乃木クエ 特別篇2

特別篇第2話「真の蒼、復活」
第2自治区へ向けて移動中の蒼
蒼(奈央…元気かな…自分のことも知りたいから手紙書きたいけど…)ﾊｯ!
蒼(そうだ！これなら…)
蒼「カモンマジックエルフ」ﾎﾟﾜﾝ
美波「！？」
蒼「すいません…奈央と連絡取りたくて…」
美波「シスコンが過ぎるよ笑」
蒼「HAHAHA…」

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【第5自治区】
奈央「ふんふんふーん」
？？？「ﾅｵ!ﾅｵ!」
奈央「これは…お兄ちゃんの！？」
蒼(手紙)「奈央。久しぶり。元気してるか？この前はいきなり夢に出てきたから驚いたよ。でもそのおかげで記憶が少し戻ったよ。ありがとな。色々聞きたいことあるから知ってたらこれらについて教えてくれないか？」
奈央「うーん…どうしようかな…」
                       数分後
奈央「これでいいかな…エルフさんお願いね。」

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【第2自治区手前】
エルフ「ｱｵｲ!ﾅｵｶﾗﾉﾍﾝｼﾞ!」
蒼「おっ。意外と早かったな。サンキュー」ﾎﾟﾜﾝ
美波「返事？」
蒼「はい。内容は…」
奈央(手紙)「お兄ちゃん。元気そうで良かったです。お兄ちゃんの事はこちらでも大きく取り上げられてるよ！人気者だね笑。～中略～ここからはお兄ちゃんが気になってたやつだけど…
・お母さんは私たちが生まれてすぐ死んでる
・お母さんから受け継いだ回復魔法を2人とも1つは持っている
・私たちは純粋な人間では無い
以上！これで記憶戻ってくれたら嬉しいなぁ…大好きだよ！お兄ちゃん❤」
蒼・美波「！？」
蒼「僕が…純粋な人間じゃ無い…？嘘だろ…？」
美波「手紙と一緒に何か付属してる…」
手紙には綺麗なターコイズブルーの色をした何かの欠片が付いていた。
蒼「これは…龍の鱗かな？」ﾄﾞｸﾝ
ﾄﾞｯﾄﾞｯﾄﾞｯﾄﾞｯﾄﾞｯﾄﾞｯﾄﾞｯﾄﾞｯ
蒼「あれ…目の前が…」ﾊﾞﾀｯ

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蒼「母さん！母さん！」
奈央「お母さん！うわぁぁぁん！」
？？？「蒼！奈央を連れて逃げろ！」
蒼「でも…父さんは！」
蒼父「俺はどうなってもいいからお前達はこの人間界で生きろ！もうお前たちを苦しめたくはないんだ…お前達が兄弟であること以外の記憶は全て消す。記憶が消え次第行け！」

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…くん。…いくん。
美波「蒼くん！」
蒼「あれ…？ここは…?」
美波「良かった〜。いきなり気を失った時はびっくりしたんだからね？」
蒼「…すいません。」
？？「やれやれ。やっと復活だぜ。」
美波「蒼くん？」
？？「あんたが蒼と一緒にいる女か…」
エ「申し遅れた。俺はエレメンタルドラゴン、蒼のもう1つの姿だ。」
蒼「ドラゴン…復活したのか。」
蒼「これからまたよろしくな。」
エ「よし。行くぞ！」
to be continued…

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美波「きゃっ…」ﾄﾞｶﾞｯ
蒼「くっ…」(身体が…動かない…！)
蒼「ｸﾞﾊｯ…ｶﾞﾊｯ…」
蒼(皆…ごめん…)ﾊﾞﾀｯ
蒼と美波に訪れる大ピンチ。果たして彼らの運命は！？
次回もお楽しみに！