外貨建て個人年金保険は買ってはいけない

外貨建て個人年金保険とは?

・外貨建てとは?

日本円を保険会社へ支払 ⇒ 保険会社が円をドルへ両替 ⇒ ドルで資産運用

・個人年金保険とは?

保険というか積み立て貯金です。

若いころに積み立てれば、60歳になってから積立額+投資運用益をもらえるというもの。

節税効果があるため、年間8万円分は入ったほうが得となる可能性が高い。

外貨建て個人年金保険の具体例

米ドル or 豪ドルで運用。積立利率は年1.5%の最低保障されている。

月100ドルを30年間積み立てた場合の支払額と積立額(投資リターン込み)は以下になる。

支払額: 36,000ドル

積立額: 45,430ドル

⇒ 1,000ドル弱増える計算になります。

これをみると絶対に入ったほうがよいと思うかもしれませんが、私は以下の3つの点からおすすめしてません。

買ってはいけない理由

①米国債を買うほうが得

30年物の米国債の金利は、2021年3月時点で2.4%。

1.5%を下回ったのは2020年の春のみ(コロナ)であり、リーマンショック時ですら2%台をキープしている。

保険会社は利益を上げなければならず、その金利差が搾取される構造になっている。

②途中解約できない

途中解約すると、支払額よりも少ない額になってしまうペナルティがある。

債権であれば、売りたいとき売ることができ自由度が圧倒的に高い。




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