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【競艇】「SGの優勝戦は1号艇から買えばいい」というのは本当なのか

競艇の最高峰グレードレースの「SG競走」。
艇界の一流選手たちが集うそのシリーズは、個々の選手の実力が拮抗しており頭を悩ますレースがたくさんあります。
さらに優勝戦となればなおさら。
1号艇から6号艇までどの選手からでも狙えます。
しかし、蓋を開けてみればどうでしょう。
結局1号艇がインから逃げて1着となり「やっぱりSGの優勝戦は1号艇だよな~」という経験をしたことがある人が多いのではないでしょうか。
ということで今回は「SGの優勝戦は1号艇から買えばいい」というのは本当なのか見ていきましょう。

1着率は80%超

今回は2016年から直近の2021年3月のボートレースクラシックまで過去5年間に行われたレースを対象に見ていきます。
この間に行われたSG競走の優勝戦は46回あり、その内1号艇が1着になったのは37回でした。
1着率は約80.4%。
概ね5回中4回は1号艇が優勝している結果となっています。
このデータから見れば「SGの優勝戦は1号艇から買えばいい」というのはあながち間違いでもなさそうです。

平均配当も結構高め

続いて配当面から見てみましょう。
先程と同様に過去5年間で見ると、SGの優勝戦で1号艇が1着になった場合の平均配当は3連単が約1854円、2連単が約523円となっています。
1号艇を1着に固定し紐を総流しした場合、2連単は余裕のプラス収支、3連単はトリガミとなるものの買い目を絞れば十分にプラス収支にできるだけの配当があります。
1号艇が1着に来ればとりあえず勝つことはできそうです。

回収率は意外な結果

今度は回収率についてです。
同様に過去5年間の結果で見ると、1号艇を1着に固定し紐を総流しした場合、3連単は約74.6%、2連単は約84.2%となっています。
3連単は控除率を考慮すれば妥当な数字となっていますが、2連単は紐を総流ししても80%超えとやや有利な回収率となっています。

結論

「SGの優勝戦は1号艇から買えばいい」というのは結構本当。
的中率も高いのでうまく買い目を絞って舟券を購入すればなんとなるかもしれません。
ただしあくまで過去5年間の話ですので、ご注意を。

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