ラビカーノとは(ウィキ翻訳)

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Wikiを翻訳ソフト等を使用して訳したものです。
正確性はまったく保証できませんのでご了承ください。
元記事:https://en.m.wikipedia.org/wiki/Rabicano


概要

ラビカーノ(rabicano)とは、特定の模様のローニング(Roan:粕毛)を特徴とする馬の毛色である。「white ticking」と呼ばれることもある。
最小形態は尾の付け根にある白い毛だが、 多くの場合はまず脇腹に白い毛が散らばって生え、次に脇腹から放射状に他の部分に白い毛が生えてくる。
ラビカーノは粕毛とは異なるものである。

語源

スペイン語で「尾」を意味するraboと「白」を意味するcanoに由来し、尾に白い毛が生えている馬のことを表す。 この言葉はイタリア文学の叙事詩にかなり早くから登場している。『オルランド・イナモラート』(1495年)の登場人物アルガリアは「ラビカーノ」という名の馬に乗っている。また、アストルフォも同様である。
イタリア語では単純に粕毛を意味するため、説明的な名前だったのかもしれない。

特徴

特徴としては、尾頭と、馬体と後脚をつなぐ脇腹に白い毛があることが挙げられる。他の柄や色と同様に、ラビカーノの特徴の発現は様々である。個々の馬の毛色の説明では言及されないことが多い。これらのバリエーションに影響を与える要因のほとんどは不明であるが、栗毛または栗毛をベースとした被毛を持つ馬は、より白い毛が多くなる傾向があることが知られている。
遺伝に関してはまだ完全には解明されていないが、ラビカーノの模様は粕毛とは別の遺伝子によって引き起こされ、別の遺伝メカニズムであることは明らかである。

遺伝

一部の家系(families)では顕性遺伝子であると考えられているが、ラビカーノの模様に従わない他の形態のwhite ticking が存在し、別のメカニズムで制御されている可能性もある。
アラブ種のように粕毛の存在しない品種にも存在し、アラビアではラビカーノは粕毛と定義されているほどである。ラビカーノは粕毛や芦毛等の白い毛を持つ毛色も含んだすべての毛色で発生する可能性がある。

粕毛と比較して

粕毛と混同されるほど模様が広範囲に及ぶことは稀である。しかし、ラビカーノと粕毛の両方の遺伝子を持つ馬も存在する。
ラビカーノは本物の粕毛ではなく、以下の点で粕毛と区別できる。

・ラビカーノは大腿部と脇腹の接合部に白い毛が集中しているが、粕毛は頭などの一部分を除いて全身に均等に分布している。
・ラビカーノは尾の付け根に白い毛があるが、粕毛にはない。
・ラビカーノの模様は広がることがあるが、粕毛は通常より濃くなる。
・ラビカーノは皮膚が傷ついてもコーンマーク ※はできない。

※コーンマークとは
粕毛の馬に見られる、暗色の毛の斑点のこと。皮膚の小さな切り傷や引っ掻き傷の上に生えてくる色の濃い毛らしい。
参考:https://en.wikipedia.org/wiki/Bend-Or_spots

サビーノと比較して

サビーノは通常、肢部の高い位置まで白斑があり、白斑は腹、顔、顎にまで及ぶこともある。サビーノにはラビカーノの特徴である尾の付け根の白い毛がないことが多いが、1頭の馬が両方の模様の遺伝子を持っている場合もある。


概要では「馬の毛色」とありますが、毛色というよりも「栗毛でラビカーノの馬」みたいに特徴のひとつとして捉える方が自然なのかなと感じました。
ついでに元記事の参考文献からわかったことを要約。

  • 一般的に「ティッキング(ticking)」「クーンテール(coon tail)」「スカンクテール(skunk tail)」と呼ばれる。
    ※ tickingを調べたところストライプという意味がありそう? ティッキングストライプという柄が見つかった。coonはアライグマ。

  • 最も極端な場合は粕毛に近い外観。

  • ラビカーノは公式的な毛色ではない(AQHAの話)。

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