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ミリシタ参入者のミリオン10thライブ Act-1 ライブメモ

・はじめに

割と最近にミリオンライブ!に来た人のパッションと光に満ちた感じや逆に昔からいる経験にも知見にも溢れた方の記事とは違い、それなりに長くアイマスに触れていながらミリオンはミリシタからで結構ねじ曲がった感情も出て来るので注意して下さい。
タイトルにもありますがレポというより個人的メモに近いもの(のつもり)です。
全部よかったけど全部でもピンポイントでもなく、セトリを見ながら当時感情がおかしくなったところを振り返ります。
自分の振り返り用の意味合いがだいぶ強いので、感情が特にヤバめだったものは小見出しにしてあります。
以上ご了承下さい。


・自己紹介

シンデレラでは高森藍子と喜多日菜子、そしてミリオンでは横山奈緒と周防桃子の担当の者になります。他にもファンとか沼とかありますが割愛します。書いたら長い。

やっている人の影響でアケマス時代から存在は知り(存在だけ)、ニコニコでぷちハマってCDをかき集め、アイドルマスターSPでゲームに少し触れてやがて離れ、デレステから戻って、ライブを経験し人生が変わり、ミリオンライブを勧めて来る数多の知り合いの声をかわしては掻い潜り、ミリシタリリースをきっかけに流石にミリオンライブに入って来た人です。
そりゃあねじ曲がりもするね。

・Day1

キーホルダー指提げ撮影なにげに便利

ひゃっはー! SSAだー!
言うて6年近くミリオンライブやってるんだからまあ前置き終わったらテンションは上がるよ。
というわけで2017年のデレ5th以来のSSA。そしてミリ9th、MOIW2023に次いで今年3回目の東京入りになります。今回は通り過ぎて埼玉まで来てますが。
去年までの人生では東京には4回しか来た事がなかったのでそろそろ今年だけで追い付きますね。追い付く予定です(野球

ちなみにお席は400レベルでした(アソプレ先行
うわー! たかーい! こわーい!
でもデレ5thSSA Day1で500レベルかつガチ最後列(WEB先着)を経験している僕にはなんの事は……あるわ! 普通にこえー高さだわ!
でもド正面なのでステージに対してもスクリーンに対しても非常に見晴らしはよかったのでなんというか遠くて高い席の中では良席の類だった思います。プラス思考で生きていけ。でもやっぱ下を見るとこわいよ。

・Thank You!(開幕)

開幕はこの『Thank You!』か『Crossing!』かみたいな予想が多かったと思うんですが、この時点で1st~4thの振り返りを徹底して行くという意思を感じました。
そして久しぶりのミリオンライブ単独ライブでの声出し解禁、コール。
振り返りの意図が強いものとは思いますが、やっぱり単独ライブコール復活の一番手はこれじゃないとね、という感じです。
おはよう!(アイマスPは『おはよう!(おはよー!)』コールするのが好き(偏見

・素敵なキセキ

や、好きなんですよ『素敵なキセキ』。曲単体だと未来飛行が好みだし未来系ドリーマーが強いのもわかるんだけど、素敵なキセキってこう、等身大の春日未来感があると思うんですよね。
『しあわせエンドロール』もその等身大感はあるんですが、ベクトル逆方向というか。
過去ライブの配信で見た煽りの強さとかもなんですが、ミリシタの最初期に出て来たソロ曲ではかなりのお気に入りでずっと現地で聴きたかったのがある。今回聴けてとてもよかった。

・ハッピー☆ラッキー☆ジェットマシーン

そして横山奈緒の、担当の出番です。コールが盛り上がるのもそうだったんですがやはり担当のソロ曲は無条件でぶち上がるものがある。
昔の曲になるとやはり聴く機会も少なくなる中で、この現地経験を回収出来たのは本当に大きな意味がある。
役割的にも9thの『稲妻スピリット』もそうですがやはり奈緒はミリオンライブの切り込み隊長なんだって思いますね。
欲しい場面で欲しい一打をきっちり決めて来る、もう初回先頭打者ホームランですよこれ。そのライブの一番ぶち上がるポイントに挙げる人はそこまで多くないかもしれないしピークの瞬間や終盤の山場に置かれるわけでもない。でも起用されてきっちり求められたものを決めて来る。
いや、これが初回先頭打者ホームランならじゃあ前の2曲はなんだよって思われそうなんですが、『Thank You!』が始球式で『素敵なキセキが』1回表を三者連続三振に抑えたエースですね。
ここは1回裏。だから奈緒が先頭打者で合ってるんだよ!
無理矢理すぎる? 知るかそんなもん!

