見出し画像

FXのトレード記録はアプリ?手書き?続けるコツを教えます

あなたはFXのトレード記録をつけていますか?

トレード日記、トレードノート…呼び方はいろいろありますね。

媒体も様々です。ノートに手書きをする人、エクセルできっちり管理する人、何かしらのアプリを使う人、Evernoteもよく聞きます。

始めた直後は頑張れるんだけど、だんだん続かなくなる…

ぶっちゃけめんどくさい!

よくわかりますよ。

でもね、心を鬼にして言います。

勝ちたいなら今日からトレード記録をつけなさい!(ドーン)

明日からではないですよー!次のトレードからです!

以下のような方は是非この記事を読んでいただき、実践に結びつけてください。

・どうしてトレード記録が必要なの?

・何を書けばいいか分からない!

・続けるコツを知りたい!

・おすすめの記録方法は?


トレードノートをつける3つのメリット

めんどくさい!

って言ってるあなたも、本当は「トレード記録をつけたほうがいい」ということは薄々分かってるんですよね。

では、まずは改めて、トレード記録をつけるメリットから洗い出していきましょうか。

自制に一役買ってくれる

これ、一番最初に書くくらい大きなメリットです。

トレードをしたら記録をつける

というルーティンが出来上がると、「記録しなきゃいけないから、ルールから逸脱したトレードはしたくない」という自制心が少なからず働きます。

不思議なものですよね。

誰かに見せるわけでもないのに、アウトプットするという意識があるだけで、トレード前に一瞬冷静になれます。

さらに、「根拠を説明できない(=記録を付けることができない)トレードは行わない」という意味でも、あなたのメンタルに良い働きかけをしてくれます。

どうでしょう?

これだけでも、「ポジポジ病を発揮して無駄玉を撃ちまくる」といった負けトレーダーの行動を遠ざけることができると思いませんか?

得意・不得意が見えてくる

トレード記録をつけ続けていくと、

「ルール通りにトレードしていると、〇〇という場面ではよく勝ってるor負けてるなあ」

ということに気付くことがあります。

実際に僕はトレード記録を分析して、資金10倍にしたトレード手法にテコ入れをしています。(Now!)

僕の手法についてはここで詳しく触れませんが、例えば、

自分はショートの勝率が良くて、ロングではよく負けている。

⇒じゃあショートに絞ってみるか!

といったように、自分の得意・不得意を客観的に見るために、トレード記録は非常に役に立ちます。


成長を実感できる

トレード記録をつけることが習慣化されると、あなたのトレードに必ず何かしらの影響・変化が出てきます。

上に挙げた通り、負けトレーダーの行動を避け、トレードを客観的に見ることができるようになるため、結果的には勝率アップにつながるはずです。

そうなってくると、1年前、1ヶ月前あるいは昨日のあなたよりも、

トレードが上手くなっている

という実感を得ることができます。

人間が成長するためには、「挫折」「成功体験」が欠かせない要素です。

トレード記録をつけ、負けトレードと向き合うことで、一種の「挫折」を味わうことができ、

勝ちトレードと向き合うことで、成長を感じるという「成功体験」ができます。

そしてこれは、自分自身が取った行動の結果であるからこそ、意味が生まれます。

他人のトレード記録を見るだけでは得られない学びや気付きが詰まっているのです。

つまり、あなたがつけるトレード記録というのは、

あなただけに価値のある、唯一無二の財産となります。


トレード記録に最低限必要な項目は?

