仕事とは

この春の新人がぼやいていたのを聞いて「いやいや」と心中で思ったので文章にした。

主張
私は(仕事)の(やりがい)について(実際にやっていくなかで育てるべき)と考えます。

根拠
なぜなら(仕事を選ぶやつは口だけで使えないもの)だからです。

権威付け
(2015年のミシガン州立大学が「好きなことを仕事にする者は本当に幸せか」というテーマで実施した大規模調査)によれば(好きなことを仕事にするのが幸せだと考えるタイプと仕事はやってるうちに好きになると考えるタイプでは、5年後の幸福度・年収・キャリアは後者の方が高かった)とされています。(研究チーム曰く「好きを仕事に」タイプは、仕事を探すのは上手いが実際にはどんな仕事も好きになれない、好きな仕事の嫌なところばかりがクローズアップされてギャップを感じるのだといいます)


具体例
(このことは私の実感としても間違っていません)例えば(大学を卒業して新卒で入ってきた新人たち)です。(夢を抱えて会社にやってきて簡単な仕事しか貰えずに腐るという話はごまんと聞きます。しかしコールセンターの現場管理者をしている立場の人間から言わせてもらえれば、その仕事が本当に出来るかどうかなどは幾ら経歴が凄そうに見えても実際にやらせてみないと分かりません。そして経歴が凄かろうと使い物にならないというのは往々にして起こるのです。)

事例
かつて(部下にコールセンター長を経験した人間が配属される)ということがありました。(私として「すごい、即戦力になりそうだ!」と考えたわけですが蓋を開けてみればPCの操作は出来ない、獲得は出来ない、助けを求めない、とSV泣かせでした。そんな人間よりも経験がなくともPC操作が普通にできる、困ったらちゃんと助けを求められる、常に自分のやり方の改善をする、なんなら改善策を提案してきてくれる、そっちの方が何倍もありがたいのです。)

疑問
確かに(採用に際して会社側がどんな仕事なのか伝えきれてない)という面はあります。(だから需要と合わない人が来る。思ってたのと違うとギャップを感じる。)

疑問への反論
しかし(そもそもとして仕事というのは変化するもの)ではないでしょうか。(伝統工芸の世界だって今は変わることが求められています。なぜならそうしないと生き残れないからです。つまり採用/入社の時の話がいつまでも真であると考える方が甘いのです。もっと言えば採用する人間は現場の人間ではないのでズレるのは当然なのです)

主張の繰り返し
それゆえ(仕事は、ブラックを避ける事前調査は必要ですが、「とりあえずやってみる」「好きになれるポイントを育てる」という姿勢で従事)すべきなのです。

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