2022.2.10 春日賞争覇戦 S級初日特選予想

並び予想: 19-26-358-47

各ラインにS班の点在するG3とは思えない豪華な四分戦。というかこの開催脇本もいるし豪華すぎる。

まず関西は王者の印こと1番車に座る古性、その番手に9浅井。古性は和歌山G3ではGPでの激走の反動を感じたが、高松G3で復調気配。番手の浅井もF1では敵無しといったところで、立川G3決勝で吉田の2着、静岡G3決勝は単騎で7番手に置かれながら直線は上位陣と共に伸びて4着と状態は悪くない。

2松浦には6園田が付けて関門海峡を挟んだ西日本結束。松浦は前節高松G3で全走バックを取る走りを見せた。逃げて良し捲って良しと展開問わず突っ込む力はある。園田も決して状態脚共に悪くないんだが、小倉G1決勝3着の頃と比較するとやや気落ちしている印象。佐世保G3も準決落ちしたように直線の短いコースと相性が悪いのも見劣りするポイントか。

長い3車ラインはS班吉田にS班宿口、3番手を諸橋が固める関東ライン。パッと見最強格に見えるんだけど、どうにもこうにも宿口がS班としては地力不足に見える。そもそも宿口の取った2021高松宮記念杯競輪は予選が荒れまくって落車失格だらけで悲惨だった中の優勝だからねえ。S班選手が年内G3で8走して1着なし、前節広島G3に至っては準決で眞杉の番手なのに確定板外して決勝逃し、これはいただけない。先頭の吉田もS班になって責任のある立場、簡単に死に駆けしてくれる状態ではないし、かなり難しいレースになると思う。状態でいうなら諸橋は静岡G3でS班に割って入る準優勝と前進気勢。3番手で人気の盲点になったら美味しいかも。

そして新山に守澤が付けて北日本2車連携。新山は前節伊東F1で決勝を逃してから間隔開けての参戦。昨年競輪祭の脚を見せられると、S班5人相手でも力は上位級と見える。番手の守澤はグランプリ以来の実戦。というかグランプリですら小倉競輪祭2日目失格→広島G3初日落車と久しぶりだったし、正直状態は最悪だと思う。取手の全日本選抜に向けて1節完走することがまず目標になるだろう。


展開だが、新山が逃げたいところ長いラインの吉田がそれを許すかどうか。緩めたら松浦の仕掛けが入るし、位置取りシビアな古性は中団を譲らない。非常に出入りの激しい展開になりそう。

・買い目

1=9-2,7,8、1=2-7,8,9 穴1,2,9-8-1,2,9

短走路なだけあって先行欲が出ると吉田と新山のライバル関係もあるし踏み合いに発展しそう。そうなると虎視眈々と控えている松浦と古性が共に仕掛けての決着は十分あると思う。宿口が外踏んだその内を突っ込む諸橋の2,3着は配当妙味高い。

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