ブレーメン杯での出会い 前編

はじめに

こんばんは、案山子です。
GGSTガチマジ初心者サーバーにて「シュンタックス文学賞」が開催されているので、せっかくだし何か書いてみようかなあ、と思いnoteを綴ってみました。あとおひねりがほしいので。


ちなみに私がGGSTを買ったのはブリジットが加入して安くなってた時で、本格的にプレイし始めたのは1月中旬からです。

今回はそんな自分が、サーバー内で行われたブレーメン杯に参加した際に出会ったチームメイトの話をしようと思います。思いのほか長くなってしまったので、前編と後編に分けております。


尚、この記事に出るチームメイトの名前について、事前に使用許可は頂いています。本当にありがとうございます。

そもそもブレーメン杯とは?

GGSTガチマジ初心者サーバーにて月1で行われる、3on3のチーム戦のことです。

○チームの組み方について

前回までのブレーメン杯では、サーバー内で仕分けされているロールのうち、超たまご・たまご(1階〜6階層)ひよこ(7階〜9階層)にわとり(格ゲー歴1年以上または10階)3人でチームを組むというルールでした。(私が参加したのはこのルールです)
※今回開催されるブレーメン杯のルールは「同キャラで3人組む」というものです。

○対戦形式について

スイスドローという、勝っても負けても全員が同じだけ戦える試合方式です。リーグ戦とは違い、試合を重ねる毎に勝敗数が同じ(=実力が同じ)チームと試合を行うことが出来ます。


参加を決意するまで

私がブレーメン杯の存在に気づいたのは、初めてサーバーに入って自己紹介した翌日のことです。その時には、ブレーメン杯当日まで1週間と少ししかありませんでした。

当時私は5~6階に生息してるたまごでした。
しかし、本番までの時間がなかったのが逆に功を奏したのか、「ボコボコにされそう」「チームに迷惑かけそう」「知識も何も無い上にコミュ障だからまともに話せなそう」などといったマイナスな感情はあまりありませんでした。それよりも「スイスドローでやってみたい、同じ位の人と戦いたい!」という気持ちが強くなっていました。


ただ、あくまでチキン野郎なので、自分から声かけるのは怖く…とりあえずスプレッドシートに情報だけ書き込んでおきました。


まあ、出てみたいけど期限も少ないし、声掛けられなかった時は仕方ないよね、というくらいのモチベでいました。というか本当に出たいならスプレッドシートだけじゃなく募集チャットにも書いとけ

チームが結成されるまで

すると、その翌日にとある人から「一緒にやりませんか?」と連絡をいただきました。
募集チャットには書かずスプレッドシートのみで済ませていたチキンの私に対して、わざわざスプレッドシートを確認して、個別で連絡をくださったのです。
その方がこの後に登場するnakegoaさん(以下:なけごあさん)です。


初めは夢かな?と思ったけど勿論現実だったので、ぜひお願いしますと回答しました。先方もたまご枠の人員が足りなかったらしく、見事にフィットしました。

こうして、

たまごの私(案山子)→テスタメント

ひよこのなけごあさん→ポチョムキン

にわとりのルサンチマンさん→ソル

のチームが結成されました。


名付けて、「見ないで昇竜余裕でした」チームの誕生です。
勘のいい方はお気づきだと思いますが、見ないで昇竜余裕でしたと言いつつ気軽にパナせる昇竜を持ってるのはソルだけ。


出会ったチームメイトとの思い出

前置きが長くなってしまいましたが、ここからは出会ったチームメイトとの思い出について、ブレーメン杯の様子を交えながら話していこうと思います。

○なけごあさん

ポチョムキンのこのモーション可愛くないですか?

