大阪杯 追い切り評価

【追い切り評価判定】

基本的に自分は時計とかより動きの質重視です。
※6段階評価でAA以上は高評価です。S評価以上が追い切りからの推し馬という認識です。


SS  最上位
S  かなり良いがもう一つ上がある
AA  調子良い
A  普通 
B  調子いまひとつに見える
C 消し



追い切り全体見てからの評価として上記となりました。
全頭評価していきます。


ステラヴェローチェ SS

1週前の栗東CWでの内容が非常に秀逸でした。ガイアメンテを追いかけていて映像は遅れていますが外を5.2秒も追走しながら0.1秒差まで詰めています。また、相手のガイアメンテの動きもかなり良かったので、この馬自身の追走は物凄い追い上げだった。かなりの負荷をここで掛けており、復帰してからすぐは坂路しか使えなかった状況から考えると相当上ってきていると見えます。また、復帰後は先行力が高くテンに速くなっているのでおそらくこの馬が逃げれるんじゃないかと考えています。最終追い切りは坂路単走でしたがサラッとした内容。前回はこれにさらに金曜日も坂路入れてました。状態的には相当いい仕上がりにあると感じます


べラジオオペラ SS

こちらも一週前からSS評価変わらず。1週前はCW併せ。この馬らしい追ってからバネのある走りであっという間に僚馬を置き去りにした動きはまず見た目に素晴らしい。この馬はギアの入り、反応の良さ、操縦性この辺りが非常に良く見えて、安定して力を出せる馬。ポジションも先団から中団辺りに付けれるテンの入りが出来る。この馬を一番手◉でもいいが大阪杯は枠ゲー、ポジゲーでもある。状態的には私の評価では最高評価です


ローシャムパーク S

この馬は過去走洗っていたら、たぶんこの中だと一番強いんではないかと感じています。追い切りは一週前はA評価でしたが大きく評価上げました。重心がやや高くフワッとしたトビの馬で少し浮遊感のある走りをするが後肢の蹴り込みと払いが強く前進する力強い。内目を回っているとはいえ時計は十分。最終も併せ馬でさらに気勢が増し鞍上が手綱をずっと引っ張っていたそれでいて我慢が効いて、追い出すと非常に力強いフットワークで豪快に伸びた。これは良かったです。レースでは出遅れがなくそれなりのポジションと枠ならばある程度安心してみていれそうな印象でこの能力、このデキならちょっと馬券からは外しづらい。本命では買わないがかなり重たい印候補


プラダリア S

1週前は栗東CW6F83.5終い11.3でやや遅れたが僚馬を1.3秒も追走してのもので遅れは気にならない。最終坂路の動きを見ると時計はそれほどではないが時計以上にいい動きをしていた。外ラチをピッタリ登ってきて脚のキレ良く頚も上手く使えていてピリッとしていた。これは良い内容でした。2000はこの馬には気持ち短い印象もあるが好状態で迎えられることは確か。外だと並びによってはちょっときついかも知れない。


➡ここまで追い切りから推せる馬


ジオグリフ AA

1週前の動きはピリッとしなかったが、最終では気が入りすぎでは?と思うほどの気合乗りでグイグイハミ取って気勢が凄い。四肢の捌きも速く、回転は鋭い。この馬は湿気を含んだ馬場の方が合うし、前に行って粘り込む前走のような形が理想。


タスティエーラ AA

動きとしては及第点の動きはできており馬体の造りも太目感なくデキているとは思いますが、メンタル的な面は少し懸念点がある。この中間は併せ馬が出来ず単走のみの仕上げ。単走なので全体の動きは纏まっており綺麗に仕上がったように見えますが内から出る気迫や闘志みたいなものはそこまで感じず淡々とした内容だった。また、レースでややズブくなってきている面、松山に変わる点はかなり懸念。鞍上もかなりファクターとして重要と考えていますが、松山はG1から遠ざかってきている。


