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第3回美少女争奪戦大会レポート

お疲れ様です
かけです。この記事を読んでいる人にはガノンドロフって言った方が伝わるかもしれませんね。
今回はポケモンと美少女ゲーム(エロゲ―)の大会、美少女争奪戦に参加したので、記録を残しつつ私のフォロワーの中で最も多い比率を占めるであろうスマブラ勢にエロゲ―文化を知ってもらおうという趣旨で大会レポートを書くという運びとなりました。

美少女争奪戦って何?

美少女争奪戦とは、簡単に言えば「優勝賞品として好きなエロゲ―がもらえるポケモン大会」です。
大会概要

配信アーカイブ

この大会の第1回はポケモン大会での勝者が景品としてDMMポイントを獲得するという形でしたが、第2回以降は「自分の好きなエロゲヒロインを200文字程度で紹介したり愛を叫んだりする」というレビュー大会が加わりました。
なお、本大会ではポケモン大会優勝賞金は4500円、レビュー大会の優勝賞金は7000円でした。これポケモンの部分いる?

構築経緯

ヒロイン選択

テーマは
「一番好きなヒロインをレビューする」
ということなので、きゃべつそふとの『アメイジング・グレイス』のヒロインの一人、キリエを採用しました。アメグレは私が他者の評価や評判を参考にせずに自分の考えのみで選んだ初めての江戸ゲなのでとても思い入れがあるんですよね。

キリエ かわいいね

レビュー文方向性の決定

先に話しておきたいことなのですが、私は今回結構ガチで勝ちを狙ってレビューを書きました。理由としては優勝すればレビューしたアメイジング・グレイスのプレイヤーが増えそうだなあと思ったからですね。あと7000円欲しいし
よって審査員の4人と視聴者の方により評価してもらえるレビューとは何かというのを軸に文章を考え始めました。
まず、前回大会優勝者であるナイトハルトさんの作品を研究してどのような文章が評価されやすいのかを分析しました。

前回優勝者のナイトハルトさんのレビュー

きも

これを見る限り、レビュー対象(この場合在原七海)の特徴を示す記述は最低限にまとめて残りは強め(言葉のパワーが強い)の文章でゴリ押す、という作風がベターであるといえるでしょう。ゆずソフトのゲームは基本的に全人類がプレイしているため魅力は伝わりやすいですが、きゃべつそふとのゲームはゆずに比べるとややプレイヤーは少ないということを考慮すると、選んでもらうにはより強めのゴリ押しが必要そうですね。

レビュー文の作成

『初見の人にも伝わりやすく、かつインパクトがあって面白い文章』なんてものはレビュー文に限らず一人で作るのは難しいということは想像に難くないでしょう。一発書きでそんなもん書くのは不可能なので今回私は5~6個くらいレビューを書いてその中から絞り込んでいくという手法を取りました。

最終的に残った候補はこの二つになりました。なお、この時点ではアメイジング・グレイスで書きたいということくらいしか決まっていなかったのでキリエと同じくらい好きなリリィ先生のレビューも入っています。

恋文系を提出する未来もあり得たってことです
リリィ先生 むっつりスケベ系のシスターさん

この二つで最終的に悩んだのですが、キリエの方を選択して提出しました。

レビュー文解説

そこのお前…..今俺を見て笑ったな….?じゃあ、アメグレ買おっか…

うわ出た

今回のレビュー文は

  • 内容はできるだけ少なく簡潔に

  • 特徴的な部分を一つ入れる

  • できるだけキモく

を目標に制作しました。

発表やプレゼンテーションなどで相手の知らない情報について説明をするとき、自分が伝えた情報と相手に伝わった情報が異なるということがしばしば起こります。この現象を少しでも軽減するためにキャラの特徴自体はそこまで目立たせずに簡潔に書きました。
次に特徴的な部分について、これは自明ですね。(ガノンドロフ)です。
ナイトハルトさんの作品が楊貴妃楊貴妃とかなり広く語られているため、とっかかりやすいポイントとしてガノンドロフさんに手伝ってもらいました。実際ガノンドロフさんはぬう゛う゛う゛んとか言わないですが空後や下強のボイスやアピールの時やforガノンの横スマが似たようなこと言ってた気がするのでOK
できるだけキモくの部分はもはや説明の必要はありませんね。この大会は人の評価によって勝敗が決まるため、純小説のような文章よりもキモさMAXの性犯罪者予備軍みたいな文章の方が記憶に残りやすく評価されやすい傾向にあるのです。これに関しては制度的に若干の問題点を孕んでいるのですが…

なお私はこの文章を書くために大学の講義中3時間ほどずっとルイズコピペとにらめっこしていました

大会当日

当日、私のレビューが発表されたのは30人中14番目。ちょうど真ん中くらいですね。主催でありレビュー音読担当のねがやまさんがちょっとかわいそうでした。

運営人の反応
バラさん「恥を….何もかも捨て去った…..頭の悪い文ですね….」
ナイトハルトさん「この200文字で分かったことはかけさんの頭がおかしいことですね」
ほたてがいさん「レベルが高すぎてちょっと….知的かどうか….」

視聴者の反応

何って….俺はただ愛を囁いただけだが?