さてさて、トレード記録の重要性は再認識していただけたことでしょう。

ここからは、実際にどうやってトレード記録をつけるべきか、という部分に踏み込んでいきます。

まずは、記録に残すべき項目を列挙していきましょう。

【トレード記録に必要な項目】
★通貨ペア
★トレードした日付・時間(エントリー、利確 or 損切)
★ロング or ショート
★勝敗
★エントリーした根拠
★利確、損切した根拠
○トレード中の感情の動き
○トレード中のレートの動き
・トレードしたときのレート(エントリー、利確 or 損切)
・獲得pips
・獲得損益
・トレード時の環境認識(各時間足のトレンドは出ているか、方向はどっちか)
・トレード時のチャート画像
・使用しているインジケータの情報(MAタッチとか、MACDが〇〇クロスとか)

★を付けたのは、必ず残したい項目です。

特に、「エントリー、利確、損切の根拠」は確実に残したいです。

この項目が、トレードを客観的に見る上で重要になります。自分がチャートから何を読み取ったのか、振り返れるようにしておきましょう。

○印はできれば残したい、僕の経験上残しておいてよかった項目です。

それ以外は必須項目ではないです。

レートや環境認識は「根拠」の中に登場する情報である可能性が高いので、そこで網羅できますし、

獲得pipsや損益は、PF値や損益レシオを後で振り返りたければ残しておきましょう。

上記をベースとし、自分のトレードに必要な情報を味付けしていってください。


どうしても続かない!そんなあなたに伝えます

重要性は分かった、必要な項目も分かった、

でも続けられる自信がない!

と言いたいところですが、継続することの難しさはよく分かります。

継続するためには、習慣化が必要です。

では、習慣化するためにはどうすればいいのでしょうか?

一つの策として、できる範囲から始めるということがあります。

上述した★印の項目をいきなり全部書くのはしんどい!

と言うのであれば、まずは、

通貨ペアと方向と勝敗だけ

記録してみるのはどうでしょう?

これだけならできそうじゃないですか?

ノートでもスマホのメモ帳でも、何でもいいです。殴り書きでオーケー。

正直言って、「通貨ペアと方向と勝敗」だけ残しても、後で振り返ったときの旨味はありません。

ただ、「トレードしたら記録をつける」という行動が習慣化されるなら、それは大きな一歩です。

習慣ができ、苦なく続けられるようになってきたら、「エントリーした根拠」を追加してみる。ここまで来ればトレード記録としての価値が高まってきます。

朝起きたら顔を洗う。食事をしたら歯磨きをする。

今当たり前にやっていることだって、最初から習慣にしていたわけじゃありませんよね?

一歩一歩、自分のペースで進んでいきましょ。

悩んだら微力ながら力になりますよー!


おすすめのトレード記録方法

では、最後に僕のおすすめのトレード記録方法をお伝えしておきます。

先に言いますが、ストレスなく続けられるやり方は人によって違います。

なので、ここからの話はあくまでも参考程度の紹介です。いいなと思ったら試してみてください!

僕は、「Memento Database」というAndroidのアプリを使っています。(iOS派の皆さん、ごめんなさい…)

こちらのアプリです。

手軽に自分だけのデータベースを作れるアプリと思ってもらえればよいです。

実際に付けてみるとこんな感じ。

こんな風に一覧でも見れます。

「ライブラリ編集」で記録したい項目を事前に設定しておけるので、トレードしたらアプリを開いて、項目に従って入力するだけ。

プルダウンメニュー等も設定できるので、項目によっては「選択するだけ!」という状態にもできます。

CSVで保存もできるので、PCで加工・編集したい場合にも便利です。

いかがですか?

僕としてはやっと見つけたぜ!と思うくらい、使い勝手がいいです。

自由度も高いですしね。

無料のアプリなので、興味のある方はぜひ使ってみてくださいねー!


記録なくして成長なし

はい。今回は「トレード記録」の重要性、継続する方法、おすすめのやり方を紹介していきました。

トレードするときに、つい感情が昂ぶってしまうという人は多いと思います。

そんな人は特に、後で冷静になって振り返ることができるよう、記録を付けておくことを強く勧めます。

また、負けが続くと記録するのも億劫になってくると思います。

しかし、負けトレードからこそ学ぶことは多いはずです。

同じ失敗を繰り返すことのないよう、しっかり振り返って定着させていきましょう。

それでは、今回はこれで終わりです。

皆さんガンガン記録して、勝ちトレーダーを目指していきましょうねー!


よろしければサポートお願いします! とても励みになりますし、より良い記事を作成していこうという思いも高まります✨一人でも多くの方の役に立てますように