・Heart♡・デイズ・Night☆

小笠原早紀さんが歌ってるの現地で見るだけでもう全てが尊い。そして清い。

・IMPRESSION→LOCOMOTION!

ラスサビ前から可動式ロコをしました(ロ→コを数秒ごとに繰り返す)。
満足です。
僕は奈緒の担当だけど巨人ファンとしての中村温姫さんに全幅の信頼を置いているのでロコとして全力を出す彼女に一度くらいは小さな形でも現地で応えたいと思っていたところがありますね。今回は一応それを成したと思っています。
ホムラジの中村温姫さんゲスト回は必見です。楽しいよ(
合同ライブで中村温姫さんの挨拶の時にY㌧を全力で裏切りオレンジ色のタオルを掲げていたのはわたしです。

・MY STYLE! OUR STYLE!!!!

やはり担当のソロ曲は無条件でぶち上がるものがある(二度目
感情としてはデコドリ聴きたかった面はあるんですがそれはそれとしてぶち上がるのはしょうがない。
これに限らんところがあるのですが、歌に込められる周防桃子の感情とか想いみたいなの滅茶苦茶にいいんですよね。
クソガバ算数好き。

・Eternal Harmony

今回のライブは4thまでの振り返り要素が多いわけですが、個人的にエタハモについては5th Day1を思い出す感情がありました。
ミリシタリリースからギリギリ1年未満、まだなかなか聞き覚えのない曲も多い中で(LVではあるけど)初めて参戦したミリオンのライブで、この曲については知っていたし聞き覚えもあった。にも関わらずどこか浮ついたところがあった(まだ1年程度だったので5th全般についてではありましたが)。
その後に大好きになった曲(5th後すぐにイベント開始)だったので、この曲を現地で全力でコール出来たのは、ミリオンライブに飛び込んでまだ1年も経っていなかった頃の僕の小さな未練を、6年が見えて来た僕がしっかりと埋める機会になりました。

・サマ☆トリ ~Summer trip~

はい、来ました。
『THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 10thLIVE TOUR Act-1 H@PPY 4 YOU!』 Day1にて一番感情がぐちゃぐちゃになっておかしくなった曲です。
ここから長いです。ここが長いです。
僕はミリオンライブはミリシタからですが、ミリシタが発表され音ゲーでリリースされるとなった段階で予習としてちょーっとだけグリー版をやって、今は亡きTSUTAYA某店で大量のCDをレンタルしました。大量ってかもう何回かに分けてあるだけ全部。
色々と知り聴き込んだ今となってはその順番もかなり変わるんですが、その時に気に入った曲の中で、この『サマ☆トリ ~Summer trip~』はミリシタ開始前の段階ではソロ曲では多分トップ3には入っていたお気に入り。
あの時の僕はミリオンの事はほぼ知らんくて、名前とビジュアルが一致するのは信号機組(当時はいちぽむと言われてもなんのこっちゃい)を除けば恐らくほんの数人。北上麗花はその中では『知らない』側でした。そして恐らくこの曲で存在を認知、一致した。
その曲がここで来たのであればそれはテンションは上がります。
今だって順番は後退しても普通にお気に入り上位です。
もちろん披露される可能性はあったんですが、麗花担当でもなければ失礼ながら特別強いこだわりがあるというわけでもなかったので、逆に予期せぬところからえげつない攻撃を受けて吹っ飛ばされた気分でした。周りに迷惑をかけないのであればくの字に折れて実際に壁まで吹っ飛んでたね。
400レベルだから壁は真後ろですけども!
そうなればもう言うまでもない曲の盛り上がり、何よりも容赦ないVo力。
もうぐっちゃぐちゃ♪ それぐっちゃぐちゃ♪
あの時に、或いはそれより前にミリオンライブを勧めてくれた人の中には今もいる人もいます。けれど今はミリオンライブにいない人もいる。アイマスにはいる人もいない人もいる。合同ライブに来た人も来なかった人もいる。アニメや10周年で言及する人もいる。しない人もいる。

僕はここにいる! 君たちは!! 今!! どこにいる!!