ド ン 引 き

投稿者の反応

こいつバカか?


このレビューに限らず配信会場はとんでもない文章のオンパレード。
レビュー執筆時点で理論的に考えて書いため正直かなり自信あったのですが、それが揺らぐほどに強い文章ばかりで脱帽でした。
個人的に好きなレビューはあとでまとめます。

決選投票

最優秀レビュー決定の方法は、30のレビューの中から、運営陣4人が1人ひとつずつ選出し、その後視聴者投票にて残った4つから最優秀レビューが決まるという形になっている。
自信はあるが結果はいかに…..?


バラさん「バラが選んだのは、知性崩壊したガノンドロフのレビューをしてくださったかけさんです。」

や っ た ぜ

その後なんやかんやで挙げられた最終候補は以下の通り

バラさんセレクト
ほたてがいさんセレクト
ナイトハルトさんセレクト
ねがやまさんセレクト

これマジ?大会趣旨に対してレビュー文章が強靭すぎるだろ…

ここまで役者が揃ってしまえばあとは勝っても負けても文句はありません。てかこの人達こんなレビュー考えつくとか普段何食って生活してんだよ…
こんな異常者たちが健常者のフリして日常生活に潜んでるとかもしかして日本はかなり治安が悪い国なのかもしれない

こんな頭のおかしいレビュー大会、最終的に優勝したのは….?

1位と2位の差は約3~4票くらいです。接戦過ぎて草

負けたああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!


選ばれた4人含め参加者がどいつもこいつも強かったため誰に負けてもおかしくないとは思っていましたが、ここまで接戦で負けると流石にかなり悔しかったです。
結果発表の時はオナニーをしながら配信を見ていたのですが、余りにも悔しすぎて思わずチンチンから手を離してしまいました。サバンナだったら死んでましたね。

振り返り

結論を先に述べると死ぬほど楽しかったです。私のレビューが決選投票という名誉ある場に立てたことを抜きにしても本当に楽しい時間を過ごせました。主催のねがやまさんとナイトハルトさんを始め運営の方々、多くの怪文書を提出して頂いた他の参加者の皆さん、本当にありがとうございました。
次回があれば是非参加したいです!

ただ、今回の大会配信を通してレビュー大会の評価制度に問題があるかもしれないなとは少し思いました。
レビュー大会の本質は嫁を紹介するということですが、運営のセレクトや視聴者アンケートにおいて笑いに走ったレビューが注目されやすく、純粋に文章として優れたものが埋もれがちだと感じました。(この性質をある程度理解した上で悪用して評価を伸ばした私が言うのもおかしな話ですが…)
どのように制度を変えればこのような問題が解消できるのかは私の貧弱な頭では思いつきませんが、次の大会では純文学勢も評価されるような制度を設ける必要がありそうだなと思いました。

なにはともあれ多少の問題点はあれどポケモンやレビュー大会でエロゲ―を景品にするというのは素晴らしい試みなので、スマブラ勢もこれに習って似たような大会を開いてほしいところですね。

それでは最後にこの言葉で〆させていただきます。




アメグレはいいぞ



後付け

個人的に気に入ったレビュー

疲れたので以下常態

常盤華乃ぽけさんのレビュー。笑いをとる系レビューを問題点として挙げたものの、結局私は怪文書大好きだからめっちゃ刺さった。30人の中から優勝選べって言われたら間違いなくこれ選ぶと思う。
常盤華乃ぽけなのに華乃レビューしないのも文章が余りにもキモ過ぎるのも最後の(PCを起動)もすべてが狂おしいほど好き。

イイヅカさんのレビュー。最初の文章がもう面白い。普通は思いが募ってもラップにはならないんだよなぁ…
今回の大会で紹介された江戸ゲのうちやったことがあるのがハミクリとステラだけだったというのもありかなり気に入っている。あと韻の踏み方がやけにうまいから多分何度も読みながら声に出して作ってたと想像できるのも良い。

ハモさんのレビュー。推しがおばあちゃんになった時という江戸ゲではあまり触れられない遠い未来について注目している稀有なレビュー。これは星織ユメミライという作品に学生編と社会人編があるというゲームの特徴を色濃く出していて私はとても好きだ。運営人もどこまでがゲーム情報でどこからが妄想なのかわからなくなる巧みな文章作り。強すぎる。

れいんさんのレビュー。この大会ではかなり珍しいプレイヤー≠主人公の考え方に基づいた文章である。自分は藍先生と結ばれることが無いと認識していながらも一回だけでもデートがしたいという切なる願いが込められていて強い文学性を感じた。キモさ少なめ想いマシマシって感じ。


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