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人生の前祝い


ああ俺の人生に万歳
最高に心地いい音楽の中で、緑に囲まれて海の見えるこの寝床で
心から愛して愛してくれた奥さん、子ども、孫たちに囲まれてあの世へいけるのがほんまに嬉しい。

こんなに心が平安で自由でいれるんがほんまにありがたい。。

人生はほんまのほんまにおもろかった。マジでサプライズ。

世界中旅して、地球上に大好きな人たちがたくさんできて、みんなからたくさん学ばせてもらった。
みんなと関わるといつも刺激的で、自分でいられた。
人生は旅で、旅が人生そのものやった。

地球はほんまにカラフルで、みんな生きてた。
国を超えると色が違って
街をまたぐとこれまた色が違って
同じ場所にいるどの人も自分だけの色をもってて
その人にしか見えていない世界がたしかにあった。

それ見てなんか嬉しい気持ちになって
地球に生まれてきたことがほんまにありがたくて。

そして、お母さんを通して、命を授かったことがほんまに嬉しい。
お母さんがほんまに幸せそうな顔で「人生最高やった」って
笑って逝ったことがほんまに嬉しいし、ほんまに誇り。

自然の偉大さ、美しさ、包み込む優しさを感じられたことで、世界が変わった。
どこにいても、何をしてても、自分のことを見てくれていて、心から安心できた。

母なる大地
ストレートな愛をくれる太陽
向き合うべきものを教えてくれる先生は山々
ただただいつも恋をさせてくれた空と海

俺は、自由を求めてきた人生やった。
自由はいつも目の前にあったのに、そこへ行くんのにはいつも恐怖があった。

闇の奥にたしかにある光へと向かい続けることは
まさに俺の人生のテーマそのものやった。

唄うことが好きやった。
仲間と森の中で火を囲んで
呑んで、語って、唄うこと以上にエモい間はなかった。

どんなに一流のシェフがつくったとしても
みんなで育てた野菜で、みんなでつくった味濃ゆいシチューを超える味はなかったでな。

学生時代、カンボジアに学校を建てたことに始まり
自利丸出しでアホで、でもなんか周りがあったかくなっちゃうようなことを
クレイジーで思いやりのある奴らとガムシャラにやってる時間が愛おしかった。

恥の多い人生やった。でも恥が俺に生きてる心地を味わせてくれた。
涙の多い人生やった。気持ちを抑えず、湧き上がる気持ちを大切にできた。
嫉妬の多い人生やった。ジェラシーが自分を動かす燃料になった。
傷の多い人生やった。自分の中にある傷が人の気持ちを分からせてくれた。

心の中の自分との対話ほど重要な時間はなかった。
ある意味、心の中の自分を癒して、喜ばせることが生きがいにつながっていた。
あの時、山の中で、心のなかにいた小さい小さい自分に気づくことができてほんまによかった。

小さい頃の自分は発達が遅れていた。
ハサミが使えなくてよく居残りさせられてたっけ。
そんな自分を、いつも静かに深く優しく愛をくれたお母さんには
ほんまにありがとうという言葉では足らないくらいの気持ちがこみ上げてくる。
それでも、ほんまにありがとうなあ。

人はまだ魂の時、母親を選んで地上に生まれてくる。
俺は今でもこれを信じているけど、お母さんを幸せにするために
ある意味生まれてきたところがあると思う。

お母さんの自分の夢に対する諦めを聞くのが悔しかった。
そんな世界を、自分がスゴくなって、変えたかった。

それこそが根底の情熱の源泉やったんかもしれない。

教育に捧げた人生やった。
ただただ周りの人にワクワクしていて欲しかった。
あきらめを感じるんが寂しかった。
目の前の人に向き合い続ける中でどんどん影響の輪が広がっていった。

たくさんのやりたいを応援した人生やった。
自分のたくさんのやりたいを応援してもらえた人生やった。

傷を癒しあえる関係、やりたいを応援しあえる関係
そんな関係に恵まれた人生やった。

コーチングと出逢えたことは俺の人生にとってほんまに大きい。
はぐくむに出逢えたことはそれ以上に大きい。

はぐれ雲に出逢えたことは俺の人生にとってほんま大きい。
自分が喜ばせたい、力になりたい人がわかった気がした。

俺が生きている間に、ここまで世界に変化が起きたことが嬉しい。
俺にはこの変化がたしかに見えるよ。

人生に希望を持ってワクワクしていて
愛をもって、願いを表現し、一隅を照らしている人たちで溢れていることが嬉しい。
そのおかげで俺の人生の豊かさがもうフサフサ。最高!!

お互いが傷を癒し合って、お互いのやりたいを応援し合ってる
そんな対話、関係性が世界中に溢れたことがほんまに嬉しい。

そこに自分自身が貢献できたって誇りを持ててることに胸の高まりがやばい。

もちろんまだまだ、もっとこうなったらなあってことはいっぱいあるけど
俺自身が受け継いだ意思を、受け継いでくれる子どもたちがこんなにたくさんいるから
全然心配してないし、未来はもっと良くなるって確信できる。

歴史は、始まりから今日までずっと進化し続けてきた。
もちろんたくさん過ちもあったやろうけど
歴史の中にいた人たちが生きた証としてバトンパスを繰り返してきた。

自分自身もバトンをしっかりとつなぐことができたことが誇り。
それも自分色に、ええ感じに染められたことがお気に入り。

自分の遊び心とぬくもりが大好きやった。
真面目に価値を提供するだけでは届かないものがきっとある。
自分の中にある信念を、どう届けるか?
この問いに満足した答えを見つけるのにはかなり時間かかったなあ。
正直まだ満足していないところもあるのが本音。

人の心を動かすのに、アート性は欠かせなかった。
それも遊び心とぬくもりは欠かせなかった。

表現方法にこだわり続けたことが、今の成功を生んだと確信してる。

あるアーティストが言ってたように
俺が子どもの時は、答えのある問いばかりを教えられてきた。
そんなもんなんかに用はなくて
知りたかったのは、正解なんかどこにもないものばかりだった。

正解なんてないからこそ、人生の可能性は無限大で
みんな見えてる世界が違うからこそ、誰もが人生の主人公になれて
愛があるからこそ、人とつながることができて
人とのつながりによってシナジーを起こせるからこそ夢が叶う。

そんなことを信じて生きてきて
死ぬ間際になって、それが自分だけの正解だったことに気づけた。

その信念を、自分自身こそが一番信じたかった。
そんな人生やった。

自分に嘘をつかなくてよかった。
自分の心の声に正直に生きてよかった。

今なら、腹の底から言える。

「人生は素晴らしい、可能性は無限大、人生万歳」

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