これが出て来た感情で、頭の中を駆け巡った思いでした。
デレステをやっていてアイマスに救われてミリシタが発表されたからこそあのタイミングでミリオンライブに触れたというのはあります。
けれど、それまで勧めてくれた人がいて、そうではなくてもやっている誰かがいて、そういう姿を見て来たからこそそれをきっかけとした面は大なり小なりある。なのに。
なんでいないんだ。なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで。あの時は何も知らなかった僕なんかが今ここにいるのに。
ここには過去も今もある。
グリー時代の苦難の話を聞く事がある。それを今となってどう見るべきかはミリシタからの僕にはわからない。ただの思い出話なのかもしれない。
ただどんな感情であれ思いであれ今は終わってしまったゲームを、今も続くこの場所まで繋げて来て、繋げてくれた人たちがいて、5年間で生まれたあらゆるものを乗せてもしかしたらほんの少し零れ落としたりしながら次の5年間を突き進み、ミリオンライブは10周年まで来た。ここまで繋げてくれた人たちを、プロデューサーをみんな尊敬している。少なくともそのつもりだ。彼らがいたから僕はここにいる。
そして、まだミリオンライブを始めるよりも前。ただ予習として聴いて、当時気に入った中でもトップクラスだった曲を、10周年を経て始まったミリオンライブの10thライブ、そのツアーの始まりの日に僕はこうして現地で聴いている。その最初の5年にはなんら寄与しなかった僕が。
あの時、それぞれの大きさはどうあれここまで繋いで来てくれた人がここにいないのが、中には関心もない人がいるのが寂しくて悔しくて悲しくて、その人たちにここに来てもらうまでの事を出来なかった自分自身が情けなくて仕方がなかった。観ているのか? 配信で。普段だってただツイートもしないし触れないだけで情報は見ているのかもしれない。それならそれで構わない。
実際、そうである人もいるだろう。ただやっぱり、そうではない人もいるのだろう。
今、ここには最高の瞬間があって、その『今』はすぐに数秒前数分前数時間前に最高だった瞬間になり、次の最高の瞬間に繋がっていく次の今がある。
ミリオンライブはずっとそれを更新して来たコンテンツだと思う。
もちろんそれぞれの好みや担当や推しているアイドルにより、その間が長い時もあるだろう。でも人によって急激でも、少しずつでも、例え沈む時もあったとしても、確実に上昇を続けていると思う。
何故その最高を途中で手放したのか。どうして。どうしてどうしてどうしてどうしてどうして。本当に! どうして! このライブを見ていない!

その感情をどこかに抱えたまま楽しんで、必死にコールをして、そして終わりました。

そこに残り、至った感情は「とにかく全力で楽しむっきゃねえな」でした。

まだライブは終わってねえし多分折り返しくらいだ。
今いないどころかもう戻って来るかもわからない、多分戻って来る可能性の方が低い人たちにいつかこのライブを見てくれる事を望んでも仕方がないしもはや僕にどうこう出来るものでもない。呼びかけても呼びかけても呼びかけても意味はなかった。
僕はここにいる。なら僕は今この瞬間を同じようにここにいる人たちと楽しまなければならない。どこから、は関係ない。僕は、僕たちは今ここにいる。
ちなみにクソほどめんどくさい事に、この感情は最終的にちょっとした変化を見せます。