当時のひよこ枠ポチョムキン使いで、見ないで昇竜余裕でしたチームのリーダーです。
本人にリーダーという認識があったかは分かりませんが、メンバーを集める、トナメルに登録するなど色々動いてくださったので勝手にリーダーということにしておきます。

正直ポチョムキン使いとのことで人の良さどうこうよりポチョムキン怖いが勝っていました。(なんならポチョムキンは今も怖い)。
最終的にはやっちゃえ!ポチョムキンという気持ちでしたが、序盤は怖すぎてなけごあさんがポチョムキンバスターを決める度に喰らう側の気持ちになって「うわあ……」とか言っていました。

にもかかわらず、何も言わずにいてくれました。コマ投げ使いがめちゃくちゃ優しいと言うのは迷信じゃなかったんだ……。


とはいえ正直私の行動は褒められたものでは無いので今この場を借りて謝罪します、本当に申し訳ありませんでした。


なけごあさんからは、主に私の手癖の部分についてのアドバイスをいただきました。あとテンションゲージを黄キャンに回すでもいいから使おうとも。
実際、私がこの2つを実践できていたかはだいぶ怪しいですが……。それを一切責めない上に、勝った時にはナイスと言ってくれました。優しい。

更に、私が練習試合でとあるブリジットに2ラウンドP負けして心が折れかけ、翌日トレモに篭もるのでチームのVCにいますとか言う今考えるととんでもねえ発言をしたところ、来てくれた上に話にも付き合ってくれました。人が良すぎるにも程がある。



余談ですがなけごあさん、ブレーメン杯が終わるまでにいくつかファンメールという名の「次は絶対○す」宣告を貰っていました。しかしそんな状況下でも割とほんわかしていたなけごあさんのメンタル、強すぎるので私も見習いたいと思います。





○ルサンチマンさん


見ないで昇竜余裕でした、という事で


ニワトリ枠のソル使いです。元々別の格ゲーをやられていたそうです(P4U2だったかな?)。

明るくて、私のコミュ障が吹き飛ぶくらい話しやすい方でした。


ルサンチマンさんは、自分にギルティの知識は無いからと、自キャラであるソルの知識を伝授してくれました。分かってはいても上手くできない私に根気強く教えてくれました。このチーム聖人しか居ないのか???


また、練習試合や本番での応援も常にテンションが高く、最初は自信がなさすぎて応援の声が小さくなってしまっていた私も、気づいたら彼につられて大きな声を出していました。その事がきっかけでチームメイトを応援をするのってこんなに楽しいんだということを知りました。
応援のパワーって凄いなって思ったし、その事に気づかせてくれた人なのです。


そんな彼について最も印象に残ってることは、ブレーメン杯当日に、チームで初めて私が勝った時に私以上に喜んでくれたことです。
対戦に勝てたことも相まって、嬉しすぎて泣きそうになったのは内緒の話。



まとめ


2人に共通して言えることですが、ことあるごとにたまごの私を褒めてくれて、負けても気にしないでいてくれました。何回も言いますが、本当に優しかったのです。
だからかこのチーム、実は2回戦まで全員負けていたにも関わらず、すごく明るい空気感でした。
とはいえ2人共負けず嫌いで、チームメイトが負けるのは本当に気にしてないけれど、自分が負けると悔しいという気持ちを口に出していました。したがって、自分だけ個人の勝ち負けを気にしていたらどうしよう……と考える必要もありませんでした。本当にいいチームでした。

このように、初出場のブレーメン杯では、エントリーが締切ギリギリだったとは思えないほど沢山のことを学ぶことができ、沢山対戦もでき、なにより全力で楽しむことが出来ました。
勿論、対戦に負けて悔しいという気持ちもありましたが、それよりも参加してよかった、楽しかったという気持ちの方が圧倒的に強かったのです。
(個人戦績:3勝3敗、チーム戦績:2勝4敗)

本当に居心地が良すぎて、大会が終わってお別れする時は名残惜しい気持ちでいっぱいでした。
最後に、「2人に追いつけるように頑張るので、もし追いついたらその時は対戦お願いします。」とチャットを残して1回目のブレーメン杯は終わりました。

改めて、私をチームに誘ってくださってありがとうございました。





……なんだか終わりみたいな空気感を出してしまいましたが、こんな調子で2回目のブレーメン杯についても触れていきます。
というわけで後編に続く!

#シュンタックス文学賞
#GGST

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