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京都牝馬S 追い切り評価

【追い切り評価判定】

基本的に自分は時計とかより動きの質重視です。
※6段階評価でAA以上は高評価です。S評価以上が追い切りからの推し馬という認識です。


SS  最上位
S  かなり良いがもう一つ上がある
AA  調子良い
A  普通 
B  調子いまひとつに見える
C 消し



一番よく見えたのはソーダズリング
この馬は元々追い切り駆けする馬ではあるんですがそれを差し置いても素晴らしい登坂。1週前ラスト11.9‐11.8と11秒台を2つ続ける加速ラップで登っており、相変わらず音無厩舎らしく時計は出していたのですが、最終の時計もラスト11秒台加速で締めた。過程で坂路好時計連発し動きも素晴らしく動いていました。映像は最終のもので単走。頚使い、リズムの良さが際立ち、足先まで力強く楽々と登っておりまだ余裕のある手応え。しっかり出来ていると考えられるので好結果を期待したいデキです。

次いでS評価は2頭。
モズゴールドバレルロータスランドです。

モズゴールドバレル
栗東CWで乗って1週前は併せ後ろからの形で直線追われてからの伸びが鋭く鞭を入れている相手を突き放す。最終は団野騎乗でワイドエンペラー(古馬3勝C)の真後ろにつけて直線馬場の真ん中を突き抜ける。時計も速く相手も動いているがそれでも置いていく伸び。終い11.0。この馬の場合は結構キレる脚を使う印象で馬場を払っていく脚捌きなのでタフな馬場はよりは綺麗な馬場の方がより持ち味は活きそうな気がするが追い切りの動きから感じる状態は非常に良好。

ロータスランド
この馬は非常に動きの質が良質でした。馬が多い時間帯もひと際目立つ脚捌きで体軸はビタっと決まり、小気味いい回転と手繰り。時計も良くて相手はディオ(3勝C)だったが寄せ付けない動きでした。1週前CWでも好時計でしっかりと追ってきているし、最終見る限りデキはかなり良さそう。ただ、一つ懸念は岩田父じゃなく今回松山が乗るという所。1週前コンタクト取っているとはいえテン乗りだし、この馬の良さを引き出していたのは岩田だったので松山が積極的に馬群を割るような気迫の騎乗をするかどうか。馬よりジョッキーが半信半疑。岩田の時は後ろから行くが他のジョッキーが乗ると前に行って凡走するのでその点が懸念。

他良く見えたのは、
ジューンオレンジ、ナムラクレア、ウインシャーロットまでを高評価としています。

ジューンオレンジは中2週ながら前走より時計良く。動きもキレと地面の反跳を感じる走りでラストまで鞭入れて攻め抜いたのは好感。勝負所もう一押しが効きそう。
ナムラクレア。もちろんメイチではないがまずまずのデキに感じます。とにかく2歳時から調教番長で追い切りは動くのですが今回はやや控えめ。終いの浅くなるのをなんとかしようとしているような1週前のCW。最終は坂路で楽に終い11.6を出す。力は出せそうだがまだまだ奥があるので他馬の漬け込む隙はありそう。
ウインシャーロットは脚部不安明けで、しかも坂路しか乗っていないのが非常に気がかりではあるものの動きとしてはかなりシャープでいい動きが出来ています。逃げor番手には行くが無理はさせないと思う。どこまで走れるかの試走と感じます。追い切りの動き自体はいいのでこの評価。前に行くので印はつけるかどうかですが。

他気になるところではメイケイエール。馬体や動き自体はもうそこまで上澄みや上昇を感じないが、まともに脚が溜まれば全然ここで突き抜ける能力はまだ保っていると感じます。
プレサージュリフトは人気になりそうですが、チークピーシーズ付けても反応は一息で3歳有望株のマーシャルポイントの方が正直いい動きしてました。評価は下げたいです。




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