ウマ娘にハマった男が牧場で働き出した2-3

おはようございます。
エリザベス女王杯の興奮冷めやらぬ、空気は冷たいですが気持ちはあったかい朝です。

勝ったブレイディヴェーグや2着、3着の馬たちもよく頑張りました。
マリアエレーナが無事であるかどうかが心配です...。


今回は題名通り2-3ですのでもし読まれていない方がいれば本編の2-1からご覧ください。

では始めます。
前回は昼休憩までお話ししました。
昼休憩後もボロを取り、水を換えます。
馬の作業を終えると雨や晴れ、またら季節によって変わるのですがその1例として牧柵修理を説明します。

馬の牧柵修理はお金に余裕がある牧場なら外注して業者にやってもらうところもあるのでしょうが、私が勤めている牧場はなんせお金がありません。
ですので自分たち職員が牧柵を修理します。
今回はその牧柵修理の説明で終わってしまうと思いますがお付き合いください。

牧柵は木でできているため5〜8年、10年はもたないでしょう。ぐらいの月日で劣化してボロボロになってしまいます。
牧柵を修理しなければ馬が簡単に劣化した牧柵を破壊してでていってしまいます。
よくタニノギムレットが牧柵を破壊していますがあれ結構修理するのたいへんなんですよ。笑

修理の仕方としましては幸いなことにうちにはユンボがありますのでユンボで牧柵の主柱をぬきます。

そして抜いた箇所をユンボで60cmほど掘ります。

そして必死になって担いできた牧柵の主柱を穴の中に入れユンボで埋めます。ユンボで埋めきれないところはジョレンという道具やスコップで埋めます。

そして地面を固め、主柱がぐらぐらと揺れないしっかりと固定されているかどうかをみます。

それを何本か行い、次は横の牧柵です。
横の牧柵は主柱よりは軽いためもちやすくそれを担いで修理していきます。
言い忘れていましたが牧柵の主柱を抜く作業の前に横の牧柵もインパクトという道具で釘を抜き外しています。

横の牧柵を埋め立てた主柱にあてインパクトで釘を刺していきます。長さとかも調整しています。

そうしてしっかりと止まっているかどうかを確認して完成です。

簡単に書いていますが職人技なので結構難しいし大変です。
いろんな技術と知識が必要となります。


では今回はここまでとさせていただきます。
なかなか終わりませんがまだつづきます。

ではまた

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