ウマ娘にハマった男が牧場で働き出した4

ご無沙汰しております。
本日は馬の性格についてお話しさせていただこうと思います。

人間と同じように馬にも色々な性格があります。
臆病な子、のんびりした子、ツンデレな子、勝気な子などといったように、馬一頭一頭が違う性格をしています。
そのため馬の仕事をしている人間であれば馬によって違う対応をしなければなりません。

例えば去勢されたせん馬などの子は性格がおとなしくなるのは良いのですが、とても臆病になります。周りのちょっとした音(人間には聞こえない音)で不安になり精神的に不安定になる傾向が強いです。
その代わり優しくすればするほど軽く叱るだけで噛まなくなったり、甘えてくるようになります。

牡馬の場合はそうはいきません。
性格は堂々としています。音に怯えるのは一緒ですがその度合いが違います。せん馬が怯えるような音でも気にせず堂々としていることの方が多いです。
そのかわり自分は強いんだぞと大きく自分を見せる子もいて噛もうとしたところを叱ったところで反発する子や何度も同じことを繰り返す子もいます。

世話をする分にはせん馬の方がやりやすいですが馬のメンタル面を考えるのであれば牡馬の方が良いと言ったようになります。

そして性格によってもこの子は強く叱っても問題のない子、この子はとても怖がりで精神的に強くないからあまりしかってはいけない子、叱ったらとても反発してきてスタッフが危ないのであまり叱ってはいけない子などと言ったように対応を馬個体によって分けなければなりません。
そのため馬の仕事をする。特に引退馬の仕事をするのであればまず馬個体をどんな性格をしているのかを把握することから始めましょう。

マイナスな話ばかりしましたが甘え方もさまざまです。なにか要求がある時だけ甘えたりする子や本当に好きだから甘噛みしたりすりすりしたりしてくる子もいます。馬の仕事をしていく上で馬と仲良くなってくることがわかる。この瞬間が一番幸せな時だと言えるでしょう。
ぜひみなさまにも一度でいいので味わってもらいたいものです。

今回は以上となります。
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ではまた

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