・HOME, SWEET FRIENDSHIP

まあそれはそれとしてである。「とにかく全力で楽しむっきゃねえな」と決めた直後のこの曲である。
今日いるオリメン3人による『HOME, SWEET FRIENDSHIP』が盛り上がらねえわけがねえんだよなあ!
担当が2人ともいるユニットというだけで最高です。それでちゃんと担当が揃って歌ってくれるんです。最高でないわけがない。
これはシンデレラで担当2人がユニット組まんどころかデレポですら絡まんでわんわん泣いてる僕が言うんだから間違いがない。同じ属性なのによお。
一方でミリオンライブの担当2人は家族! 絡む! 濃い! 最高じゃねえか、なあ!?
フルオリメン披露はバンナムフェス1stでそれはBDでは見ていたんですが、3人とは言え現地で浴びるのは堪らんしそもそも現地で聴くのが初めて。
この3人での披露自体は3rdでもあったんですね、ありがとうのり子、ほんまにありがとう。
奈緒と桃子先輩の2人が揃っているのは最高だが、だからと言ってやはりこの曲は2人で歌われても困るのも確かで。
のり子がいてくれて本当によかった。いつか5人での披露も現地で見てみたいがそんな日は来るのだろうか……。
今はとにかくもう福田のり子にありがとう。

・リフレインキス

TSV召喚 → サンダーボルト → 死者蘇生 (オッオッオーでドローし無事蘇生)
クソガバ遊戯王。

・君だけの欠片

完璧。
7thRのシャルシャロでの披露で好き度がガン上がりした曲で、その時は配信でしたがこれを現地でソロで聴けたのは本当にありがたい限り。
しかし7thRでのてえてえ感とは違う美しさというか、儚さというか透明感というか、ほんとただただ聴き入りましたね。
9thの絵羽模様の時もそうだったんですが、エミリーのソロ曲におけるゆうちゃはこう、エミリーが憑依しているというより、エミリーが隣にいる、共にいるという感じが凄くするんですよね。誰よりも深く理解し合っている2人が2人で支え合って2人で一緒に歌っている、その感じがとてもとても好きです。
ことこの曲についてはその傾向を強く感じてしまって。
盛り上がるのではなく、落ち着くのではなく。
ただそこにある優しさを受け入れたい。

・ココロがかえる場所

これが……心か。
いやなんか出そうとすればもっと色々と出て来る気もするんですが。
しっとり優しくなんかこう……もうこれでいいですね。

・アフタースクールパーリータイム

パーリーだ!(独眼竜ツラ
今このネタ通じるの? というのはおいてもいいですね、本当に盛り上がる。
これ実はミリシタの初期で結構衝撃を受けたソロ曲だったんですけども。
いやあ盛り上がる盛り上がる。
楽しいのはわかってたけど現地で浴びてコールするとこんなに楽しい曲だとは思わなかった。
現地はそういうのがある。コールはそういうのがある。だから現地はやめられねえしコールはやりてえんだ。

・fruity love

いやー好き。大好き。この曲、わけわからんくらい好き。
でも不思議と何が好き? と言われると何が好きなんだろう……? ってなるんですよね。そこが好き。
曲調が好きなのか歌詞が好きなのかちゃきさんとあつきちの歌い方が好きなのかもなにもかもよくわからんが好き。よくわからんけど好きなとこが好き。
いやまあ、全部好きではあるんですけど、どこが特に好きなのかどう好きなのか本当によくわからないけどやっぱり好き。
なんだこのめんどくさい生き物は。でも好きってそういうもんじゃん?
たまには浴びるのではなく物量に押されるのではなく内から溢れ出るのでもなく形のない大気中にふわふわとした揺蕩うような『好き』に包まれたい時があるのよ、人間は。
僕にとっての『fruity love』はそれ。好き……。

・U・N・M・E・I ライブ

誰だよこれを考えた奴は。
いやなんか漠然とした「どこかで歌うんだろうな……」という感覚と「まあでもぴょんともちょバラけてるしな……」という感覚はありましたが、いやいやまあまあ、歌うんだとしたらそりゃぴょんorもちょに誰かが入って来て歌うのはわかりますよ。
急に奈緒と桃子先輩を入れて来るな、びっくりしちゃうだろ。
いやほんとに。『何故だか わかるんだ』じゃないんですよ、なんもわかんないよこっちは。
ミリラジ全開でありながらエモ歌詞ですからねこれ。
担当に歌われたら効きますよ、そりゃ。
ありがとうございました。

・Dreaming!

正直に言うと感情的にも現地で浴びる事が出来たという以上の意味はないんですが、『Dreaming!』を現地で浴びる事が出来たという事は、つまり『Dreaming!』を現地で浴びる事が出来たという事です。
ただミリシタ開始前のミリオンライブ曲予習の際に僕が一番好きであった全体曲である事は確かです。

・Crossing!