ハーパー AA

1週前の映像は雪が降る中でのもの。3頭併せを内からCrで一気に抜き去り直線追って末伸ばす。11.3と馬場考えるとかなりいい時計だがもう少し脚捌きの鋭さが欲しかった所。最終追い切りはCW単走でしたがスパッとした脚捌きに上ってきていましたし、リズムのいい走りに変わっていました。基本前受能力が高くしのぎ切る力もあるので勝ちはしないが大負けもない馬。凌ぎ切って3着で何度も戦ってきてるのでその点はかなり評価ポイント。

➡ここまで高評価


リカンカブール A ★(穴)

穴としてかなり面白そうな馬。
追い切りは、そこまで時計や動きが目立つわけではないが、軸ブレのないガッチリとした体幹と力強い脚捌きが特徴でいかにも抜けてくる脚力がパワフル。最終坂路は併せで馬場の真ん中を真っすぐに登坂。そこまで状態が上下する印象もなく、力出せる感じ。この馬は阪神2000での競馬を見るとイン溜めからの末脚はかなりの破壊力があり、負けたチャレンジカップもポジションが後ろすぎたのでもう1,2列前なら圏内だった。それを踏まえた前走は内枠から好位を取って突き抜けの内容。内枠取ったらまず抑えたい穴候補。


ソールオリエンス A

ブリンカーを付けた追い切りを行った今回は1週前はスパッとしたキレを見せ、この馬としてはまずまずな印象の動き。最終でこのブリンカーをはずしてきたがどこかフワフワとした感じで少し上体浮いている。個人的にダービーの頃から毎回ずっと言ってきているが、あまり馬体が成長しているように見えずもう一段上がってくる時がきそうでそれを待っているんですが今回もそこまで成長感じず。この馬は能力は非常に高いが適条件が難しい馬で基本ポジションが取れない。行き脚がつかないのでラスト剛脚使っても前走のようにそれ4となる。抑えるか消すかの当落選の評価です。


スタニングローズ A

休み明けとしては終いに11秒台の時計を出せて動きもまずまずな印象。ただそれでも休み明け感はぬぐえず、いきなりG1で通用するかといえばちょっと疑問。もう少し溌剌さやキレ、迫力が出ないと厳しいのでは?ポジションが取れるのはプラス評価ですが。


ルージュエヴァイユ A

追い切りはやや非力であるが切れ味のあるスパッとした脚捌きが特徴。1週前美浦Wで併せ。フォームもグッと沈み回転にキレがあるし追われた反応も良い。最終併せていたのはアスコリピチェーノで手応え優勢にラスト悠々と末脚伸ばしたのはさすがだった。状態はそれなりだと思いますがもっと上もある気がします。レースに行ってポジションは後ろになりそうでレースとの相性はそこまで良くはなさそう。スローならいいがペース次第。


エピファニー A ★(穴)

追い切りの動き自体はいつも通りで少し頭高めで全身の堅い伸縮。地面からの反跳があって弾んだ感じに映ります。動きはいつも通り。この馬の場合はデキもさることながらレースでのペースがとても重要で気性的に我慢が効かないので前に壁作るがスローだと折り合いを欠く。ある程度流れてくれるとスッと折り合いがついて前走のように力を出せる。今回は個人的にはちょっと流れるかもと踏んでいるのでこの馬の出番があっても良さそうな印象。穴で拾いたい。


ミッキーゴージャス A

転厩初戦。これがまずマイナス。馬の戸惑いも、厩舎の調整方法の違いもあってまずスムーズではない。追い切りの動きは非力感はありつつも脚捌きや頚の動きは良いものがあってやはりいい馬のそれ。動きの評価は悪くはないです。レースは捲りで上がっていくかもしれないが足りるかどうか。もう少し経験が必要そうだと感じる。



カテドラル B

年齢的にもかなり厳しくなってきている。動きは悪くないがかといっていいわけでもない。横比較で下位で。


キラーアビリティ B

海外帰りで芝の調整。動きはまずまずもこの調整過程は評価難しい。終いに掛けては動き悪くはない。


ハヤヤッコ C

この馬は実戦タイプで追い切りは元々動かないがそれにしても酷い内容でデキ落ちしているとしか見えません。走るなら仕方ないですがこれは買えません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?