中山記念 追い切り評価
【追い切り評価判定】
一番手はソーヴァリアントです。
1週前美浦Wでナイトインロンドンと併せ。後ろから追う形でしたが6F80秒切る時計でまだ身体は重そうだったがかなり追って負荷が掛かった。最終を見るとかなり素軽くなっており、同じ相手を外を回って楽々と馬也で捉えて伸びる。まだまだ手応えに余裕があって気勢もいい。元々ムチムチとした筋肉量が多めのパワフルな馬体ですが動きに弾みがあってキレが出てきた。一気に上昇した感があります。週末の雨もこの馬には+だし、ここは結構チャンスあるのでは。
次いでド―ブネ。
前走は休み明け+10とまだまだ仕上がっていない印象だったし、外枠、斤量と酷なレースだった。一つ叩いて今回は仕上がり↗。身体がしっかり撓って全身使えている点や四肢の可動域の広がりキレは前走より格段に良くなっているし筋の浮き上がりや輪郭も際立っている。後肢の払いも大きく前に推進出来ている。これはデキいいと思います。
高評価はエルトンバローズ、レッドモンレーヴ、ソールオリエンス、ヒシイグアス。
エルトンバローズは元々が追い切りは非常に動く馬でいつも見て頂いている方はわかると思うんですがずっと高評価してきました。今回も状態は休み明けとしてはかなりいいとは思いますが8分くらいなのかなといった印象でまだ余裕残しな感じがします。まだ上があるし動きに少しだけもっさり感がある。ポジショニング、機動力が素晴らしい馬で操縦性の高さから崩れなく走る。終いは決め手がやや不足なので早目抜け出しからの押し切りが定番。人気にもなるだろうし絶対視はしない方向で考えています。
レッドモンレーヴ。
これは前走前々走からかなり良くなったと感じます。前走時の評価は以下。↓
1週前Wで3頭併せの中で負荷を掛けれておりこの馬らしいビュっとした瞬発力が見えました。最終は例により芝でしたが3頭併せでグイグイと前に出でていって伸びていましたし、近走の中ではかなり良く見えました。道悪はそんなにこのうまにとって良くはないかなーとは思いますので馬場が悪化したら印は落とすと思います。
ソールオリエンス。
追い切り動き自体はずっと良くて、今回もそれなりにいいが、それがレースで繋がってこない。ただ距離の問題がかなり大きかったと感じますので今回ここで結果出ないとかなり今後が見通しづらくなるなと感じます。馬体は個人的にそんなにキタサンブラック産駒には見えずいまだに幼さがありそうで、まだ良くなりそうな印象は持っているので少しでも成長が見えたら買いかなと思います。
ヒシイグアス。
このレース2連覇しているので適性は言わずもがなですが、状態もかなり復調してきていると感じます。追い切りはそもそもそんなに動く馬ではないですが1週前にキングが乗って終い11.1とかなり動かしてきた。最終はそんなに強くやっていないとはいえ割と好時計で締めたし状態面はいいかなと感じます。ただこの馬は道悪はからっきしダメなんでそこがウィークポイント。
穴で気にしているのは、ボーンディスウェイ、マイネルクリソーラ、マテンロウスカイあたりです。
ボーンディスウェイはここへの適性はもちろん高いし前走からそこまで調子落としている感じもないので穴で一考。マイネルクリソーラは時計出さないタイプ故点数は付きづらいですが動きそれなりで。マテンロウスカイは坂路のみの仕上げですがきっちり終い出して上ってこれていたので充実してはいると感じます。
以下短評に。
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