ここで泣きました。いよいよ泣いた。今まで泣かなかったのが不思議なくらいだ。
歌詞を見て凄くいいなと思っていたしそれなりに解釈もしていたつもりだったんですが、サマトリでのねじ曲がった感情を経て答えを得たような気持ちだった。
ただまあ、再解釈というよりは人それぞれで歌詞から感じ取れるものにこういうものもあるかもしれないな、というところです。
『寄り添い離れてはすれ違う時の交差点』
僕はこう、ミリオンライブにどう接して行くか、或いはアイマスという枠の中でのすれ違いや距離感になるかなと思っていたところがあったんですが、そのままずっと、長く離れて行く人もいるんですよね。
それぞれの人生があって生活があって、誰かとの出会いがあっていられない事もあると思う。
『何度目のスタートだろう』
ストレートに受け取るなら、最初にミリオンライブが始まった時と、シアターデイズが始まった時の二度。
10周年を経て続いて行く道を走るのは三度目のスタートになるのでしょう。或いは周年や、色んなタイミングで行われたあらゆる試みもスタートだったかも知れません。
けど多分、人生にも何度もスタートのタイミングはあるんですよ。
『十人十色のストーリー』
アイドルの事だけじゃなくて、プロデューサーもそうなのだと思う。
ミリオンライブに夢中で、色んなものを得て、そこに居続けるのもストーリーだし、その果てに違うところに辿り着くのもまたストーリーだし、全く別のところに飛び込む事もあるでしょう。それが離れたままのストーリーになる人もいれば、“交差点”で戻って来るストーリーに至る人もいるでしょう。
『後を行く誰かの道も繋ぐ』
後を行く誰か、はこれから入って来る新しい誰かにも向けたものだと思っていたところがあります。ずっと別の道を行っていた誰か。
ただ、かつて同じ道を進んでいて色んなところに枝分かれした道で離れ、どこか交差したところで戻って来る人がいたとしたら、その人たちも後から来るわけです。
『一人でも欠けたら出せない虹のハーモニー』
今までいた誰かが一人でも欠けていたらいけなかった。
ずっといる人も、途中からいる人も、戻って来た人も、これから戻って来るかも知れない人も、そしてもう戻って来ない人も含めてみんながいたからこの10周年とライブがあるのだと、そう思いました。

それぞれの道に歩み出した中で、今いない人に僕が何を思っても言っても仕方がないし、それは当たり前の事だと思う。
僕は今ここにいて、でももういない人がいて、けれどここに繋がる道を作っていてくれたから僕はここにいて、それこそがいなくなった人がいた証でもある。僕が知っている誰かも知らない誰かも。

ただその想いは今もここにあるのだと、その事だけは知って欲しい。
今の在り方は彼らの思い描くものと違うかもしれない。でもかつて好きだった、今もただ離れているだけで好きなままのものが今こうしてここにあり、輝き続けている。

そもそも僕だって、ミリオンライブではミリシタからでも、『アイドルマスター』からは5年近く離れて、デレステから戻って来たといえる人間だ。
けれど僕は今、ここにいる。またアイドルマスターに、シンデレラガールズで、新たにミリオンライブというブランドで。かつてアイドルマスターに居た時間よりも長く、離れていた時間よりも長く。
そして多分、居続ける。楽しんで行く。
でももう、誰かに戻って来て欲しいと、こちらから叫ぶ事はあまりしないでおこうとも。
僕に出来るのは、これからやって行くのは、出来る限りミリオンライブを続けて行って、道を繋ぎ続ける事なのだと思います。
あとはもう、ここにいる人たちと一緒に、これから新たに来てくれる人たちと一緒に、決して途切れないように道を繋ぎ続ける。
誰か戻って来る人がいた時に、交差点に、後から歩み出してもいつかここに繋がる道があるように。
見て欲しい景色を、例え後からでも、見て貰えるように。
もし戻って来てくれたなら。いつか見たい景色を、共に見られるように。

・Thank You!(アンコール)

もう言うまでもないでしょう。何よりも最高でした!
ミリオンライブに出会えた事に、この場にいられた事に感謝を!

