見出し画像

【日記】レアな乗り物『ホバークラフト』復活!国内で乗れるのは大分県だけ!

(全777文字)
昔、大分県では、大分市と別府市から大分空港までの間でホバークラフトの定期便が稼働していました。

大分空港は国東半島にあるので、別府・大分から陸路で車で行くには海岸沿いの道を延々と走って行かないといけませんでした。
海上を高速で結ぶホバークラフトを使うと約30分程度で着くという、ものすごく便利な乗り物でした。

1988年に瀬戸内海ホバーが瀬戸大橋の開通に伴って廃止になった後、大分県のホバーは、日本国内で唯一のホバークラフト路線として有名でした。空港に用事はないけれど、わざわざ、このホバーに乗るためだけに訪れるお客さんもいたくらいです。

なので、切符は空港を使う人用と、体験で乗船したい人用のものがあったくらいです。

でもですね。

やはり、クルマの性能が上がったり、道路が整備されたりで大分のホバーも姿を消すことに。大分自動車道路の整備や日出バイパスの開通で、空港周辺もだいぶ便利になりましたので…。

結果、40年近く創業していた大分ホバーは2009年に廃止になりました。

そして約10年が過ぎました…。

2020年に当時の大分県知事が「2023年以降ホバーを復活させたい」と発表して、今その準備にかかっているそうです。

英国製のホバーを導入することになりましたが、色々あって納品が2か月ほど遅れたものの、既に船は大分県まで届いていて、9日には商用運転に必要な各種検査などが終わり、10日には一般公開までされています。

大分にホバーが復活すると、『日本国内で唯一ホバークラフトに乗れる路線』がまた復活することに。観光資源としても売りにしていきたいとのことです。

大分県と言えば別府や湯布院などの温泉で有名な観光地がたくさんありますが、温泉に入りに行ったついでに、ホバークラフトに乗ってみるのも楽しいかも知れませんね。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

よろしければサポート頂けると嬉しいです。頂いたサポートはクリエイター活動費として使わせて頂きます。