見出し画像

渋谷・リトルショップのスペシャルカレーは全然リトルじゃない

本日、東京それも渋谷に用があったので久々に渋谷のリトルショップのスペシャルカレーを食べる事にした。
久々と書いたので補足しておくと、大学4年の就活時に渋谷で説明会があったのでその時にリトルショップのカレーを食べた以来となる。

今日の東京は雪でも降ると言われていたくらいで当たり前のように雨が降っていた。

渋谷駅から歩いて10分ほどでリトルショップに到着する。
記事上では渋谷と書いているが、京王線の神泉駅から歩いた方が断然近い。
以前来た時やネットの情報から並ぶ事を覚悟していたが、雨天且つ12時前だからか店外には誰も並んでおらず、着いて早々入店する事が出来た。

入店して少しして注文を聞かれるが、ここリトルショップでは余程の事情がない限り考えるまでもなくトッピング全乗せのスペシャルカレー一択である。
何故なら他のかつ+ゆで玉子カレーや気まぐれカレーが¥700なのに対し、スペシャルカレーは何と僅か+¥100の¥800という価格破壊ぶりだからである。
しかもこの価格、増税や原材料の高騰がありながらも渋谷という立地で創業当時から一切値上げしていないらしいから、驚くほかない。
実際、周囲の殆どの客もスペシャルカレーを食べていた。

スペシャルカレーを注文してからはLINEマンガで期間限定無料の東京大学物語を読む。
水野遥ちゃんみたいな天真爛漫で剽軽な娘と付き合いたい人生だった・・・。
なんて事を読みながら考えていたら、注文して約20分後にスペシャルカレーが登場。
相変わらず暴力的なビジュアル&量である。
ルーが皿から溢れんばかりにぎっちぎちでスプーンを入れたら、溢してしまうレベルだった。

そんでトッピングされている具材がまた凄い。
とんかつや唐揚げに目玉焼き辺りはよくあるが、ミニトマトやひじき、厚揚げにほうれん草ときたものである。
しかし、ここリトルショップのカレーは和風出汁テイストなので不思議とどんな具材をも受け止める懐の広さを感じる。
そんなカレーは他では味わえないような、先述したように和風出汁の効いた優しい美味しさなのである。

最初は夢中になって食べ進めていたが、半分を過ぎた辺りから苦しさも襲ってきた。
いかんせんやはり量がデフォルトで多いので、完食しようとなると気合と根性も要求される。
しかし、カレー自体はくどさがない甘口なので最後まで食べても飽きる事はなかった。

気まぐれに卓上にあった福神漬けやカレースパイスを投入してみたが、個人的には味変しない方が良いという結論になる。

そうして食べ続ける事20分・・・遂に完食!
いやぁ満足感の高いカレーだった。
それにしてもこのスペシャルカレーは本当にコスパの鬼だなとつくづく思う。
大学4年の時と今日の2回とも無事完食できたが、これから年齢を重ねていくうちに完食できない時が来るかもしれない。
そう考えると、若い内に後1回くらいはスペシャルカレーを食べておきたいものである。

完食して店を出た時には12時を完全に回っていたので、この雨ながら外に10人くらい並んでいた。
恐るべしリトルショップ・・・。

しかし、リトルショップと謳っておきながら、カレーは全然リトルじゃなくて巨人だったな。

胃袋に自信がある人は渋谷に行った時にでもリトルショップのスペシャルカレーを食べてみてはいかがだろうか。
ちなみに筆者はまた味を忘れた頃に行きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?