・Day2

いやまだ2日目あるんですけどね。
1日目であらゆる納得を得た事により1日目に比べてだいぶ感情が落ち着いた感じになっています。
というわけで2日目です。
2日目は連番に入れて頂いての200レベルでした。
ひくい! 目線をやたらに下げなくてもいい! あと1日目に比べて双眼鏡が活きます。
もうちょっといいの欲しいけど悪くはないのでなかなか踏み切れんのですよね……。

・POKER POKER

ウキウキでした。ドキドキでした。
いやなんかわかんないんですよ、そうとしか言いようがないです。
いえこの曲、随分前にちゃんと聴いてはいるし、ミリシタでの実装からも思えばぼちぼち10ヶ月くらいが見えて来るんですが、なんか4月の頭くらいから急にこの曲が好きになり出したんですよ。
MC投票では姉妹で桃子先輩とともに真壁くんに入れ続けたし、じゃあCut.Cut.Cut.か? と思われるかも知れませんが、別にそういうわけでもなく、他で真壁瑞希に関して何かあったわけでもない。
マジで全く何も意味がわからんが急に好きになったとしか言いようがない。意味わかんないが急に好きになってそのままライブで来た。
そんなわけでウキウキでした。ドキドキでした。
いやほんとに意味がわからん。わかる人がいたら教えてくれ。

・君想いBirthday

これはDay1のサマトリにも関する話になりますが、僕がミリシタ前の予習でトップクラスに気に入った曲のひとつが『vivid color』でした。
担当や紗代子推しの「どうせvivid colorだろうけど君想いBirthdayがいいな」の声を散見しながらぶっちゃけ「vivid colorやとええな」と思っていたんですが、なんかもうこの曲に満足した人たちの顔と反応を見て「これでよかったな」と思いました。これこそが正しかった。
世界はそういうもの。

・ジャングル☆パーティー

ウラ!ウラ!ウラ!ウラ!
ドンチャンドンチャンウッハッハ!(UOバキー

・合言葉はスタートアップ!

ウr……ちげーわ。いや言葉失いますね。理性まで失うかと思った衝撃でしたわ。
ただ僕自身MPUは好きですがそこまで限界でもないので、限界だった人たちの反応が楽しくて笑顔になりました。

・水中キャンディ

墓はどこだい?
というわけで水中キャンディです。
Day1でサマトリ、Day2でvivid colorをミリシタリリース前予習の好きだったソロ曲として挙げて来ましたが、その中で堂々文句なしのトップに君臨していたのがこの水中キャンディでした。
名曲しか歌わせてもらえない女として有名な馬場このみさんですが、その彼女の曲の中では僕としては未だにこの曲がダントツで好きでもあります。
これを現地で脳に直接摂取出来たのはもう人類としての幸福に違いあるまい。
「緒方智絵里のチェリメリ(cherry*merry*cherry)は脳が溶ける」と言ってはばからない僕ですが、逆に馬場このみの『水中キャンディ』は遠い未来でそのうち脳を優しさで包み込み人類を次のステージに導く一助となるかもしれません。
大丈夫かお前。大丈夫ではないが?

・瞳の中のシリウス

もう聴けた時点で勝ち。ありがとうございました。

・トキメキの音符になって

めっちゃコール楽しいやんこれ。
こんなだったのか。難しいかもしれんけどもう1回したいですねこれ。

・カーニヴァル・ジャパネスク

ほ! ほ! ほ! ほ!
いやー楽しい、徳川まつりは楽しい。個人的にはかなり『シャル・ウィー・ダンス?』が好きではあるんですが、楽しいのはいい事だ。
ミリオン単独の現地は6th神戸両日、9th1日目、今回の2日間で5回目ですが、エミリーとまつりは何故か高確率でいて全部違うソロ曲を聴けているの実は滅茶苦茶運がいいのではないかと思う。
や、2人のどっちかがいないの2日間で入れ替えになった今回が本当に初でした。なかなか現地の機会がない人もいれば逆にそういうこともある。

