#教員公募のコツ1~10
コツ1 相場を知り、良い点は真似る
他人の教員公募書類を目にする機会は滅多にないので、何を書いて良いのかわからないという声も多く聞きます。
しかし「研究 教育 抱負」などで検索すると意外とヒットします。書き始める前に、それらに目を通しておきましょう。
コツ2 履歴書は一度ちゃんと作る
人によって職歴、受賞歴、委員歴などに必要な行数は違います。履歴書の様式に指定がない場合は、適当なテンプレートを使わず、自分に応じたテンプレートをエクセル等で作っておくと、余白もなく伝えたいことが書けます。
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コツ3 出せるものは全て出す
教員公募においては、まずは応募することが大切です。
落ち続けるのは誰しも気が滅入ることですので、出さない理由を探すことは簡単です。しかし、200倍超の競争率のこともあれば、数名しか応募者がいないこともあります。
コツ4 人脈大切、手を抜くな
すごい業績があっても、イヤなやつとは一緒に働けません。応募者を知っているか、推す気になるかどうか、など最終的には人脈に落ち着きます。
業績で目立つ以外にも、セミナー、査読、学会等の委員、業界での評判、何がどうつながるかわかりません。
コツ5 何でも首を突っ込む
研究者はかなり陽キャであることを求められます。聞かれてもない業績を自分からアピールし、共同研究やシンポなど人と関わる機会も多くあります。
これは本人の気質がどうかの問題ではなく、対外的な見せ方の問題であり、苦手などの言い訳は無用です。
コツ6 可能性は最大化しておく
「職を探している」「独立したい」
(環境が許すなら)願望は口にすることで叶いやすくなります。オカルトとかではなく、あなたが職を探していることは口にしない限り、相手には伝わりません。知ってもらえれば、良い話が来るかもしれません。
コツ7 「単純接触効果」はとても強力
知らない人だけど毎日電車で合うので親近感がある、というような無意識の共感は公募においても意外と効ききます。
偉い人が集まる懇親会などは格好の場です(現在の状況では難しいですが)。変に避けず、必ず挨拶だけはしておきましょう。
コツ8 つまらないところで減点されない
公募書類として提出するもののリストとして書かれていませんが、社会常識としてカバーレターは必須です。
カバーレターがないだけでその他の社会常識まで欠如していると考えることに合理性はないのですが、ヒトは不合理な生き物です。
コツ9 出せる賞には全て応募する。
業績があるのに、賞への応募に積極的でない方は損をしています。
ゲームと違い応募者の絶対的なパラメータを知るすべはありませんし、自分の目利きにすごく自信のある人も少ないでしょう。そうなると頼りになるのは他人の評価です。
コツ10 出せる賞を貪欲に探す
出せそうな賞を探す方法として、学会のページや賞・助成をまとめたサイトのチェックは定番ですが、
お勧めは、Researchmapや研究室ページなどで公開されている同分野や同年代(異分野OK)の人のCVを見てどんな賞を取っているかを調べることです。
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