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【競艇】俺的にF2でも買える選手4選

半年間の級別審査対象期間に2本のフライングを切るとF2になります。
この場合のフライング休みは30日+60日=90日間です。
期間中にさらにもう1本のフライングを切るとF3。
フライング休みはさらに90日追加され、合計で180日間となります。
6ヶ月です。6ヶ月。
こうなってしまうと選手としては現在のランクを維持するのはまず不可能ですし、かつ金銭的に困る選手も出てきます。
そのため多くの選手はF2になるとスタートを控えます。
スタートを控えると成績はやはりそれなりになってしまうことが多いため、一般的にはF2の選手は舟券的に買えない選手となります。
しかし、中にはそんな常識を覆す選手がいます。
というわけで、今回は俺的にF2でも買える選手を4人紹介します。

井口佳典選手

井口佳典選手の直近のF2は2015年後期の級別審査期間(2014年11月~2015年4月)。
当期は2014年12月に1本目、2015年1月に2本目のフライングを切りF2となりました。
しかし、F2となってから最初の開催となった宮島競艇「GⅠ宮島チャンピオンカップ開設60周年記念」で優出して5着になると、続く戸田競艇場の一般戦で優勝。さらに同年2月に芦屋競艇場で開催された「GⅠ全日本王座決定戦 開設62周年記念」でも優出し6着の好成績を残しました。
F2のハンデを背負いながらG1レースでも十分に戦え外せません。

守田俊介選手

守田俊介選手の直近のF2は2010年後期の級別審査期間(2009年11月~2010年4月)。
当期は2009年12月に1本目、2010年3月に2本目のフライングを切りF2となりました。
F2となった2日後には転覆のため失格となり同日で途中帰郷するなど散々な結果でしたが、次節の三国競艇場のG3レースでは初日から3走連続でコンマ0台のスタートを決めるなどキレッキレ。優勝まではなりませんでしたが、きっちりと優出し5着となりました。さらに続く江戸川競艇場の一般戦でもF2の状態で初日から3連勝しました。
当期の平均スタートタイミングもF2なる前までがコンマ14なのに対して、F2となった後もコンマ14と変わらず。F2でも余裕で買えます。

深川真二選手

深川真二選手が直近でF2になったのは2018年後期の級別審査期間(2017年11月~2018年4月)。
当期は唐津競艇場の年またぎ開催で1節に2本のフライングを切り一気にF2となりました。
地元のファンの前での大失態でしたが、その後は奮起。
次節の浜名湖競艇場の一般戦、続く唐津競艇場のG1レース、さらに次のびわこ競艇場の一般戦と3節連続で優出。最後のびわこは優勝も果たしました。
F2の重しも関係なしの活躍で普段通り狙えます。

土屋智則選手

土屋智則選手が直近でF2になったのは2015年前期の級別審査期間(2014年5月~10月)。
当期は期初めの5月1日にいきなり1本目、9月に2本目のフライングを切りF2となりました。
しかし、次節の宮島競艇場の一般戦、さらにその次の津競艇場の一般戦と2節連続で優出し、しかも2節連続で優勝。当期の優勝3回の内2回をF2後に上げる勝負強さを見せました。
直近の成績的にビッグレースでは積極的に狙えませんが、下のクラスのレースならF2でも勝負になります。

いつものチェックは忘れずに

今回は俺的にF2でも買える選手を4人紹介しました。
個人的に「F2でも買える」というだけで、「F2だから積極的に狙える」という訳ではありませんので、いつも通りエンジンの状態や選手の調子などのチェックは忘れずに。

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