・Maria Trap

うわっ、すげえ!!
『七の誓い』から始まるというのもですが(頑張って読んだ! スクリーン表示ありがとう!)、個人的には曲全体の大きな枠組みとしてよりも、最初の笑い方に始まり節々に天空橋朋花を感じられる動きや表現があってティンと来ますね。
パッと思いつくところでよそから出して来て申し訳ないんですが、この『節々でのアイドルの表現』についてはシンデレラでの担当である喜多日菜子の声優・深川芹亜さんが得意とするところであると思っていて、自身が信頼している演者と同種の表現方法を全く違う方向性で見せつけられると圧倒される。
キャラクター的なものなどからせりぴの場合は楽しい方向にこれが振られますが、振りようによって威厳や強さを見せつける事も出来るというのは個人的にはえらい発見です。
これはなかなかしかし、声の抑揚なども含めての事でもあるので現地でないと味わえないものだったなという感覚もあり、全くのノーマークからの衝撃としては今回の2日間で最高レベルのものだったと思います。
天空橋朋花というアイドル、個人的に好きで言えば上から数えた方が早くはありますが、結構ユニットや組み合わせに魅力を見ていた面があり(特に花咲夜とまつともすき)、単体としてはそこまでであったりしていたのですが、いや、こりゃ見方が変わるわ。全然単体で行ける。
天空橋朋花・小岩井ことりさん現地はミリオン単独では初(花咲夜としての出演であったMOIW2023のみ)だったのですが、これは今回単独でソロ曲があった事に加え、配信で見るのと現地で見るのではだいぶ違うと思うので、僕みたいにユニットなどの面で魅力を感じている人も、「いや、別にそんなに……」という人も機会があれば是非一度天空橋朋花を現地で体感して欲しい。
担当と被っていればそれも機会だし、今回の僕のように遠征で1日行くんだから2日とも行きてえだろ! みたいな時でもいいと思います。
繰り返しますが、とりあえずいっぺん騙されたと思って天空橋朋花、こっこちゃんのソロ曲がありそうな現地は行け。
いやー、鳥籠スクリプチュアも一度現地で聴いてみてえですねこれ。

・プラリネ
曲自体は当然強いし歌唱力もはや言うまでもないが、何と言っても今回はやはり確定演出である。

・アイル

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
知ってた! 知ってたけどありがとう!!
曲の存在そのものも強いしそこに存在する背景も強い。
ここでぶち上がらなきゃもう嘘です。
細かい記憶なんてそこまでないですよ。
もう必死必死、これを聴ける巡り合わせがあっただけでもありがたい。
こういう振り返るようなライブでもなければ聴く事が出来たかもわからないところがありますからね。

・Crossing!

昨日得た納得により、また少し違う聴き方が出来たと思います。
2日間参戦したからと言って、同じ曲で違う感じ方が出来るというのはなかなかない事です。
いや本当に、滅茶苦茶いい曲ですよ。
ミリオンライブのこれまでも今もこれからも詰まっている。
変に高ぶる事なくしっかりと聴く事が出来る時間がすぐにあってよかった。

・Thank You!(アンコール)

昨日と同じです。最高のライブの終わりを、最高の形で締めくくる。
この2日間の正真正銘の最後です。出し惜しみはいりません。全力でした。

・終わりに

珍しくライブ後にまとめたものを書いたのは、まあ一番の理由はTwitterの施策によりツイログさんが逝ってしまった事により、記録取っておかないとまずいだろとなった事なんですが。
特に1日目に抱いたこの思いを、気持ちを、ちゃんと綴っておきたかったからでもあります。
それ以外は本当にライブ感想で、なんなら自分が忘れないためのものです。
人に納得されるものであるかはわからないけど、少なくとも僕はひとつの納得を得てこれからに、僕も歩んで来た歴史を振り返るのであろうAct-2に、そしてその次の最高の瞬間へと行く。
そしてそのAct-2はもう7月です。末なので、ほぼ8月ですが。1月から4月までを考えると少し間が空く落ち着く期間ではありますが、長いかと言えばそういうわけでもない。
その前に、これを書いて、整理しておきたかった。
この文章は完全に世に出た時用なのでこれを読まれているという事は人に見られるところに解き放たれたということです。
乱文雑文でしたが、せめてこのライブで抱いた気持ちとミリオンライブへの愛が届いていれば。
お読み頂きありがとうございました。

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