昨年のダービー馬でJC4着のドウデュース
○有馬記念ラストランのタイトルホルダー
○牡3歳世代トップのタスティエーラ、
 同じくソールオリエンス

など有力馬多数で取捨選択に迷うレースとなっています。しかしここまでのメンバーが揃うとなると過去レースの実績、相手関係などから以下の9頭は今回のメンバーに入っての健闘は厳しいという評価となり今回狙うのは避けるべきであると考えています。

消:
アイアンバローズ
ウインマリリン
ヒートオンビート
ブローザホーン
プラダリア
ホウオウエミーズ

これらを除いた出走馬について見解を記述していきます。
見解を述べる前に、コース形態について。
スタート直後にすぐカーブを迎えるためスローで立ち上がり、6度コーナーを回る特殊なコースで、直線の急坂もあり結構タフな条件。しかし今年の有馬記念は例年よりも速いペースになると予想。展開予想に追記する。
簡単な展開予想だが、今回ラストランとなるタイトルホルダーは陣営側から積極的に行けという指示が出ている模様。さらにアイアンバローズも逃げ宣言もしているようで、ハイペースにはならないと思うが、それなりのペースで流れると思われる。




【見解】
○シャフリヤール
実績十分であるが、気になるのは状態面。出走予定であった香港ヴァーズを直前で出走回避、そこから有馬記念に標準を切りかえて急ピッチ仕上げ。いくら陣営が体調は良いと言っても、香港までの長距離輸送によるストレス+調整期間の短さなどを加味して考えると、とてもじゃないが仕上がりが良いとは思えず。

○ソールオリエンス
現状タスティエーラとソールオリエンスは3歳牡馬トップ2頭であり、ダービーの時計から3歳牡馬のレベルは低く、豪華出走メンバーが揃う有馬記念という舞台では足りないと巷で言われているが、展開次第で時計は大きく変動するのであまり気にするところではなく、むしろこの時期での斤量2kgハンデは結構大きいと考えた。手塚調教師の合同会見を見て過去G1よりもしっかりと仕上げていてかなりの勝負気配を感じた。
皐月賞の直線短い中山舞台で最後方からの1着のように瞬発力に非常に長けており、ペースが流れるのであれば、先行勢にはそれなりに負荷がかかるし瞬発力勝負になるのであれば勝機はある。

○タスティエーラ
ソールオリエンスで述べた通りで実力が足りないとは全く思わない。しかしながら自分より遥かに競馬に詳しい人達が高速馬場を先行力で押し切るタスティエーラは今回の条件が合わないと言っているので、それに乗っかって勇気の消しをしたいと思っています。

○ジャスティンパレス
ソールオリエンス同様に瞬発力であれば勝機はある。記憶に新しい秋天でも上がり最速でイクイノックスに次ぐ2着。さらに春天でも上がり最速、宝塚記念でも上がり2位など、キレはこのメンバーでもトップクラス。さらに阪神大賞典のように仮にスローで流れたとしても前から脚を発揮できるため馬券からは外せない。

○タイトルホルダー
ラストランとなる今回の有馬記念。2週前くらいから周りにはタイトルホルダーを買いたいと言っていたので頑張って欲しいとは思うが、和生騎手と栗田調教師のコメントの歯切れの悪さなどからもこの馬のいちばん良い時からは1枚落ちる印象。さらに岡田代表も凱旋門賞以降の成績をメンタル的なものが大きく、馬自身が思いっきり走らないとのこと。頑張って欲しい1頭ではあるので、枠順としては1枠が欲しい。

○ライラック
調教について自分はなにも分かりませんが、とりあえず有識者の中で坂路ですごい時計を出していることが話題になっているということのみを知っているので、3連系を買うのであれば3列目に入れてもいいかなと思ってます。

○ハーパー
常に安定した走りを見せているハーパー。これといった武器がなく、キレが求められる中山でこのメンバーでさすがに1枚落ちるかと。桜花賞でリバティアイランドに外から飲み込まれたように、急坂があるコースでは少し狙いずらい。しかしライラックを評価してこの馬を買わないというのもおかしな話なので、3連系であればヒモに。

○ディープボンド
タイトルホルダーが悔いのない逃げをしてくる+アイアンバローズ逃げ宣言とも取れる発言からそれなりにペースが流れると思われる今年の有馬記念。そうなれば狙いたいのがこの馬。
ディープボンドが2着になった2021年の有馬記念は900m通過タイムが過去10年で2番目に速いペース、さらに今年の天皇賞春(稍重)は過去8回/10回が良馬場開催にも関わらずこれまた2番目に速いペース。この馬のストロングポイントは流れたペースを前受けしても使える脚。
こう考えるとスローで流れた今年のJCや宝塚記念で出番がなかったことも頷ける。想定15番人気。近年の走りではズブさも目立っているが、このオッズであれば妙味も考慮して積極的に狙いたい1頭。枠順が楽しみである。ネクロがA評価出したらしいタヒね

○スターズオンアース
前々走VMは5F58.5で流れたペースを前受けして終い3F33.6の上がりを使ってきていて相当強い内容であると考える。さらに先日引退した世界最強馬イクイノックスと対戦したJCで3着。それだけで十分評価に値する。パンサラッサが逃げたことにより、5F57.6が記録されたが後続は1分フラットくらいのペースだと思われ、4角からイクイ、リバティとよーいドン勝負。このように異なるペースでもキレる脚を使えるのは今回のメンツでも大きな武器になる。


【枠順確定前】
ディープボンド
○スターズオンアース
▲ジャスティンパレス
▲ソールオリエンス



【最終見解】
◎ディープボンド
○ジャスティンパレス
▲スターズオンアース
▲スルーセブンシーズ
▲ソールオリエンス

本命はディープボンド。自分の中では結構閃いたと思っている中でしっかりと内枠を引いてくれて、後悔ない馬券を買いたいと考えた時にこの馬で勝負したいと思いました。展開的にはタイトルホルダーが好スタートを切り、単騎先頭。少し外からアイアンバローズが続く。ソール、シャフリは中段から後方に構える。ドウデュースは超ハイペースを前受けした秋天のことがあるので控えると予想。そうなればディープボンドの位置取りは容易となる。タイトルホルダーに後方からプレッシャーをかけ続けながらインで溜めて直線で突き抜けて欲しい。
対抗にはジャスティンパレス。スターズオンアース&スルーセブンシーズが大外、ソールオリエンスが最内を引き、当日の展開次第でいくらでも結果が変わりそうで、軸馬にするには少し怖い印象を受ける枠順であった。そうなった時に軸にするのであればジャスティンパレスが適任であると考えての対抗。近年はどの位置、ペースに関わらず瞬発力を発揮できており、最も確実性が高いと考えた。
3番手にはスターズオンアース、スルーセブンシーズ、ソールオリエンス。枠順の不安要素が発生したため3番手止まりだが、予想通りペースが流れて前潰れで展開が向くのであればこの3頭は絶対に上位にくい込んでくる末脚を持っている。

ディープボンドを本命として推奨しているにも関わらず、前潰れでスターズ、ソールに展開が向いたときへの印は矛盾していて予想自体破綻しているかもしれませんが多目に見てください(^_-)

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