noteからのメールでnoteを好きになった
「読書の秋2020」投稿コンテストで、僕の作品がnote賞を受賞しました!やったー!
note公式による結果発表の記事
note賞を受賞した作品
これもひとえに、今この文章を読んでくださっている皆さまのおかげです。皆さまが僕の文章を読んでくださることが僕のモチベーションです。ありがとうございます。
梶井基次郎の『檸檬』は、僕が本を好きになるきっかけになった小説なので、この小説と共に賞がもらえてとても嬉しいです。国語の教科書にも載るほどの王道の小説について書いたnoteが、一定の評価を貰えるのは僕の自信になります。
『檸檬』は自分で好きに選んだ本ですが、課題図書の森見登美彦『四畳半神話大系』、伊藤亜紗『目の見えない人は世界をどう見ているのか』についての文章も投稿していました。こちらは受賞できなかったのですが、自己評価は高く、気に入っています。
note賞ということで、先日note社から賞品としてオリジナルグッズのセットが送られてきました。
noteのロゴが入ったTシャツとトートバッグ、noteが出版した新書とノートです。どうですか?けっこうかわいいですよね?
note社から「賞品としてnoteのオリジナルグッズをお送りします」とメールが来た際、どんなヘンテコなグッズが送られてくるのかなと、逆の意味の期待をしていました。
というのも、企業のオリジナルグッズとなると、知らないマスコットキャラクターがプリントされた絶対使わないマグカップとか、ロゴの入ったやけに軽いボールペンとか、誰も喜ばないグッズになることが往々にしてあるからです。
ですが、note社から郵送されてきた茶色の紙袋を開けると、予想以上にかわいいグッズが入っていて、noteをさらに好きになりました。
特にTシャツはnoteのロゴがワンポイントで刺繍されてるだけで、とても好感を持ちました。
思えば、noteが従来のブログと異なる部分は、その「デザイン性」です。
一般的なブログには上下左右に広告が張られ、様々な色、フォント、大きさの文字が使われ、背景やリンクボタンも運営者の好きにデザインされています。一方noteは、白の多い余白のあるデザインで、文字についても色は黒一色で、フォントはゴシックと明朝の2種類、大きさも大きいか小さいかの2種類です。
このシンプルなデザインのおかげで、noteに投稿された文章や写真、イラストは、世界観を邪魔されずに伝えたいことを主張できます。
note社のミッションは「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする。」だそうです。
noteの余白のあるデザインは、note社の創作を手助けするミッションに乗っ取ったものでした。
そしてこのデザインは、彼らのオリジナルグッズにも同様に波及されていました。ダサグッズが送られてくると思っていてごめんなさい。
今回、note社から送られてきた受賞を知らせるメールには
「にしきれおさまの作品が、note賞の受賞作に選ばれました!」
と書かれていました。このメールを読んで「あ、僕は『作品』を書いていたんだな」と気付かされました。
多くの方がnoteに魂のこもった投稿するのは、note社がそれらを「作品」だと捉えて、リスペクトを持って運営してくれているからなのだと思います。
今後もたくさん「作品」を書いていくので、是非読んでください。コメントもしてくれるとすごい嬉しいです。
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