
池上さんでも間違えている、日本が財政破綻するという”嘘”
家計のミライFP事務所
代表の谷口です。
9/28に放送された、「池上彰のニュースそうだったのか!!」の中で、間違った内容が地上波テレビで普通に流れていました。
それは、
日本は借金大国のため、このままいくと”財政破綻”するという内容のものでした。
よく日本は借金が増えて国民一人当たりの借金が〇〇〇万円だから、将来世代は大変!なんて話を耳にしますが、それは完全に嘘の情報です。
池上さんが言っているんだから、間違えなはず無いだろう!と仰られるかもしれませんが、間違えています。池上さんですら間違えています。
こちらをご覧ください
これは、過去に日本の格付が海外の会社から”格下げ”されたことに対し、財務省が出した意見書です。今もこのページは見ることができます。
この(1)の箇所を拡大すると
はい、この通りです。
自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない。
と、財務省が言っています。僕もその通りだと思っています。
どういう事かと言うと、自分たちで通貨を発行できるんだから、借金なんてあってもまた新しく通貨を発行して返せるに決まってんじゃん!破産とかあり得ないでしょ!?って事です。
そりゃそうですよね、冷静に考えたら当たり前なんですが・・・
池上さん、テレビで間違ったことを言って大丈夫なんでしょうか?
国の借金(正確には政府の借金)とは、政府が発行する国債の残高です。現在約1,100兆円と巨額になっており、本当に大丈夫なのか!?と言いたくなる気持ちは分かります。
しかし、よく考えてみてください。
そもそも僕らの持っている”お金”って、政府が”国債”を発行して、それを日銀が、銀行経由で買い取るから生まれて流通するわけです。
では国の借金が問題と仮定して、借金を返済するにはどうしたら良いでしょうか?
それは、国民から徴収して返済していく訳です。(だから、増税をするわけなんですね。)
そうですよね。経済を回すために発行した”お金”が、借金と言われ減らせと言われたら、回収するしかありません。
ところがそんなことをすれば、世の中に出回るお金の量が減って、景気が悪くなってしまいます。
だから日本は景気が悪いのですが、この事実をどれほどの国民が理解しているでしょうか?
これを知らずに適当に選挙で投票していると、日本の経済政策はますます悪い方向へいってしまいます。
それにしてもなんで池上さんが、こんな”嘘”をテレビで言っているのか・・・
メディアって本当に恐ろしいですね。なんでも真実は自分で取りにいかないといけませんね。
今日もありがとうございました。
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